ローランド・フェスティバル2018
[Vドラム/アンサンブル]ファイナル

ROLAND FESTIVAL 2018 FINAL

2019年3月2日・3日の2日間に渡り、大阪・豊中市立文化芸術センター アクア文化ホールにて、ローランド・フェスティバル2018のVドラム・ステージおよびアンサンブル・ステージのファイナルが開催されました。
Vドラム・ステージは、大人顔負けのテクニックとパワフルなドラミングを披露するキッズドラマーから、ひさしぶりにドラムを再開したという社会人の方まで、のべ40名がエントリー。大きな舞台でのドラミングを楽しみながらグランプリを競い合いました。
ローランドの電子楽器を使ったアンサンブル演奏を披露するアンサンブル・ステージには、20組のべ81名が参加。話題の新製品を投入したり、ツインドラム、メンバー全員がピアノとドラムの2役をこなすなど、楽器編成やアレンジ、衣装など、それぞれのグループがこだわりや個性を表現したステージを展開し、大いに盛り上がりました。

Vドラム・ステージ入賞者の皆さん
アンサンブル・ステージ入賞グループの皆さん

審査員

●3月2日(土)
山崎 彰 氏(ドラマー)
横尾 彰 氏(株式会社リットーミュージック『リズム&ドラム・マガジン』編集長)
唐澤 裕典(ローランド株式会社RJSカンパニー社長)
●3月3日(日)
熊埜御堂 可奈子 氏(オルガニスト)
國米 眞規子 氏(ポピュラー・ジャズピアノ科指導スタッフ講師)
唐澤 裕典(ローランド株式会社RJSカンパニー社長)

Vドラム・ステージ入賞者コメント

小学生A部門

グランプリ安村 帆夏さん
(和歌山県)[Kill the King]

演奏曲『Kill the King』は、「ツインペダルがカッコ良く、通常のリズムもしっかりしていて二面性のある曲だから」と先生が選んでくれました。先生は叩き方や音量の出し方、キメの部分をいい加減にしないことなどを重点的に教えてくださり、裏拍を完全にマスターできるよう自主練習も重ねました。「楽しく気持ちよく演奏するぞ!」と臨んだ本番の演奏は今までで一番良かったです。会場のみなさんをロックの世界へ引き込めたと思います。2017年大会のファイナルでは入賞を逃して悔しい思いをしたので、グランプリに選ばれて、めちゃくちゃうれしかったです。先生もとても喜んでくれて、「間違いなく忘れられない1日になった」と言ってくれました。これからはもっともっと難しいリズムやパターンをマスターしたいのと、同じくレッスンを受けているオルガンでも結果を出したいです。

準グランプリ国寄 心咲さん
(滋賀県)[shit dance]

演奏曲『shit dance』は、先生が私に合う曲をと選んでカッコ良くアレンジしてくれました。「練習では120%の出来になるよう取り組み、本番はリラックスして演奏しよう」と先生からアドバイスを受け、練習では動画を撮って直すべき点を何度も確認しました。家で練習していると、妹が私の演奏に合わせて楽しそうに踊ったり、ピアノを弾いたりしていたので、「本番は客席のみなさんが踊りたくなるくらい楽しんでもらえるように演奏しよう」と思ったのと、ドキドキ以上に、ファイナルというすばらしい舞台で演奏できることにワクワクしました。入賞してたくさんの人が「おめでとう」と言ってくださって、先生も「1年前と比べてすごく成長したね。練習をがんばったからだね」とほめてくれました。レッスンを受けているドラムもピアノも、今よりもっと上達したいです。そして、ドラムやピアノ以外のいろいろな楽器にも挑戦したいです。

小学生B部門

グランプリ川口 新太さん
(和歌山県)[Jump]

演奏曲は、先生がいくつか候補を出してくれたものの中から、自分が気に入った『Jump』を選びました。ギターソロから盛り上がっていくところが、特に気に入っています。練習では曲の盛り上がるところを力強く叩くように工夫しました。先生は“難しいフレーズやタイミングに引っ張られてリズムがブレないように心がけて演奏すること”を教えてくれました。「これまで練習してきた中で一番の演奏をしよう」と思って臨んだ本番のステージでは、練習の成果をしっかり発揮でき、一番上手に、気持ちよく演奏できました!グランプリ受賞は、今までで一番驚いて、とてもうれしかったです。先生が自分のことのように喜んでくださり、家族や友だちも「すごいね」と驚き、喜んでくれました。これからはドラムでいろいろな曲調の曲を演奏することに挑戦したいです。将来は、世界一のプロドラマーになりたいです!

