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1999年9月13日
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ローランド株式会社(本社:大阪市北区堂島浜1-4-16、社長: 音楽制作においては通常、ドラムやギター、シンセサイザーやボーカルといったさまざまな異なる音源ごとの音量バランスなどを調整してから出力する「ミキサー」と呼ばれる機器が必要になります。昨今のデジタル機器の増加に伴い、このミキサーも徐々にデジタル・モデルが主流になりつつあります。ローランドVM-7000シリーズは、デジタル楽器製品で培ったノウハウや最先端デジタル技術を凝縮する事で、さらに進化したデジタル・ミキサーになっています。 また従来のミキサーになかった、プロセッサー(音の入出力部)とコンソール(操作部)を分離する独自の設計コンセプト「セパレート・システム」を採用することにより、ノイズ混入の原因となったアナログ・ケーブルの配線距離を最小限に抑え、音質の向上も実現しています。 さらに、用途や予算に合わせたシステム構築が可能なため、レコーディング・スタジオからコンサート・ホールまでさまざまな現場での要求に応えることができます。 [VM-7200、VM-C7200主な特長] ■多彩な入出力を装備したVM-7200プロセッサー部 音声信号の入出力をまとめるプロセッサー部VM-7200は、デジタルとアナログの入出力を豊富に装備し、プライベート・スタジオからレコーディング・スタジオ、コンサート・ホールや演劇ホール、イベント会場、展示会現場など、さまざまな場面で活躍します。また音質も、プロの標準とされる24ビットA/D/A、32ビット演算処理を実現しています。 ■操作性に優れたVM-C7200コンソール部 実際の操作を行うコンソール部VM-C7200は、プロ仕様ムービング・フェーダ−(自動駆動式ボリューム)を25本備えており、場面ごとの設定情報などを記憶し、必要に応じてそれらを瞬時に呼び出すことができます。各種設定の状態は大型バック・ライト付き液晶画面にアイコンで表示され、直感性に優れた高い操作性を実現しています。 ■「セパレート・デザイン」によるシステム構築 プロセッサーとコンソール間はデジタル・ケーブル一本で接続します。これにより、セッティングを合理化するとともに、複数ケーブルの長距離配線による音質劣化やケーブル接点箇所のノイズも最小限に抑えることができます。 ■コンパクトで機動性に優れたVM-7100、VM-C7100もラインナップ VM-7000シリーズは、同等クオリティーながらも小規模/コンパクトな用途に最適なプロセッサーVM-7100と、コンソールVM-C7100もラインナップしています。7200シリーズと組み合わせて使用でき、用途/予算/設置場所など、お客様のさまざまな要求に対応できます。 ■最大9系統のステレオ・エフェクト搭載 高品質なリバーブやコンプレッサーから、ローランド独自のサウンド効果である「マイク・シミュレーター」や「スピーカー・モデリング」といった24ビット・デジタル・ステレオ・エフェクトを3系統装備しています。さらに別売のエフェクト拡張ボードで、最大9系統までエフェクトの追加が可能です。 [主な仕様]
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