ピアノ・ミュージックフェスティバル2015 ファイナル入賞者コメント

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●小学生部門

相田 千紗都さん/北海道代表
【演奏曲】おてもやん

「入賞を目指して、完璧に弾けるようにがんばろう!」という気持ちで臨みました。表現の部分はうまくいきましたが、テクニック的にはもう少しジャズらしい演奏ができればよかったなと思いました。3年生のときにファイナルに出場したときは、指の力が弱くてよく音が出せなかったので、今回はとにかく音を出すことを心がけました。これからも、クラシックやジャズの曲にどんどんチャレンジしていきたいです。

●中高生部門

牧野 瑠佳さん/東京代表
【演奏曲】サマータイム

ファイナル出場は3回目。初めてファイナルのステージに立った小学6年生の時は、とにかく緊張して必死で弾いた記憶しかありませんが、今回は指揮の栗田先生、オーケストラの方々と呼吸を合わせて、伸び伸びとアンサンブルすることができました。入賞できたことは「嬉しい!」のひと言につきますが、僕の受賞を自分のことのように喜んでくれる先生、友人、家族の姿を見たときにその嬉しさがさらに大きくなった気がします。

●一般部門

原田 凪子さん/神静代表
【演奏曲】バレエ音楽「恋は魔術師」より 火祭りの踊り

リハーサルでは、オーケストラのみなさんと息が合わせられるか心配ばかりが先走ってしまい、自分の演奏に集中できませんでした。本番では自分が引っ張るつもりで弾くことを心がけたので、堂々とした気持ちで演奏できました。先生とともにファイナル直前まで試行錯誤しながら曲を作り上げてっていったことは楽しい思い出です。私もピアノを弾く楽しさを少しでも伝えられるような指導者を目指して勉強していきます。

優秀賞

●小学生部門

德永 麻那さん/九州A代表
【演奏曲】オペラ「カルメン」前奏曲

手が震えるほど緊張していましたが、「オーケストラのみなさんとアンサンブルを楽しもう!」と明るい気持ちでピアノに向かったので、いつもどおりの演奏ができました。終わってみると「楽しかった」ということしか覚えていません。このフェスティバルはいろいろなジャンルの曲で参加できるとても楽しい大会です。今回はクラシックでの参加でしたが、次はほかのジャンルでまたチャレンジしたいと思います。

●中高生部門

広部 早久良さん/近畿代表
【演奏曲】キャプテン・カリブ

ファイナルのステージでは、聴いてくださる方々に「もう一度聞きたい」と思っていただけるような演奏ができるようにと心がけました。オーケストラの生音は、データと合わせているときとは聴こえ方が違うので難しかったです。でも、オーケストラのみなさんが私のピアノに合わせてくださるので、楽しんでアンサンブルできました。もっと自然にジャズのリズムや抑揚を感じて演奏できるように、これからも練習を重ねていきます。

●一般部門

程塚 リナさん/関東信越代表
【演奏曲】ジャイアント・ステップス

コンクールは小学生の頃から様々出場してきましたが、大好きなジャズの曲でチャレンジするのはこの大会が初めてなのでドキドキしました。アクセントがクラシックピアノの弾き方とは違うので、チック・コリアの演奏動画などを参考にしながら練習しました。ファイナルでのオーケストラとのアンサンブルはとてもいい勉強になりました。ドラムとズレないようにするのが大変だったので、さらに磨きをかけて次はもっといい演奏をします!

審査員特別賞

藤田 さくらさん/関東信越代表
【演奏曲】おてもやん

小学生最後のファイナルなので悔いが残らないよう全力で臨もうと心に決め、練習も手の形や指番号など基本的なことから見直すなどいつも以上に力を入れて準備しました。でもやっぱり、生のオーケストラは参考用のCDとは全然迫力が違い、本番の演奏ではピアノの音が小さかったかなと、そこが少し悔しいところです。ジャズが好きな私ですが、今年はクラシックを勉強しようと思います。そしてまたファイナルにチャレンジしたいです。

吉川 かれんさん/神静代表
【演奏曲】スウィート・メモリーズ

2月まで受験勉強でピアノの練習が思うようにできなかったので、入賞できる・できないはあまり考えず「フェスティバルを楽しもう」という気持ちで臨んだ初めてのファイナル。結果発表で名前が呼ばれたときは、ただただ驚いてしまいました! 母からは「今日の演奏が一番よかったよ!」、祖父母からは「こんな経験させてもらってありがとう」という言葉をかけてもらいました。またファイナルに出場できるようチャレンジしたいです。

泉 大介さん/中国四国代表
【演奏曲】サンシャイン

ファイナルが奇しくも妻の出産直前だったので、「妻と生まれてくる娘のために弾こう」という思いで臨みました。課題曲に忠実に、強弱と、テンポにメリハリをつけることを意識して練習を重ねましたが、本番の出来は60点でしょうか。オーケストラの音は自分が思っていた以上に大きくてバランスの大切さを感じましたし、最初のテーマをもっと遅くすれば良かったかなと。でも聴いてくれた人たちからは熱い感想をもらえました。今後はクラシックの大曲を、時間をかけて仕上げてみたいと思います。

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