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1999年10月12日
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ローランド株式会社(本社:大阪市北区堂島浜1-4-16、社長: パソコンを使って音楽をMP3(音声のデジタル圧縮技術)に変換し、ネット上で配信する話題がにぎやかな昨今ですが、DTM(デスク・トップ・ミュージック)の分野でもシンセサイザーなどで作った自分の作品に、歌や楽器演奏を加えかつ、 MP3に変換して友人にメールで送りたい、ホームページに貼り付けたい、といったユーザーの要求は日に日に高まっています。 このUA-30は、パソコンとUSB(注)で接続するだけでそうした自分の作品や、さまざまなオーディオ・データをパソコンと外部の機器との間で、高音質でやり取りすることができます。アナログ(RCAピン・ジャック)、デジタル(コアキシャル/オプティカル)の入出力端子を装備しているので、パソコンに取り込んだオーディオデータをMDやDATなどの外部機器に録音できるだけでなく、外部からのオーディオ信号をデジタル・データとしてパソコンに取り込むことができます。さらに、楽器メーカーならではのこだわりで、マイク/ギター専用の入力端子(標準ジャック)を備え、ボーカルやギターなどの演奏を適正な音量レベルでパソコンに取り込むことができます。また、UA-30はUSB端子経由でパソコンから電力を供給するバス電源仕様となっているので、電源アダプターなどの外部電源が不要です。 さらに、このUA-30には、パソコン上のオーディオ・データをさまざまに活用できるソフトウェアを同梱しています。 波形編集ソフト「クール・エディット・プロ LE」:パソコンに取り込んだオーディオ・データから必要な部分だけを切り出したり、アナログソースに混入しているノイズの除去をはじめ、様々なエフェクト処理を施すことができます。 MP3総合ソフト「MP3 スタジオ・アンリアル・イントロパック」:Windows標準のサウンド・ファイル形式であるWaveフォーマットのデータを最近話題のMP3形式に変換し、再生できるソフト。 UA-30を使って録音した自分の作品などをホームページ上で公開したり、メールに添付するといったことが手軽に行えます。 ソフト・シンセサイザー「バーチャル・サウンドキャンバス3.0」:外付けのシンセサイザーが無くても、パソコンだけでMIDIデータの演奏が行え、かつWindows標準のサウンド・ファイル形式であるWaveフォーマットへの変換が行えます。 (注)USB=Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス) UA-30 主な仕様
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