Solvent(Jason Amm)

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SOLVENTのV-Synth XTを使ったデモ・ソングを聴くには、左のボタンをクリック。VariPhraseとアナログ・モデリングが融合した、V-Synthならではの感触を持ったサウンドをじっくり堪能してほしい。



SOLVENTによるパッチの解説



これは1970年代のアルバムなどでよく聞く、太いモノフォニック・シンセ・サウンドだね。長いポルタメントと張り出すようなビンテージ風のフランジャーな感じが、ぼくの古いアルバムから直接持ってきたようなサウンドだね。また是非ポルタメントなしと、Mono/Polyも試してみてほしいね。心地よいパーカッシブなパッドになるよ。




これは切り裂くような、かなり動きのあるストリングスで、高音域に強い存在感がありミックスの中で良く透き通るようなサウンドだね。Analog OSCのPulse Widthに深いモジュレーションを与え、ゆったりしたMFX Auto Panの組み合せで、この動きを作り出しているよ。Auto Panはさらに外部MIDI-Clockにシンクするようになっているので、外部シーケンサーからこのサウンドを鳴らすといいと思うよ。



これはすごいエレクトロニックでタイトなシンセ・ベースで、レゾナンスが強くかかっているね。フィルターのフリケンシー・キー・フォロー(Freq KF)のおかげで、このサウンドは鍵域を広く使うことができるよ。多くのシンセはフリケンシー・キー・フォローがあるけれども、ここで使ったようにマイナス値を扱えるシンセはV-Synthが初めてだね。僕はロー・パス・フィルター(LPF)にキー・フォローを使うのが好きで、特にマイナスのキー・フォローで低音がブーンという感じになり、高域はソフトでフィルターでミュートがかかった感じが出せるんだ。MFX Auto Wahで声のような不思議な感じを与えてるよ。典型的なシンセ・ベースにしたい場合は、MFXをOFFにしてみるといいよ。



これは低く唸っているようなすごく暗いシンセ・ストリングスで、ホラー映画のサウンド・トラックにぴったりだよ!伝説的なビンテージ・シンセTB-303 Bass Lineの有名なフィルター部分の分身であるTB Filterで、暗くて荒っぽい感じを与えている。MFXのHumanizerのセッティングがこのサウンドを生き生きとさせ、まるで悪魔のようなグレゴリオ聖歌のクワイアみたいだよ。母音の設定で聖歌に全く新しいバリエーションが得られどれもすごく効果的だから、MFXの設定を自分でも試してみてほしい。また、元々のストリングス・サウンドは極悪なほどパワフルだからMFXをオフにして使ってみるのもいいね。



これは暗い生々しい唸りのような音で、MFX Step Flangerでリズミックにして、過激にするためDepthとFeedbackはほぼマックスの値にしているよ。ステップは外部MIDI-Clockに同期するようになっていて、インダストリアル・トラックの土台としてぴったりじゃないかな。SF映画の効果音としてもいいと思うね。




これは太く抜けの良いベースで、ハード・テクノやEBM/インダストリアルのようなアクレッシブなダンス・スタイルに最適だ。これは素早いスタッカートのシーケンスに一番合いそうだね。このパッチ名の理由は、鍵盤を押さえて音を伸ばすと分かると思うよ。フランジャーのようなモジュレーションは、遅いLFOでモジュレートされたAnalog OSC2のPitchを使っていて、かつOSC1からOSC SYNCもされているよ。




このパッチはソフトでアンビエントなサウンドで、ビブラフォンのような雰囲気がありながら完全にシンセ風のサウンドだね。スムーズで繊細なSineとTriangle波形を元に、加えた微粒子的な倍音はMODセクションのOSC SYNCで鳴らし、OSC1のPitchをFineチューンしている。デジタル産物とも呼べるこの微粒子のようなサウンドが特徴だ。TVFのロー・パス・フィルター(LPF)の設定でサウンドがもっと特徴的になり、Resonanceを高く設定し、LFOでゆっくりモジュレーションを加えることにより微妙な動きを与えているね。最後にFeedback Chorusの設定で、とても綺麗なステレオ感のある揺らぎを与えているよ。




