オルガン・ミュージックフェスティバル2015 ファイナル[アンサンブル] 入賞グループ紹介

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●アンサンブル部門A

Cheer Band(京滋)
猪塚 愛実さん、関 みのりさん、田附 珊瑚さん、大角 咲萌さん、南 結菜さん、
宇野 静納さん、辻 真之介さん

【演奏曲】September

同じ音楽教室に通う仲良し7人組バンド。演奏曲「September」は、担当講師の森野さんが「どの楽器も、主張できるし聞き役にも回れる。このメンバーを体現するのにピッタリな曲」と考えて提案したそうです。レッスンを振り返ってリーダーの猪塚さんは「先生が『努力は7倍になるよ!』と言ってくださったのが印象的だった」そうです。
「ファイナルが最高のステージに!!」を合言葉に目指した本番は、楽しく悔いのない演奏をしようと、笑顔でステージに。メンバー全員がキラキラして、ノリノリの演奏ができてのベストアンサンブル賞に、「まさか自分たちが名前を呼んでいただけるとは…すごくビックリしましたが、嬉しさと、お世話になった方々への感謝の気持ちが込み上げました」と、喜びもひとしおでした。

●アンサンブル部門B

ぶっきらBoys(中国四国)
花村祐太さん、平田光輝さん、末吉響さん

【演奏曲】Libertango

メンバー全員が初めての楽器を演奏するという大きなチャレンジをした、ぶっきらBoys。HandSonicの末吉さんは「タップする場所を必死で覚えた」、Vアコーディオンの花村さんは「ひとつひとつの音を大切に弾くことと、蛇腹の使い方に気をつけた」、オルガンの平田さんは「とにかく練習!」と、それぞれが前回大会とは一味違う緊張感を味わいながらファイナルに向けて練習しました。
当日の演奏は、「少し緊張したもののファイナルのステージにワクワク。楽しみながらも、優勝したくて必死で演奏した」というメンバー。努力が実ってのベストアンサンブル賞に、「夢かと思いました!!」、「とても信じられなくて、『やったー!』と叫びそうなくらい嬉しかった」と思いを聞かせてくれました。

●アンサンブル部門C

A-muse(近畿)
中崎 あきこさん、上山 裕子さん、堀 都紀子さん、高林 将太さん、村田 智樹さん

【演奏曲】Luna Rossa

リーダー・中崎あきこさんが、赤いVアコーディオンからインスピレーションを受けて作曲した「Luna Rossa」を演奏したA-muse。スパニッシュ要素を盛り込んだオリジナルということで、メンバーそれぞれが曲のイメージを掴むことに一番苦労したそうですが、「聴いてくださる方々に何を伝えたいか」を全員で意識しながら練習を重ねました。
「ファイナルのステージでは、ここまでの過程を振り返り、お互いを信じることで曲に入り込んで演奏できました。ただ、ありがちですが、結果発表ではまさか呼ばれるとは思っていなかったので、突然無重力空間に放り込まれたような状態でした」と振り返った中崎さん。
フェスティバルへの挑戦がきっかけで集まった最高のメンバー。「今後も一人ひとりの可能性を拡げながら、オリジナル曲も含めて、グループの個性を発揮できる楽曲に取り組んでいきたい」と意気込みを語ってくれました。

アンサンブル賞

●アンサンブル部門A

ファンタジスタ三世(神静)
高野 航史さん、高野 貴愛さん、上 涼音さん、高桑 清彩香さん、森 勇人さん

【演奏曲】監獄ロック

昨年のファイナルにも出場した5人組『ファンタジスタ』は、年長者2名が中学進学で“脱退”。新たなメンバーに上さんと高桑さんを迎えての再スタートでした。普段からとても仲が良いメンバーですが、演奏でも息をピッタリ合わせて、楽しくパフォーマンスできるようにと練習したそうです。
「緊張せずにやろう、お客さんに魅せてやろう!」と臨んだファイナルのステージ。「自分たちの演奏は最高だと信じて弾いたので、結果発表の最中は、皆で“お祈りのポーズ”で待っていました。グループ名が呼ばれたときは飛び跳ねて喜んでしまうくらい嬉しかったです」と振り返ってくれました。

