リズミック♪トラベラー

第6回 キューバ ~ 世界をおどらせる! 陽気なリズム

  • どんなところ?
  • どんな音楽?
  • Let's リズミング

キューバってどんな国なの?

日本と親交の深い、カリブ海の美しい島国

キューバは北アメリカ大陸と南アメリカ大陸にはさまれたカリブ海にうかぶ島国。サンゴ礁の海に囲まれた「カリブの真珠」とも呼ばれる、とても美しいところなんだよ。1492年にコロンブスによって発見され、約400年にわたってスペインの植民地になったんだ。先住民族は滅亡してしまったけれど、スペイン人やアフリカ大陸より奴隷として連れてこられた黒人たちが移り住んだよ。こうした歴史から、キューバにはヨーロッパ系、アフリカ系、ふたつの混血系の人々など、さまざまな民族が暮らしているんだ。
1959年のキューバ革命で社会主義国になったためにアメリカより経済封鎖を受け、現在も経済的にきびしい状態がつづくキューバ。でも、少ないものを分けあい、古いものを修理しながら大切に使って、みんな明るくたくましく暮らしているよ。
また、日本とはむかしから親交が深く、とくに野球などのスポーツを通じた交流がさかんに行われているんだ。キューバの音楽や映画は日本でも人気が高く、ファンがたくさんいるんだよ。

キューバにはどんな音楽があるの?

思わずおどりだしたくなる陽気なリズム♪

ヨーロッパとアフリカの文化がまざりあうキューバでは、ヨーロッパの情緒的な雰囲気とアフリカのリズムが組合わさった新しい音楽がたくさん生まれたよ。「ハバネラ」もそのひとつ。ビゼーのオペラ『カルメン』の曲として有名だけど、実はキューバの民族舞曲のことなんだ。
キューバ音楽の魅力は、なんといっても思わず体が動いてしまうような独特なリズム。みんなは社交ダンスを見たことがあるかな? はなやかな衣装の男女ペアが息をあわせておどるダンスのスタイルに「ルンバ」「マンボ」「チャチャチャ」といった種類があるんだけれど、これらはキューバの音楽がもとになっているんだ。リズミカルな楽しい音楽で、聴いているとおどりだしたくなっちゃうかも!?

リズミカルな音楽を生むアンサンブル

街かどで演奏するバンドのようす。<写真提供:Eric Baker>

キューバの音楽は、さまざまな楽器のアンサンブルで演奏されるよ。ノリのよい音楽に欠かせないのは、独特のリズムを作り出す打楽器たち。アフリカが起源のコンガやボンゴなどの太鼓を中心に、クラベス、ギロ、マラカスなどの多彩な打楽器が活躍するよ。そこに、ギターやピアノ、トランペットなどメロディーをかなでる楽器やコーラス、ベースなどが加わって、リズミカルにもりあげていくんだ。

リズムさんといっしょにLet's リズミング!

キューバ音楽のかぎ“クラーベ”

キューバ音楽のリズムの土台となるのが「クラーベ(スペイン語で「かぎ」の意味)」というリズムパターン。下の譜面のように5個の音符で作られるリズムが、曲の最初から最後まできざまれるんだ。「クラベス」という2本の木の棒を打ち合わせる打楽器で演奏されることが多いよ。単純なリズムに見えるけれど、クラーベをベースにメロディーやハーモニーをのせることで、キューバ音楽独特の軽やかなノリが生まれるんだ。

3-2クラーベと2-3クラーベ

クラベスとコンガでリズミング!

リズムの要となるコンガ

背の高い太鼓「コンガ」は、キューバを代表する打楽器。有名な楽器なので、見たことやたたいたことがある人もいるかもしれないね。はりのあるしっかりとした音色でベースとなるリズムをきざむ、キューバの音楽に欠かせない楽器だよ。

コンガのたたきかた

やってみよう!

www.roland.co.jp/school/park/

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