第21回オルガン・ミュージックフェスティバル全国大会レポート

入賞者コメント

最優秀賞

●小学生部門

厚 もも香さん/京滋・北陸地区代表
【演奏曲】マゼランの未知なる大陸への挑戦(樽屋 雅徳)

今回演奏した「マゼランの未知なる大陸ヘの挑戦」は、半年くらい前から練習に取り組みました。大航海に人生を賭けたマゼランの魂を表現しようと想像をふくらませて、演奏の仕方も工夫しました。本番では少し緊張しましたが、良い演奏ができたと思います。幼稚園のときからオルガンを始めて現在小学6年生。小学校時代の最後に良い思い出ができてうれしいです。中学生になっても、迫力のある曲にどんどんチャレンジしていきたいです。

●中高生部門

常富 葉月さん/近畿地区代表
【演奏曲】Lady is a Tramp(R.ロジャース)

初めてこの大会に参加したのは5歳のとき。中学3年になる今まで何度も参加してきたので、最近では全国大会の雰囲気にも少し慣れてきたような気がします。今回演奏した「Lady is aTramp」は楽しい曲で、軽快なピアノパートの部分がとても気に入っています。中学ではテニス部に入部していて、部活を引退するまではオルガンの練習との両立が大変でした。これから受験ですが、高校生になったらまた楽しい曲でフェスティバルに挑戦したいです。

●一般部門

鈴木 泉さん/中国・四国地区代表
【演奏曲】Home on the Range(アメリカ民謡)

ATELIER Combo AT-350C を購入したのがきっかけで、ジャズ演奏の楽しさに目覚めました。最近は楽器持参でライブハウスに出かけ、セッションに積極的に参加してアドリブにも挑戦しています。「Home on the Range」は、メロディーの美しさを大切に、AT-350Cの機能を活かしたアレンジを目指しました。会場の雰囲気がとても良かったので、本番は楽しんで演奏できました。これからはジャズオルガンの奏法を研究して、音楽をさらに楽しんでいきたいです。

優秀賞

●小学生部門

望月 那生さん/神静地区代表
【演奏曲】オープン・マインド(松永 貴志)

この曲は、お姉さんがコンクールで演奏したのを聴いてから、ずっと「弾きたい!」と思っていた曲です。アドリブのところがむずかしく、一生懸命練習しました。本番の演奏では、ちょっぴりミスしたところもありましたが、全国大会で大好きな曲を演奏できて、夢のようでした。ミュージック・アトリエはいろいろな音色が出せて、弾いていてとても楽しい楽器です。これからも練習に励んで、またこの大会に出場したいと思います。

●中高生部門

河合 芽衣さん/東海地区代表
【演奏曲】交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(R.シュトラウス)

「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、おちゃめな曲想が印象的で、ずっと演奏したいと思っていた曲です。初めて自分でアレンジに挑戦したのですが、音色のバランスやボリュームなどに苦労しました。私はスポーツも大好きでバレーボールやハンドボールもやっていましたが、中でもオルガンはずっと好きで続けてきました。大好きなオルガンで優秀賞をいただくことができて、とてもうれしいです。

●一般部門

中川 里穂さん/東海地区代表
【演奏曲】I Wish(S.ワンダー)

初出場の全国大会では、緊張しながらも自分なりに演奏を楽しめました。最初の方で少しミスがありましたが、テーマに入ったら落ち着いて自分をコントロールすることができたと思います。閉幕直後で今はまだあまり受賞の実感が湧いていませんが、この経験は今後の自信につながります。現在、音大の電子オルガン科でコード理論などを学んでいます。これからもオルガンを通して音楽への理解を深めていき、この大会にも挑戦していきたいです。

審査員特別賞

加戸 マチ子さん/一般部門 東京地区代表
【演奏曲】「戦争と平和」より(N.ロータ)

初めて全国大会に出場しましたが、思ったほど緊張することもなく、まずまずの演奏ができました。今回演奏した「戦争と平和」は、たまたま見つけたCDでイントロを聴いた瞬間に「これだ!」と感じ、この曲での出場を決めました。名作映画の音楽なので、改めて作品を見直し、イメージをふくらませながら練習しました。私は普段講師として主にピアノを教えていますが、これからはピアノだけでなく、オルガン演奏の楽しさも生徒に伝えていきたいと思います。

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