●アンサンブル部門B

Music Jewelry(神静)
伊藤 莉那さん、森山 愛結さん、大島 杏珠さん、芹澤 遥さん

【演奏曲】Black Joke

カシオペアの初期の代表曲「Black Joke」を演奏したMusic Jewelryは、中学校で吹奏楽部に入っている3人と、小学生1人の女子グループ。全員の予定がなかなか合わない中、時間を大切に、効率の良い練習を心がけて頑張りました。
意識したのは、音楽を楽しんでいる姿を笑顔で届けること。本番も最初のうちは緊張したそうですが、顔を見合わせてアイコンタクトしながら演奏するうちにどんどん楽しくなり、「ステージってこんなに楽しいんだ!」と改めて実感したそうです。
受賞は、「他のグループもとても上手だったし、自分たちは今までで一番良い演奏ができて満足していたので、ビックリしましたがとても嬉しかったです」とのこと。
今後についても「元気でかっこいい曲。みんなが楽しめて踊りだしたくなるような曲をやってみたい」、「初めて出会った人にも音楽の素晴らしさを伝えられる演奏がしたい」と、音楽を楽しみ伝えていく気持ちを語ってくれました。

●アンサンブル部門C

SEKKY'S(北海道)
上月 楓華さん、安斉 璃音さん、藤井 あずささん、関 博幸さん、松岡 祥恵さん

【演奏曲】Get It On

代表講師の関さんが、生徒さんや同じ教室の先生を集めて結成したSEKKY'S。年代はバラバラですが、エンターテイメント型アンサンブルバンドを目指し、演奏はもちろん視覚的にも一体感が出るように、そして楽しさを身体と音で表現できるように練習しました。特に「下を向いて弾かないこと」がポイントだったそうです。その成果が出て、本番のステージではライブ感や楽しさが全面に伝わる演奏を披露しました。
アンサンブル賞の受賞について「やるだけのことをやって結果が出たので嬉しかったですが、次の瞬間に『また出なくちゃ!』と、もう来年のことが脳裏をよぎりました」という関さん。今後はカッコよさ、面白さ、切なさなど、いろいろな感情を表現できるように、また聴いてくださる方に「ライブじゃないと損」と思ってもらえる演奏を目指したいと、次回に向けて意欲をみせてくれました。

審査員特別賞

●アンサンブル部門A

fortune☆star(北海道)
相田 千紗都さん、新川 愛海さん、高瀬 まふゆさん、岩佐 瑠杏さん、稲垣 萌楓さん

【演奏曲】千本桜

幼稚園のときに同じ音楽教室に通っていた雪国の女の子5人組。引越しのため離れたところにいるメンバーもいますが、グループを結成してアンサンブル部門にチャレンジしました。ファイナル出場が決まってからは、全員で息をピッタリ合わせること、曲のイメージを頭に思い浮かべること、音符を大切にしっかり演奏すること、そしてパフォーマンスも意識して練習したそうです。
「いつも通りに落ち着いて演奏しようと思ったものの、緊張してしまったメンバーもいてミスも出てしまったのですが、入賞したかったので、審査員特別賞はとても嬉しく思いました!」と、リーダーの相田さん。
「このチームはもう少し練習する機会があれば、きっともっと上手になれると思います。離れ離れなので全員で集まるのはとても難しいのですが、努力して活動を持続したいです」と抱負を聞かせてくれました。

●アンサンブル部門A

Flecher's(京滋)
片倉 沙野子さん、田中 実穂さん、中川 結衣さん、深川 雅史さん

【演奏曲】Caravan

2年連続ファイナル出場を果たしたFlecher'sですが、普段はソロで楽器を弾いているメンバーがほとんど。そのためレッスンでは、相手の音をよく聴き、バランスを取ることや、舞台でのパフォーマンスについて重点的に指導を受けました。そのかいあって、本番ではとても楽しく演奏でき、練習のときよりもメンバーの表情をよく見ることができたそうです。
「ファイナルのステージは客席と距離が近くてライブのような感覚を味わえました。入賞も念願だったので大変嬉しかったです。演奏曲の『Caravan』は難曲でしたが、挑戦して良かったと思えました」という片倉さん。
「今回演奏したようなJAZZでも、自分たちでもっとアレンジやアドリブを勉強し、メンバー同士で高め合えるように頑張りたい」と、新たなステップを意識していました。

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