このパッドは、僕にとって馴染みがあるようで、同時に今まで聞いたことのないようなサウンドだね。2音コードを弾くと、遠くに2つのトランペットの反響が聞こえる感じがする。音の土台はMODセクションでFMモジュレーションされたAnalog OSC 1と2だね。色々試していたら、SquareとTriangle波形でFMをすると不思議とブラスのような音がしたよ。もっとこもった有機的な特質を与えるために、強烈なロー・パス・フィルター(LPF)を加えPhonographという特徴的なMFXを使い、Dist、Wow、Flutterを少し加えることによりサウンドにランダム性を与え、イキイキしているんだ。




このストリングスは、古いビンテージ・ストリングス・マシンのサウンドのように作ったよ。僕は特に昔のストリングス・マシンのサウンドにハマっていて、数台自分でも持っているんだ。ちなみにビンテージのフェイズ・シフターも持っている。V-Synth XTのアナログ・モデリングでは、こういったアナログ・ストリングスのような豊かなサウンドが出せることにすごく感動!MFX Analog Phaser以外には、このサウンドを得る手助けになったものはOSCをTVFセクションにあるNotch Filterに連続的に通した。これで昔のシンセのレゾネター・セクションを思い出すサウンドになったね。



003「Liquid Bass」に似ていて、これはすごくエレクトロニックでタイトなシンセ・ベース。レゾナンスがよく効いている。ロー・パス・フィルター(LPF)のフィルターのキー・フォロー(KF)はマイナス値にしている。StructureはType 3を使っていて、Analog OSCのNoiseを足して、こちらはロー・パス・フィルターをプラス値に通すことによって、鍵盤上のベースのピッチを追従する張り出すようなホワイト・ノイズのショットを足したんだ。






これは動きの遅いパッドで吹奏楽器のような特徴があり、寂しい悲しげなムードを漂わせているね。鍵盤のレガート演奏でポルタメントを使った表現ができるよ。特にノブでフィルターのカットオフを調整すれば、豊かな表現ができるサウンドになると思うよ。




これはパーカッシブなパッドで、この独特なサウンドは波形の個性からきているね。僕の古いRoland RS-09 Organ/Stringキーボードのオルガン・パッチのサンプルだよ。PCM波形としてOCS1と2に同じサンプルを使って、OCS2をデチューンしStart Offsetも調整してさらに豊さを増している。Feedback Chorusは、昔のRS-09やJUNO-106など数多くの名器に搭載されたローランドの有名なChorus/Ensembleエフェクトに非常に似ていて、これを加えることによってサウンドはさらにビンテージ感が増すね。



このパッチは僕のビンテージRoland TR-808アナログ・ドラム・マシンで作った、2つのパターンのループだ。ループは元々125 BPMで録音されたけど、V-SynthのVariPhrase技術を使って好きなテンポで再生できるよ。(お勧め1:両方のPCMのTimeの調整。お勧め2:両方のPCM OCSのTempo SyncをONにして、外部シーケンサーからV-SynthへMIDI-Clockを送る。)ここでは特にすごいプログラミングはしているわけではなく、基本的にV-Synthのエラスティック・オーディオの可能性を見せるものだね。中央のドの鍵盤を押すとループは元のピッチで再生されるけど、リズム感のあるループにローランドのVariPhrase技術を使うと面白く、元々ピッチ情報の少ないものに別のピッチを与えるから、他の鍵盤でも弾いてみてほしい。唯一パフォーマンスのためにセットしたものはシンプルだが強力な効果だよ。ピッチベンド・レバーは2つのループのミキサーになっていて、ライブ・ミキシングするのにいいね。



これはTR-808 Beatsパッチのバリエーションで、V-Synthの超越したエディットの可能性を感じられるよ。TR-808 Beatsパッチと同じ2つのループを使い、ループのスピードがPCM OSCの設定を調整することで変えられる。これは色々と料理していて、1つのループが逆再生され、MODセクションのFMで2つのループが互いにモジュレートし合うんだ。FMモジュレーションによって作り出されたすごく突き刺さるような質感を、TVFセクションのロー・パス・フィルター(LPF)で取り除いている。エフェクトはオフになっているけど、実は全部アサインしてあっていつでもオンにできる状態になっているよ。この加工さされたループは、さらにすごいサウンドになるんだ。一番強烈なのがMFX Stereo Pitch Shifterでさらに異質な感じになり、Flanger(Chorus)とRoom(Reverb)もこのループに合うよ。



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