音楽教室運営に求められること
音楽教室の運営に必要な“資源”
音楽教室を運営していくためには、次の4つの資源が必要です。そして、これらを効果的、かつ効率的に活用していくことが、音楽教室発展への基盤となるのです。
- 1.口コミによる生徒募集
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よい指導者(講師)であること。
音楽教育をしていく指導者は、幅広い専門知識を持っていることはもちろんのこと、人格的にも優れ、子どもから大人までさまざまな生徒さんに好かれる人柄でなければなりません。
音楽教育システムのカリキュラムをもとに質の良い教室(組織体)を作って、生徒さんたちの能力を最大限に引き伸ばしていくためには、レッスンを受講したりさまざまなセミナーに参加して自己研鑽を積みながら、より幅広い教養と知識を身につける努力をしていく必要があります。
- 2.物的資源
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清潔で快適な教室(レッスンルーム)、そして質の良い楽器や充実した教材・教具のことです。いくら優れた指導者でも、その指導力を効果的に発揮するための教材や楽器が教室に整っていないと、良い評価は得られません。
- 3.資金的資源
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教室を健全に運営していくためには、やはり資金を上手に活用していくことが大切です。
教室を正しく運営していくための資金は、つまり生徒さんやその保護者からいただく月謝です。お金の取り扱いには十分注意して、教室運営のための費用、利益を有効に活用していくことが、ホーム教室における“経営”といえます。
- 4.情報的資源
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教室運営全般に関する情報を収集し、教室運営に役立てていくことです。
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内部情報
機関誌「RET‘Sプレス」などを通じて、講師として講師活動に必要な情報、セミナー等の案内などを収集しましょう。生徒に向けての情報源である「どれみらんど」にも目を通しましょう。(オリジナル楽譜集「Music Pieces」からはヒット曲や話題曲の情報を得ることもできます)
- 外部情報
社会情勢、業界の動向、新製品・新教材等の情報など(新聞、TVニュースなどで)
これら4つの資源のいずれかひとつでも欠けると、健全な教室運営は難しくなります。
欠けている点、または弱いと考えられる点には、特に力を入れていきましょう。
ソフト・ヒューマン・ハード
この4つの資源には、常に次の環境条件が大切になってきます。
- 1.ソフト
- 充実した教材と指導カリキュラム・研修システム・運営システム
- 2.ヒューマン
- よい指導者・よい楽器店・生徒(仲間)・理解ある保護者
- 3.ハード
- 身近で魅力的な教室・よい楽器(清潔で整備された楽器)
この「ソフト」「ヒューマン」「ハード」を基盤にしつつ、あなた自身が明確な「レッスンの目的」を意識しておかなければなりません。
レッスンの目的とは
レッスンの目的とは、以下の3つに集約できるでしょう。
- 1.音楽的能力の向上
- 演奏力、表現力、ソルフェージュ能力の向上など
- 2.楽しさ、喜び、夢の実現
- 音楽の喜び、発表会での経験、想い出など
- 3.音楽を通しての人間形成
- 意欲、意識、想像力、集中力の育成など
このレッスンの目的を明確に持ち、さらに「高齢化社会」と「余暇社会」へうまく適応していくことが大切です。
- 高齢化社会への適応
楽しみを強調した、大人対象のレッスン(ミュージック・パラダイスコース)
- 余暇社会への適応
生徒や保護者、所属店とのコミュニケーション、イベント企画(教室発表会、ホームコンサート)など
生徒指導にあたって
生徒に満足を与える要素
- 会員制度のメリット
楽しいレッスンの提供、演奏オーディションの受験および推進、生徒用機関誌・オリジナル楽譜集の配布、各種レジャー/ライフサポートサービスなど。
会員特典の詳細は「生徒会員について」ページをご参照ください
- 良い電子楽器ならではの機能を活用した、楽しく満足感を得られるレッスン
常に新鮮な知識の提供、充実したコミュニケーション、次回が待ち遠しくなるレッスンなど。
- 各種イベント、コンクールへの参加
生徒や保護者、所属店とのコミュニケーション、イベント企画(教室発表会、ホームコンサート)など
よいレッスンをしていくことで生徒は増える
よいレッスンとは、楽しいレッスン、つまり“長続きするレッスン”ということです。
よいレッスンをしていくことで、その地域社会におけるあなたの評価も高まり、「口コミ」によって生徒さんは徐々に増えていくのです。
生徒(保護者)からの信頼を得るために…
せっかくよいレッスンをしていても、些細なことで、これまでの信頼関係が崩れてしまうことがよくあります。
下記の点については特に注意しておきましょう。
- 月謝など、金銭に関する取り扱いは慎重に行うとともに、特に月謝の支払いについては、習いはじめから保護者には十分な説明をしておく
- レッスン時間には絶対遅れない
- 無断で休んだ生徒さんには、必ず、追って連絡を取る
- 子どもの生徒さんには、レッスンで出した宿題を次のレッスン時に忘れないよう「れんらくちょう」に記録しておく
- 自分の都合でレッスンを休んだ場合は、必ず振替レッスンを行う
- 生徒さんはもちろん、保護者に対する言葉づかいに配慮する
所有楽器について
生徒さんの所有楽器を把握し、ローランド・ミュージック・スクールで学ぶ生徒さんにふさわしい楽器を保有していただけるよう紹介していくことも、講師の大切な役目です。