 |
I．法人税の更正について
当社は、海外子会社との取引価格に関連して、10月31日付で大阪国税局より第25期（1997年3月期）から第27
期（1999 年3月期）までの法人税の更正を受けました。当該更正による国税と地方税を合わせた追加税の見積り総額は約5億6千万円です。
この更正の主たる原因は、輸出価格に関しての当局との見解の相違によるものです。
今回の更正内容を勘案し、当社の価格設定に関する基本方針を堅持しつつ、必要な見直しを実施する予定です。
II．業績予想の修正
上記法人税の更正ならびに最近の業績の動向等を踏まえ、2002年5月17日の決算発表時に公表した業績予想を下記のとおり修正いたします。
１．2003年3月期中間業績予想数値の修正（2002年4月1日〜 2002年9月30日）
1）連結
（単位：百万円、％） |
| |
売上高 |
経常利益 |
中間純利益 |
前回発表予想(Ａ)
（2002年5月17日発表） |
３１,０００ |
５００ |
１００ |
今回修正予想(Ｂ) |
３１,６００ |
９４０ |
△６５０ |
増減額(Ｂ−Ａ) |
６００ |
４４０ |
△７５０ |
増減率 |
１.９％ |
８８.０％ |
− |
前期（2002年3月中間期）実績 |
２９,２７０ |
３３４ |
△１４６ |
|
2）単独
（単位：百万円、％） |
| |
売上高 |
経常利益 |
中間純利益 |
前回発表予想(Ａ)
（2002年5月17日発表）
|
１４,０００ |
３００ |
３００ |
今回修正予想(Ｂ) |
１４,３００ |
５９０ |
△２８０ |
増減額(Ｂ−Ａ) |
３００ |
２９０ |
△５８０ |
増減率 |
２.１％ |
９６.７％ |
− |
前期（2002年3月中間期）実績 |
１３,９４５ |
１８０ |
４８５ |
|
２．2003年3月期通期業績予想数値の修正（2002年4月1日〜 2003年3月31日）
1）連結
（単位：百万円、％） |
| |
売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
前回発表予想(Ａ)
（2002年5月17日発表）
|
６５,０００ |
２,９００ |
１,１００ |
今回修正予想(Ｂ) |
６５,０００ |
２,７００ |
１００ |
増減額(Ｂ−Ａ) |
０ |
△２００ |
△１,０００ |
増減率 |
− |
△６.９％ |
△９０.９％ |
前期（2002年3月期）実績 |
６２,０３２ |
２,１８３ |
３００ |
|
2）単独
（単位：百万円、％） |
| |
売上高 |
経常利益 |
当期純利益 |
前回発表予想(Ａ)
（2002年5月17日発表）
|
２８,７００ |
１,０００ |
７００ |
今回修正予想(Ｂ) |
２８,７００ |
１,１００ |
１００ |
増減額(Ｂ−Ａ) |
０ |
１００ |
△６００ |
増減率 |
− |
１０.０％ |
△８５.７％ |
前期（2002年3月期）実績 |
２８,００５ |
４８０ |
４７１ |
|
３．理由
| 1) |
中間業績予想 |
| |
電子楽器事業、コンピュータ周辺機器事業とも堅調な北米の売上に支えられ、円安等の要因もあり、連結・単独の売上高、経常利益ともに当初の予想を上回る見込ですが、中間純利益は上記
I．法人税の更正等の要因により連結・単独ともに中間純損失となる見込です。 |
| |
|
| 2) |
通期業績予想 |
| |
下半期の経済環境は国内外ともに不透明な状況が続くと予想されますが、売上高は連結・単独ともに当初予想と同額を見込んでいます。
単独の経常利益は販管費の削減等により当初予想を上回る見込ですが、当期純利益は上記 I．法人税の更正等の要因により当初の予想を下回る見込です。
連結の経常利益は当初予想を若干下回りますが、２７億円を確保できる見込です。当期純利益は経常利益の減少に加え、上記 I．法人税の更正等の要因により当初の予想を下回る見込です。 |
以 上
|