準グランプリ山下 恭汰さん
(鹿児島県)[GOLD & JIVE]

演奏曲『GOLD&JIVE』は、アニメ『ワンピース』の映画で流れていて気に入って、今回演奏したいと先生にお願いしました。ファイナルに向けた練習では、毎回本番のつもりで1回1回を大切に集中して叩きました。本番はドキドキとワクワクの中、「家族の期待に応えられたらいいな」という気持ちで臨みました。いつもどおりに叩けたと思いましたが、後で録画を見たら、気持ちよく叩きすぎて前に走り気味でした。準グランプリに選ばれて嬉しさがあふれましたが、後で悔しい気持ちの方が強くなりました。でも、入賞を伝えたおじいちゃんとおばあちゃんがすごく喜んでくれて、「当日の動画を何度も見てるよ」と言ってくれました。自分は悔しい結果だったけど、家族や友だちが喜んでくれたことが一番うれしかったです。今はジャズが好きなので、いろいろな曲を演奏してみたいです。そして、たくさん練習して、またグランプリ受賞を目指します。

審査員特別賞伊藤 奏介さん
(愛知県)[take a look around]

『take a look around』は、リズムやメロディーのメリハリがカッコ良いところが気に入っていて、サビの部分を思いっきり演奏したくて選びました。ファイナルまでは毎日練習を重ね、難しいフレーズができるようになるまで、先生が何回も一緒に叩いて教えてくれました。本番は緊張したけど、初チャレンジでファイナルに出場できたので、“全力で思いっきりやるだけ!!”という気持ちで、“賞を取るぞ” ではなく、“自分が満足する演奏をしよう”と臨みました。今までで一番上手に演奏できたと思います。ファイナルのレベルは高く、まさか自分が入賞できるとは思っていなかったのでとにかくビックリしましたが、先生や家族、一緒にファイナルに挑戦した同じ音楽教室のお兄さんたちも喜んでくれて、とてもうれしかったです。これからはテクニックを磨いていきつつ、もっと表現力も身につけ、人の心に届く音を奏でられるようにがんばります。将来はドラムの叩ける病理医になりたいです。

審査員特別賞石川 伶さん
(群馬県)[Almost Easy]

小学生として参加する最後の大会だったので、今まで支えてくれたり応援してくれた方々への感謝と、「会場のみなさんの印象に残るような演奏をしたい」という気持ちで臨みました。演奏曲『Almost Easy』は、以前ライブを見たアヴェンジド・セヴンフォールドがカッコ良くて、彼らの曲を演奏してみたいと思い選びました。慣れない大きなステージで思うような演奏ができなかった部分もありましたが、がんばりました。他のみなさんの演奏もすばらしかったので、結果発表で名前が呼ばれたときは驚きましたが、やはり入賞できてうれしかったです。音楽教室や学校、サッカークラブ、地元のメディアなど多くの方々にも喜んでもらえて、ますます「入賞できて良かった」と思いました。これから中学生になり、勉強や部活が中心になりますが、もちろん音楽も続けていきます。

中高生・一般部門

グランプリ乘冨 鼓さん
(福岡県)[君の瞳に恋してない]

演奏曲『君の瞳に恋してない』は、大好きなユニゾンスクエアガーデンの曲で、速いテンポで明るい曲調が気に入っています。先生に「曲の始まりから終わりにかけて、少しずつ盛り上がっていくように叩いて」とアドバイスをいただき、練習ではそこに気をつけながら、曲の中のキメにアクセントを付けて叩くことを意識しました。本番は“今までで一番良い演奏ができるように!”という思いで上がりました。自分の中で良い演奏ができたので良かったです。グランプリに選ばれるとは思っていませんでしたが、とてもうれしかったですし、家族や先生にも一緒に喜んでもらえて良かったです。Vドラムはいつも最高の音が出せるし、クリックを鳴らしたり曲を取り込んだりできるので、曲のコピーや練習にいつも使っています。将来プロミュージシャンとして仕事ができるように、これからもいろいろな曲を練習していきたいです。

