第18回RMSオルガン・ミュージックフェスティバル全国大会レポート

晴れの舞台で自分らしく!素晴らしい演奏を披露した30人

2008年10月26日(日)、第一生命ホール(東京都中央区)で、第18回オルガン・ミュージクフェスティバル全国大会が開催されました。全国の地区大会で優秀な成績を収めた各部門10名ずつ、計30名の生徒・講師のみなさんが、ファイナリストとして全国大会にのぞみました。
それぞれがオリジナリティあふれるアレンジと多彩なテクニックを駆使し、オルガンという楽器の魅力を最大限に引き出した演奏で、会場からは惜しみない拍手がおくられました。

入賞者の紹介

各入賞者のみなさんおめでとうございます!

≪前列・最優秀賞受賞者≫
左から、盛田大貴さん、津田恭佑さん、仮屋みなみさん

≪後列・優秀賞受賞者≫
左から、 坂井京子さん、樋口大起さん、上浪育子さん

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部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 盛田 大貴(中国・四国) 「ラ・マンチャの男」より 見果てぬ夢
優秀賞 坂井 京子(近畿) On The Street Where You Live
中高生部門 最優秀賞 津田 恭佑(京滋・北陸) 交響曲第3番 ハ短調 作品78「オルガン付き」第2楽章より
優秀賞 樋口 大起(近畿) 舞踊組曲「火の鳥」より
一般部門 最優秀賞 仮屋 みなみ(九州) リゴレット・パラフレーズ
優秀賞 上浪 育子(東京) LA VALSE

※敬称略

ゲスト演奏~電子チェンバロとオーボエのアンサンブル~

ゲスト演奏には、チェンバリストの水永牧子さんとオーボエ奏者の三宮正満さんが出演。水永さんはローランド電子チェンバロC-30を、三宮さんは18世紀に作られたバロックオーボエを演奏し、息の合ったアンサンブルを聴かせてくれました。
バロックの代表的な楽曲、バッハ「プレリュード」「主よ、人の望みの喜びよ」、クープラン「神秘のバリケード」、サンマルティーニ「オーボエと通奏低音のためのソナタ」のほか、ピアソラの「リベルタンゴ」も含めて5曲を演奏。ファイナリストたちの熱演の興奮さめやらないステージに典雅な世界を繰り広げました。

■審査員
左から
<審査員長>
前田 憲男さん
(作・編曲家/ジャズピアニスト)
服部 隆之さん
(作・編曲家)
佐々木 昭雄さん
(作・編曲家/オルガニスト)
橘 ゆりさん
(オルガニスト)
だん 克義
(ローランド株式会社取締役社長)

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