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ニュースリリース 2015/04/09

新開発 “映像処理のハイブリッド・エンジン” 搭載により、高度で多彩な演出を実現
マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー発売
~豊富な入出力端子を搭載し、4K映像にも対応~

ローランド(株)(社長:三木 純一 http://www.roland.co.jp/)は、映像制作やイベントなどの映像演出、ホールの映像設備など、さまざまな業務の映像切り替えに対応するマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー『V-1200HD』を、2015年夏より発売します。

ディスプレイを接続したイメージ写真です。 本製品にディスプレイは付属しません。

2008年にハイビジョン放送が始まって以来、番組制作はもちろん、各種イベントやホール設備、結婚式場に至るまで、高精細で高画質な映像が急速に普及しています。また、ビデオ・カメラなどの撮影機材だけでなく、液晶ディスプレイ、プロジェクター、大型LEDディスプレイなど、映像表示機器においても低価格化が進み、これらが後押しする形で、多チャンネルの映像収録や複数のディスプレイを使った演出が増加しています。さらに、それらの映像を切り替えて出力する「ビデオ・スイッチャー」についても高精細化、多入出力化が望まれています。

今回発表する『V-1200HD』は、高精細な映像処理とフルHDに対応した多くの入出力、さらにオーディオのミキシングも可能にしたマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャーです。“ビデオ・スイッチャー”と“ビデオ・プロセッサー”を組み合わせた新開発の“映像処理のハイブリッド・エンジン”で映像を高画質のまま処理し、さらに画面の分配や合成といった演出も簡単に行えます。また、オプションによる映像・音声の入出力拡張、別売の専用コントローラー『V-1200HDR』やパソコンを使った本体コントロール、離れた場所にあるリモート・カメラの制御なども実現しています。『V-1200HD』を核にした映像セッティングは、収録スタジオやライブ・プロダクション、イベント、ホール設備といったそれぞれの業務形態に合わせた快適な操作環境を提供します。

特長

  • ・最大16入力 / 14出力、高画質のまま高度で多彩な演出を実現する、“映像処理のハイブリッド・エンジン”搭載
  • ・「4Kスイッチング・モード」で4K映像の切り替えにも対応
  • ・「デュアル・タッチ・モニター」を搭載した別売専用コントローラーやパソコンからの快適な操作が可能
  • 品名/品番
    ビデオ・スイッチャー『V-1200HD』
  • 価格
    未定
  • 発売日
    2015 年 夏
  • 販売台数(国内/海外計)
    2機種計1,500セット
  • 品名/品番
    専用コントローラー『V-1200HDR』
  • 価格
    未定
  • 発売日
    2015 年 夏
  • 販売台数(国内/海外計)
    2機種計1,500セット

最大16入力 / 14出力のデジタル・ビデオ・スイッチャー

映像 標準 拡張時 合計(最大)
入力 SDI×10 2 (最大) 16
HDMI×4
出力 SDI×6 6 (最大) 14
HDMI×2
『V-1200HD』には、HDの入力に対応したSDI端子を10系統搭載。さらに、Blu-rayデッキやPCの映像が入力できるHDMI端子を4系統搭載しています。出力は8系統の映像を、6つのSDI端子と2つのHDMI端子に自由に割り当てて出力できます。さらに、2つの拡張スロットを使えば、最大で16入力/14出力の構成も可能です。

映像収録と出力を高画質のまま処理し多彩な演出が行える、“映像処理のハイブリッド・エンジン”搭載

『V-1200HD』は、子画面や文字など最大6系統の映像を合成し切り替えするといった高度な演出ができる「ビデオ・スイッチャー」(4:2:2処理)を搭載しています。さらに、PCの映像をにじみなく高画質に処理できる「ビデオ・プロセッサー」(4:4:4処理)も搭載しました。この二つを組み合わせた「映像処理のハイブリッド・エンジン」により高精細かつ高画質なビデオ収録や映像送出が『V-1200HD』1台で行えます。

「デュアル・タッチ・モニター」を搭載した別売専用コントローラーと専用PCアプリで快適操作

『V-1200HD』を快適に操作するために、2つのタッチ液晶ディスプレイ「デュアル・タッチ・モニター」を搭載した別売専用コントローラー『V-1200HDR』を用意しました。専用操作子とタッチ液晶パネルを駆使すれば操作性が大幅に向上します。また、無償ダウンロードの専用PCアプリ『V-1200HD RCS』を使用すれば最大でPC×4台による『V-1200HD』のコントロールが可能です。用途に合わせてコントローラーを選ぶことで快適な操作を実現できます。

  • 別売専用コントローラー 『V-1200HDR』
  • 専用PCアプリ 『V-1200HD RCS』

リモート・カメラのコントロール

離れた場所にあるリモート・カメラの制御も、VISCAに対応した制御出力により可能です。『V-1200HDR』のジョイ・スティックを使えば、直感的なカメラ位置の制御が行えます。また、最大でカメラ4台の設定を呼び出せるので、シーンに合わせてカメラ位置を瞬時に切り替えられます。

7種類のオプション・カード「XIシリーズ」で入出力の拡張が可能

本体の拡張スロットは2つあり、用途に合わせてエクスパンション・カード『XIカード』が搭載可能です。今回、新規で発表するのはSDIやDVI-I、SFPといった映像の拡張に対応した『XI-SDI』『XI-DVI』『XI-SFP』 3モデルと、ローランドのデジタル音声伝送規格REACや、Dante、MADI、WAVES SOUNDGRIDといったデジタル音声規格の拡張に対応した、既に発表済みの『XI-REAC』『XI-MADI』『XI-DANTE』『XI-WSG』の合計7種類を用意しています。
  • SDI EXPANSION INTERFACE
    『XI-SDI』
  • DVI EXPANSION INTERFACE
    『XI-DVI』
  • SFP EXPANSION INTERFACE
    『XI-SFP』
  •  
  • REAC EXPANSION INTERFACE
    『XI-REAC』
  • DANTE EXPANSION INTERFACE
    『XI-DANTE』
  • MADI EXPANSION INTERFACE
    『XI-MADI』
  • WAVES SOUNDGRID EXPANSION INTERFACE
    『XI-WSG』

4Kの高精細映像が切り替え可能な「4Kスイッチング・モード」を搭載

『V-1200HD』はSDIの入出力4系統を1つにまとめることで、4K/60Pのスイッチングが可能です。また、SDIの入出力拡張カード 『XI-SDI』を装着すれば、最大で3入力/1出力の4Kスイッチングを実現します。

4Kスイッチング・モード 接続イメージ図

最大92の入力を自由に選んで接続できる16チャンネルの音声ミキサー内蔵など強力なオーディオ機能を搭載

本体背面にあるSDI、HDMI、アナログ音声入力、拡張スロットへ装着した『XIシリーズ』の、最大で92系統の音声を自由に入力と出力の接続ができます。内蔵の16チャンネルのミキサーにはディレイ(遅延効果)エフェクトも装備しており、別途音声ミキサーを用意することなく高品位な音声の処理が行えます。

  • オーディオ・ストラクチャー(V-1200HD RCS画面)
  • オーディオ・ミキサー(V-1200HD RCS画面)

製品画像

詳細および主な仕様

製品の詳細につきましては、ローランド・ホームページhttp://www.roland.co.jp/products/v-1200hd/でご確認ください。

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター TEL: 050-3101-2555

  • ※仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
  • ※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
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