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DJ Krustのパッチは、まさに彼のエッセンスが詰まった内容になっている。Drum'n'Bassのトラックメイキングの要になるブレイクビーツとベース・サウンドを中心に、パッド&シンセ、サウンドエフェクツ系のサウンドと、基本的に必要となるサウンドが網羅されている。いずれもV-Synthならではの強力な効果を得ることができるので、ぜひトライしてみよう。
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「001: Dirty UV」はTime Trip PadでTime、DBEAMでフィルターをコントロールできるので、単なるサンプル・プレイバックでなく、フィル的な効果を加えた「演奏」が可能だ。「002: SOGO」は画期的なサウンド。これは001と同じサンプルを使って、まったく別のブレイクビーツを実現している。プレイバックモードを「Step」にし、Random Pitchを使い、かつアルペジエーターを使うことでこのサウンドを作り出しているものだ。「003: Drum=Beam」はD BEAMで、MFXのオーバードライブのゲインをコントロールできる。手をかざすだけでブレイクビーツの歪みが加わるというトリックをうまく使ってみてほしい。こういったブレークビーツのシンセサイズを自在にこなせるのは、V-Synthらしいパワフルさだ。
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両方ともサイン波+PCM波形という構成で、サイン波でローを固めPCMで表情を出すといった作りこみのされたパッチ。さらにアルペジエーターでフレーズを作っているため、DJ Krustのベースサウンドとフレーズが同時に体験できるという貴重なパッチだ。
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やはり基本的にローの厚いサウンドで固められている。このジャンルの象徴的なサウンドといえるだろう。サンプルをレイヤーしてアタック感を強化したり、「014: Ghost Bass」のようにノートオンし続けていると、サンプル側だけが鳴り続けるような面白いギミックもある。このようにベース・サウンドの新しい可能性を垣間見ることができるパッチばかりだ。
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「016: String C2」のシンセパッドは、アナログモデリングのSuperSawと、ストリングスのサンプルをレイヤーしている。分厚くかつ滑らか、さらに少しメタリックな響きもあるという、V-Synthならではのリッチなパッドサウンドだ。「018: Electron」、「020: Solstrings」はそれぞれWah、Humanizerといったマルチエフェクトを使い、アナログ+サンプルというレイヤーで独特の音を作り出している。Drum'n'Bassのコード・サウンドはシンプルな傾向があるが、それだけにこういったキャラクターの明確なサウンドはトラックメイクの重要なポイントだろう。
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サウンドエフェクツ的なサウンドが日常的に使われるのも、Drum'n'Bassの特徴のひとつといえるだろう。かつこの手のかっこいいと思えるサウンドは、なかなか得られないのも事実。この4つのFXサウンドは、まさにそういった音の宝庫だ。
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