準グランプリ外山 千尋さん
(北海道)[亡き王女の為のセプテット]

今回は“自分の力を最大限に出し切って良い演奏をしたい”そして、“2度目の出場なので、もしできたらグランプリをとりたい!”と強い気持ちを持って臨みました。演奏曲は、レッスンでジャズを習い始めていたので、フェスティバルもジャズフレーズの入った曲がいいと思い『亡き王女の為のセプテット』を選びました。練習ではハイハットを裏で刻むということを工夫しました。また、2017年大会ファイナルの本番ではスティックを飛ばしてしまったので、今回は同じ失敗をしないように気をつけました。本番は、少し走ってしまったけれど、最後まで演奏し切れたので良かったです。結果発表で名前を呼ばれて驚きましたが、うれしかったです。また、応援してくれた周りの方々からも、「良かったね!」、「おめでとう」とお祝いの言葉をかけていただけました。今回の受賞を機に、さまざまなジャンルにチャレンジしていきたいです。

審査員特別賞金子 綾希さん
(神奈川県)[ヒバナ]

以前、「Vドラム・コンテスト」のファイナルに出させていただいたときは結果が残せなかったので、今回は“結果が残せるように”という気持ちを持って臨みました。『ヒバナ』は前から個人的によく聴いていて好きな曲だったので、この機会に叩こうと思い選びました。原曲は打ち込みでドラムを入れているため、“できるか危ういところをドラムでどうにか表現する”というところが気に入っています。先生からは「身振り手振りを大きくして、迫力の出る演奏ができるように」とアドバイスをいただき、だいたいの楽譜を覚えてからより細かいところを練習していきました。本番は一生懸命叩きましたが、練習よりもできていないところがあったと思います。入賞は予想外だったので、名前が呼ばれたときはとても驚きましたが、うれしかったです。応援してくれたみんなは、私よりも喜んでくれました。これからもドラムで自分の苦手なところを1つずつ潰していき、さまざまなジャンルの音楽を叩けるようになりたいです。

審査員特別賞吉田 亜未さん
(滋賀県)[go around]

『go around』は聴いたときに自分が演奏している姿がイメージできたので選びました。「ただ叩くだけでは良い演奏にはならず、大きくすべきところと小さくすべきところがあってこそ良い演奏になる」という先生の言葉を胸に、通学時間などを使って音源を聴き込み、練習では本番の演奏をイメージしたシミュレーションを何度も行ないました。「賞を意識せず、後悔のない演奏をしよう」と臨んだ本番は、会場の空気感や周りに流されることなく、落ち着いて演奏できました。2017年大会での反省を今回の演奏に活かせたことも良かったかなと思います。「出場できるだけでありがたい」という思いだったので、入賞できるとは夢にも思っていませんでしたが、たくさんの“おめでとう”という言葉や、周りの人が笑顔になっているのがうれしかったし、がんばって良かったなと思いました。“去年より成長した”と言ってもらえたことも嬉しかったですです。今後はドラムをがんばりつつ、ドラムのように自分がやりたいと思えることを見つけ、将来につなげていきたいです。

フリーパフォーマンス部門

グランプリ乘冨 鼓さん
(福岡県)[情熱大陸2007]

中高生・一般部門とのダブルエントリーで参加しました。演奏曲の『情熱大陸2007』は覚えやすいメロディーと、キメやサンバのリズムが気に入っています。先生に「フリーパフォーマンス部門だから、お客さんを巻き込んだり、スティックを回したりする方が良いね」というアドバイスを受け、自分なりに考えてパフォーマンスを取り入れてみました。また、ただドラムを叩くだけでなく、トーマス・ラングさんや村石雅行さんのようにいろいろな機能を活かし、Vドラムでしかできないプレイを心がけてフレーズを考えました。こちらの本番も良いパフォーマンスができました。ただ、中高生・一般部門で入賞したので、まさかフリーパフォーマンス部門でも入賞できるとは思っていませんでした。先生に一番喜んでもらえてうれしかったです。

準グランプリ有海 慎元さん
(静岡県)[Mighty Long Fall]

