オルガン・ミュージックフェスティバル2013 ファイナル

晴れのステージにかがやく、色彩豊かなオルガンの音色

2013年10月26日(土)、大阪・いずみホール(大阪市中央区)で、「ローランド・オルガン・ミュージックフェスティバル2013 ファイナル」が開催されました。
全国各地で行なわれた楽器店大会/センター予選、そして全国7会場の本選から選出されたソロ演奏者21名と、参加者急増中の「アンサンブル部門」ビデオエントリー選出グループ4組が出場。当日は大型台風の影響が心配されたものの、開演時間には回復。台風をも吹き飛ばすような力強い演奏の数々が会場に響き渡りました。

ファイナリスト紹介

小学生/中高生/一般部門21名、アンサンブル部門4組の皆さんが出場されました。

ファイナリスト

入賞者・入賞グループ紹介

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 吉田 雅音/西日本A代表(京滋) 「マイ フェア レディ」より 踊り明かそう
優秀賞 西口 綾乃/西日本B代表(近畿) ニューヨーク・ニューヨーク
審査員特別賞 細谷 太雅/西日本C代表(中国) Ironside
中高生部門 最優秀賞 伊藤 美音/東日本C代表(東海) 組曲「惑星」より URANUS,the Magician
優秀賞 盛田 大貴/西日本C代表(中国) We're all alone
一般部門 最優秀賞 岡本 めぐみ/西日本C代表(四国) 舞台管弦楽のための組曲
優秀賞 古川 達也/東日本A代表(東京) 交響詩「海」より 風と海との対話
審査員特別賞 中川 里穂/東日本C代表(東海) A Gente Merece Ser Feliz
アンサンブル部門A ベストアンサンブル賞 トゥインクル レインボー(東海) Rock With You
アンサンブル部門B ベストアンサンブル賞 AOQUESTA(神静) MANTECA

※敬称略

入賞者のコメントを読む 入賞者演奏シーンギャラリー

審査員

■審査員紹介
左から
<審査員長>千住 明さん(作曲家)
山下 康介さん(作編曲家)
佐々木 昭雄さん(作編曲家/オルガニスト)
橘 ゆりさん(作編曲家/オルガニスト)
三木 純一(ローランド株式会社 代表取締役社長)

■審査員長 千住 明さんのコメント(講評より)
現代のオルガン演奏には、昔ながらのオルガンのテクニックを継承していくことと、新たな音作りや技術を開発していくことの2つの側面が求められています。基礎の段階では、従来の職人的な演奏技術をしっかり身につけられるよう練習してください。そして最終的には、次の時代の新しいオルガン・プレーヤーとして、ミュージック・アトリエの新しい世界を探してください。「誰もやっていないことをやった人こそが新しいアトリエの世界をつくっていくんだ」という気持ちで個性を発揮し、これからのフェスティバルに向き合ってほしいと思います。 フェスティバルですから、シリアスなものになってはいけないと思います。音楽を楽しんで、多くの人に伝えてほしい、そういう願いを込めて今後の皆さんの演奏に大いに期待しています。

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