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2001年2月22日
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ローランド株式会社(社長: デジタル・ドラムとは、アコースティック・ドラムをデジタル技術で再現するドラム・セットです。デジタル・ドラムは複数のパッドとペダル、そして音源モジュールの組合せで構成されています。スティックでパッドを叩いた際に発生する電気信号が音源に送られ、打撃の強弱や位置によって表現力ある音を電子的に再生する仕組みになっています。 ローランドは1985年に電子ドラム市場に参入し、1992年9月には独自開発のラバー・パッドを用いたコンパクト・ドラム・システムを発表しました。さらに1997年発売の“V-Drums”「
TD-10」では、打面にメッシュ状の新素材を用いたパッドと新開発音源モジュールにより、それまで電子ドラムでは表現できないと言われていた独特なドラム演奏表現や、繊細かつダイナミックなパフォーマンスを可能にするなど、世界中のドラマーに衝撃を与えてまいりました。
今回発売いたします「Vシンバル」は、そうしたユーザーの声にお応えし、アコースティックに限りなく近い感覚を追求し、演奏しやすい円形のデザインを採用。特に演奏感を決定づけるシンバルの動き、慣性、ダイナミクスは徹底的にシミュレートし、ドラマーにとって心地よい打感、自然な揺れを実現しました。また、打撃音自体は小音量なので、アンプ(拡声器)を使用しない場合やヘッドホンを使用した場合は周囲を気にすることなく練習できます。 さらにアコースティックのシンバルでは、チョーク奏法(叩いたあとすぐに手で響きを止める奏法)や、ボウ(シンバルの中ほどを叩く)、エッジ(シンバルの縁を叩く)、ベル(真中の盛り上がった部分を叩く)といった叩き分けで様々な演奏表現を行ないますが、Vシンバルはこれらの奏法にも対応する機能を装備しています。 尚、Vシンバル発売後になりますが、従来「ホワイトバージョン」のみで販売しておりましたV−DrumsのVパッドに「レッド」「パープル」のカラーバリエーションも発売を予定しております。(3月予定) |
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