オルガン・ミュージックフェスティバル2016 ファイナル[アンサンブル] 入賞グループ紹介

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●アンサンブル部門A

Sun Smile(京滋北陸)
南 結菜さん、宇野 静納さん、中井 優那さん、圓城 温望さん、村岡 翔さん

【演奏曲】オーメンズ・オブ・ラブ

同じ音楽教室へ通う男女5人で結成されたSun Smileは、「爽やかな5人のイメージにピッタリ」と先生が言う往年の名曲『オーメンズ・オブ・ラブ』を演奏しました。「1人1人が何を伝えたいかを明確にしつつ、自信を持って楽しんで演奏できるよう練習しました」。目標にしていたファイナル出場を果たし、5人の心を1つにして迎えた本番は、「一緒にがんばってきた仲間や先生、応援してくれたみんなの思いを胸に、これまでの練習の集大成にふさわしい最高の演奏ができました」と振り返ります。
ベストアンサンブル賞に選ばれた瞬間は「驚きしかなかった」そうですが、ジワジワとうれしい気持ちが込み上げてきて、喜びいっぱいでステージに上がりました。
今回の入賞を励みに、「これからも1人1人の力を伸ばして、ほかの楽器にもチャレンジしながら、いろいろなジャンルの曲を奏でてみたいです」と、さらなるステップアップを目指しています。

●アンサンブル部門B

初楼(東海)
近藤 凛太朗さん、野末 美樹さん、近藤 木菜美さん、鈴木 麻依さん、水野 理沙さん、
一瀬 かおるさん

【演奏曲】TOSS The Feathers

小学生から高校生までの幅広い年のメンバーながら、「チームワークはバッチリ!」という5人で結成された初楼。今まで演奏したことのない音楽に触れたいと選んだ演奏曲は、アイルランドの伝統的なケルト音楽とポップスが融合した『Toss the Feathers』です。ノリなどの表現力について先生からアドバイスを受けながら、「みんなの気持ちを1つにできるよう心がけた」と練習を重ねました。
自分たちだけでなく聴いてくださる皆さんも楽しめる演奏を目指したと言う本番は、「今までやってきた中で一番気持ちの良い、100点満点の演奏ができました」と、みごとベストアンサンブル賞を受賞。「まさか入賞できるとは思っていなかったので驚きましたが、すごくうれしかったです!これからも難しい曲にもチャレンジして、聴いている人に“カッコ良い”、“気持ちいい”と思ってもらえるような演奏をしていきたいです」と、入賞の喜びと共に、新たな目標も語ってくれました。

●アンサンブル部門C

A-muse(近畿)
中崎 あきこさん、上山 裕子さん、堀 都紀子さん、高林 将太さん

【演奏曲】Listen & Silent

3度目となるファイナル出場を果たしたA-museは、メンバーの中崎あきこさんによるオリジナル曲『Listen & Silent』を演奏しました。大人ならではのクールで抑えた雰囲気を目指したそうで、「練習ではお互いの音に集中し空間を意識して、浮遊感とタイトに締まる場面が交互に連なるようなイメージを心がけるようにしました」。
「抑え気味なサウンドに挑戦したことで、広いステージでの距離感が少し不安だった」という本番でしたが、「高林くんのパフォーマンスが光り、ハンドソニックがとてもうまく引き締めて全体をリードしてくれました!」と中崎さん。2015年大会に続きベストアンサンブル賞に輝き、「思いもよらない評価をいただき、不覚にも体が震えました。これからもジャンルを問わず各自の個性とポテンシャルを活かし、さらに拡げていけるオリジナリティあふれる演奏とステージを展開させていきたいです」と喜びを語ってくれました。