『Mighty Long Fall』は“自分への挑戦”の1曲です。両手両足の動きがとても複雑で大変な曲なので、この舞台でチャレンジしたくて選びました。原曲をたくさん聴き込み、テンポが崩れないようにクリック練習をしっかりするなど、家やスタジオで何度も練習を重ねました。ファイナルのステージには、“とにかく全力でパフォーマンスしよう”と思って上がりました。今までで一番感情を込めた最高のパフォーマンスができました。結果発表で名前が呼ばれたときは「やったぜ!」と思いました。父と弟は“本当に!”と喜び、母は“わぁ!”と叫んでいました。これからもたくさんのコンテストに挑戦して、いろいろな経験を積みたいです。今後はバンドを組んで活動したいです。将来はプロのロックドラマーになって、武道館に立つのが目標です。

審査員特別賞谷村 心優さん
(愛媛県)[Happy]

演奏曲『Happy』はママが大好きな曲で、いつも聴いているとニコニコと笑顔になるので、ステージで演奏して、聴いてくださるみなさんにも笑顔になってほしい、という思いで選びました。まだ体が小さいので叩くのがやっとのところもあり、どうしても演奏が雑になってしまいがちでしたが、ゆっくりとていねいに部分練習を繰り返しました。何度も練習して足が痛くなり、泣いてしまうこともありましたが、先生の「努力は裏切らない!」という言葉を思い出し、最後までがんばりました。本番では、客席のみなさんが“Happy”な気持ちになれるように、自分自身も楽しみながら演奏しました。結果発表で名前を呼ばれたときはとても嬉しかったです。先生や家族にも「あきらめずに最後まで練習をがんばった結果だね」と言ってもらえました。これからもフェスティバルにたくさん挑戦して、将来はドラムが叩けるピアノの先生になりたいです。

アンサンブル・ステージ入賞グループコメント

アンサンブルA部門

グランプリPretty Girl
(滋賀県)[「ラ・ラ・ランド」より Another Day of Sun]

『Another Day of Sun』に取り組むにあたり、先生から「弾き方がお利口さん」と指摘され、自由に伸び伸びと、前向きな楽しい演奏ができるように、たくさん練習して自信をつけました。本番は“ビート・はじける・自信・笑顔・自由”の5つの合言葉を忘れず、支えてくださった先生方に良い演奏を届けたいと臨みました。みんな楽しく演奏できたので、良いステージになったと思います。結果発表で名前が呼ばれたときは、「2015年に結成してから4年間、このグループでやってきて良かった」と感じました。グランプリに選ばれたことが嬉しかったし、教えてくださった先生方に感謝したいです。今後は楽しくて明るい曲以外に、大人っぽい少し難しい曲にもチャレンジしたいです。

準グランプリジェリーポップ
(愛知県)[Kids Return]

進学などがあって次回は同じ部門に参加できないメンバーもいるため、「絶対に賞をとって良い思い出を残したい」と臨みました。練習では“感想タイム”を作ってメンバー1人1人の意見を共有したり、アンサンブルの楽しさを自然なノリや笑顔で伝えられるようにしました。本番は先生から「支えてくださった方々、大会準備をしてくださった方々に感謝して、楽しんで演奏してきてね」と言葉をいただき、感謝の気持ちとともに最後までしっかり全力で楽しんで演奏できました。念願の入賞を果たせた今回のファイナルは私たちの一生の思い出です。今後は今回とは違ったジャンルやノリノリの曲、観客が楽しめる曲などにチャレンジしてみたいです。そして今度は絶対グランプリをとりたいです。

審査員特別賞GABBY Girls
(滋賀県)[ハトと少年]

学校や教室の仲良し同級生で結成しました。練習の前には、いつも女子会をしてチームワークを育んでいました。先生には、“今、誰が主役なのか”、“今の自分の役割は何なのか”に気を配り、音量やノリを大切に演奏する大切さを教えてもらいました。初めてのファイナルにとても緊張して、それぞれミスはあったけど、本当に楽しく演奏できましたし、メンバーのみんなでファイナルという貴重なステージを経験できたことがとても嬉しかったです。入賞にはビックリしすぎて、喜ぶというより驚きでボーッとなり、気づけばみんなで「キャー!!」と叫んでいました。仲良しグループなのでどんな曲でも楽しんで演奏できそうですが、特にメンバー全員が元気に演奏できるような、ノリが良くてカッコ良い曲に挑戦したいです。

