第8回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会レポート

時任 晃成さん／九州B地区代表
【演奏曲】銀河鉄道999(タケカワユキヒデ)

このコンクールには小学校2年生の時から参加しています。いつか九州地区大会で優勝したいと思っていましたが、小学校最後の年に決勝大会に出場できることになってとてもうれしかったです。決勝大会の前にドッジボールで左手の親指をケガしてしまい、3週間ほど思うようにピアノが弾けなかったのですが、テープで固定しながらがんばって練習しました。本番は緊張も興奮もしましたが、自分としては100点満点の演奏ができたのでよかったと思います。

岩城 直也さん／東京地区代表
【演奏曲】サマータイム(G.ガーシュウィン)

ジャズ、ラテン、ポップス、映画音楽が大好きで、日頃はビッグバンドやスイングジャズをよく聴いています。決勝大会で演奏した「サマータイム」はガーシュウィンの作品です。ガーシュウィンの音楽も子どもの頃から大好きだったので、楽しみながら演奏できました。本番の演奏は自分では85点くらいだと思いますが、入賞することができてうれしかったです。学校の部活ではオーケストラでヴァイオリンを弾いているので、今回のアンサンブル演奏の体験を活かしていきたいです。

高井 花菜さん／神静地区代表
【演奏曲】Beautiful Dreamer(S.フォスター)

以前姉が決勝大会に出場したことがあり、会場の客席で姉の演奏を聴きながら、いつか自分も出てみたいと思っていました。念願かなって出場できることとなり、オーケストラの皆さんとアンサンブル演奏することができてうれしかったです。「Beautiful Dreamer」はとてもいい曲ですが、左手と右手の速い部分のタイミングを合わせるのが難しく、一生懸命練習しました。本番では緊張し過ぎてよくわからなくなったところもありましたが、楽しく気持ちよく演奏することができました。来年もまた挑戦したいです。

鶴丸 小太郎さん／関東地区代表
【演奏曲】レクイエム(G.ヴェルディ)

決勝大会出場は2度目です。前回出場した時は、緊張のあまり思いどおりの演奏ができず悔しい思いをしました。今回の演奏中も少しミスしたところがありましたが、自分で納得がいく演奏をすることだけに集中していたので、持ち直して最後まで弾くことができました。決勝大会直前に高校の水泳部の大会もあり、ピアノと水泳の両方の練習をするのが大変で心が折れそうになったこともありました。でも、がんばったことが入賞という結果につながって本当にうれしいです。