アンサンブル賞

●アンサンブル部門A

Second Cousin(神静)
小俣 萌音さん、小俣 果音さん、大炭 祐朱さん、大炭 祐希さん

【演奏曲】Eleanor Rigby

Second Cousinは、その名のとおり“はとこ” 同士の姉妹からなる仲良し4人組。演奏曲は、“クールでカッコ良い” を目指して大人っぽくアレンジされた『Eleanor Rigby』です。曲を弾きこなすまでに相当の時間がかかり、うまく合わずに涙したこともあったそうですが、めげずに努力し続け、お互いの心を通わせて練習を重ねました。
最高の演奏を目指し、親戚の皆さんからの熱い応援を受けながら立った本番のステージは、「とてもまとまって演奏できて、気持ち良く弾けたと思います」、「練習の成果がいっぱい出せました。4人の気持ちが1つになりました」とメンバー全員が満足のいくパフォーマンスができました。入賞の瞬間は、「まさかの私たち……!?信じられない!」、「夢じゃないよね?」と驚いたそうですが、すぐに喜びが爆発。重ねた努力が実を結び、応援してくれた皆さんが喜んでくれる結果に感激するとともに、今後の励みとなりました。

●アンサンブル部門B

ぶっきらBoys(中国四国)
花村 祐太さん、平田 光輝さん、末吉 響さん

【演奏曲】for Elise

中高生の男子3人によるぶっきらBoys 。今大会もメンバー各自が前大会とは異なる楽器に挑戦しました。演奏曲は誰もが知るベートーヴェンの作品をカッコ良くアレンジした『for Elise(エリーゼのために)』。先生から演奏中に魅せることの大切さや、フレーズを感じながらテンポを常に意識することなどのアドバイスを受け、初めての楽器に四苦八苦しながらも、“恋”というキーワードを各々がイメージしながら練習に取り組みました。
「がんばって練習してきた成果が発揮できるよう、“サイコー!!”な演奏を目指して力を合わせた」という本番。昨年に続く入賞には、「まさか名前が呼ばれるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました!!」と驚きでいっぱいになったそうです。
「演奏しているのが超楽しい」というぶっきらBoysのメンバーは、「これからも3人でいろいろなジャンルの曲にチャレンジしていきたい」と、さらなる飛躍を目指して前進しています。

●アンサンブル部門C

Giostra(京滋北陸)
藤井 紀子さん、中川 結衣さん、田中 実穂さん、片倉 沙野子さん、深川 雅史さん

【演奏曲】Why Not?

ピアノ講師として活動するメンバーを中心に結成されたGiostraが演奏した『Why Not?』は、スリリングなジャズの名曲。「決めのリズムがたくさんあり、かなり複雑な曲だったので、正確なリズムが演奏できるよう何度も合わせて練習しました」。
本番では、「曲の聴かせどころの1つであるブラスセクションとVR-09のトロンボーンとの速いユニゾンも楽しく演奏できた」そうで、少し緊張はしたものの、練習の成果を発揮することができました。「ステキなメンバーに恵まれ、難しい曲にチャレンジし、このようなすばらしい賞をいただけて、とてもうれしいです。ご指導いただいた先生に、本当に感謝しています」。
そんな皆さんに今後挑戦してみたいことを聞くと、「これまではビートの効いたアップテンポな曲が多かったので、スローで美しい曲やピアニッシモで聴かせるような曲もやってみたいです」と意欲たっぷりに答えてくれました。

審査員特別賞

●アンサンブル部門B

ア・カ・イ・ク・ツ(神静)
奥田 ほのみさん、自見 陽和さん、塩﨑 玲実さん、奥田 ゆうみさん

【演奏曲】運命

中学生の女子4人で結成されたア・カ・イ・ク・ツが演奏したのは、メタルロックにアレンジされたベートーヴェンの名交響曲『運命』。先生から、自分以外の音をよく聴いてみんなの拍(ビート)を合わせる、お互いの顔を見合うといったアドバイスをいただきながら、「“1つ1つの音をメタルらしく重く弾くこと”を意識して練習を重ねました」。
迎えた本番は、今までで一番集中すること、雰囲気を作ること、そして楽しむことを心がけて演奏したと言い、「それは100点だったと思いますが、反省点もあるので全体では90点かな」と振り返ります。
結果発表では、「『私たちだったりして?(笑)』と冗談で言っていたら本当に呼ばれたので、メンバー全員ビックリしてしまいました!」。“信じられなかった”というファイナル出場を経て、「いろいろな音楽ジャンルに興味があります。次はこのメンバーでジャズをやってみたいです」と新たな目標もできました。

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