アンサンブルB部門

グランプリMusic Jewelry
(静岡県)[James Bond Theme]

次回は受験生になるメンバーもいるので、これが高校生として最後のアンサンブルでした。練習では、全体がうるさくなり過ぎないように各々がタッチでの強弱などを工夫し、呼吸やビートをしっかり意識しました。また、少しでも先生に近づけるよう、先生が一緒に演奏してくださるときは目に焼き付けながらレッスンを受けました。本番前は先生から「自分たちのライブのつもりで楽しんで!」と背中を押してもらいました。全員がそろう機会が少なかったので、“みんなで一緒に演奏できること”に喜びを感じながら、ファイナルという大きなステージで楽しく気持ちよく演奏できて、本当に満足でした。グランプリという輝かしい結果も、とても嬉しかったです。これからも私たちらしい“カッコ良い系の曲”をやっていきたいです。また、音楽を専門的に学んでいるメンバーもいるので、自分たちでアレンジにも挑戦してみたいです。

準グランプリSpeed Queen
(大阪府)[Speed King]

この大会に参加するためにグループを結成しました。レッスンでは先生がメンバーの3人それぞれの良さを引き出したり、音色や見せ場を工夫してくださいました。また、練習では、3人が演奏中に顔を見合わせられるように、立ち位置も工夫しました。本番は「練習でやってきたことを発揮し、笑顔で楽しく、息が合うようにがんばろう」と臨みました。いくつかあるキメの部分が3人とも決まっていて、今までで一番上手に演奏できました。ファイナルで入賞することに憧れていたので、結果発表で名前を呼ばれた瞬間は“夢が叶った”と思い、嬉しかったです。これからもノリノリな曲など、いろいろな曲にチャレンジしていきたいです。

アンサンブルC部門

グランプリASW
(大阪府)[SPARK]

2017年大会に続き、2度目のファイナル出場でした。『SPARK』は、同じ機種で演奏する2人の個性を出すために、アドリブは中間部分と後半に分けて音楽を変えたり、Vドラムの聴かせどころを設定、工夫しました。全員揃っての練習回数は少なかったですが、しっかりと練習できたので本番はリラックスして演奏することができ、曲のキメもバシッと決まりました。昨年度は準グランプリで悔しい思いをしたので、念願のグランプリが受賞できて“よっしゃ!”という感じでスッキリしました。すごくほしい賞だったので、とても嬉しく思いますし、努力した成果が報われたと思います。これからも個々の可能性を広げて、個性が光るような曲をどんどん増やしていきたいと思います。

準グランプリぶっきらBoys
(広島県)[The Time Is Right]

同じ音楽教室に通っている友達同士で6年前から参加してきました。今回はビデオ予選の撮影当日に高熱を出すメンバーがいたり、広島と神戸に分かれた生活なので3人揃っての練習がままならなかったり大変でしたが、それぞれが与えられたパートを一生懸命練習し、ソロの部分では毎回違ったニュアンスでアドリブができるように工夫しました。本番は“3人で力を合わせて楽しんで演奏できるように!!”と臨みました。自分たちなりにカッコ良い演奏ができたと思います。入賞は予想外だったので、名前を呼ばれたときは信じられなくてめちゃくちゃビックリしたけど、超うれしかったです!!今回で一旦活動を休みますが、またいつか再結成して、自分たちで曲をアレンジし、いろいろなジャンルの曲にチャレンジしたいです。

審査員特別賞soleil
(愛媛県)[ライオンキング・メドレー]

演奏中、つい真剣な硬い表情になってしまいやすかったため、ファイナルに向けて笑顔で楽しく演奏するように心がけて練習しました。レッスンでは、先生がいつも明るい笑顔と関西弁でほめてくださいました。初めてのファイナルに緊張していた私たちが、ステージで自然と笑顔で楽しく演奏できたのは、先生の笑顔とたくさんの暖かい言葉のおかげです。本番での演奏は、メンバー全員の思いを音に乗せ、『ライオンキング』の世界を精一杯表現することができたと思います。演奏後は、このステージで演奏できた喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。入賞にはとても驚きましたが、がんばって練習してきて、自分たちだけでなく会場のみなさまにも楽しんでいただける演奏ができたと思うので、このようなステキな賞をいただくことができて幸せです。今後も多くの方に感動していただける演奏を目指して練習に励みます。