第17回RMSオルガン・ミュージックフェスティバル全国大会レポート

全国各地区代表の30名が頂上決戦の舞台へ!

2007年10月28日、大阪厚生年金会館ウェルシティ大阪芸術ホールで、第17回オルガン・ミュージックフェスティバル全国大会が開催され、楽器店・センター大会、そして地区大会を突破してきた30名のファイナリストが渾身の演奏を披露しました。
全国大会ならではの高度な演奏テクニックと斬新なアレンジを披露した出場者に、会場からは惜しみない拍手が送られました。

入賞者の紹介

各入賞者のみなさんおめでとうございます!

≪前列・最優秀賞受賞者≫
左から、三好 優奈さん、月森 彩芽さん、大海 潤子さん

≪後列・優秀賞受賞者≫
左から、 田口 瑛介さん、池田 皓一さん、勝山 裕子さん

入賞者のコメントを読む

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 三好 優奈(中国・四国) 王様と私
優秀賞 田口 瑛介(東京) THE SULTAN FAINTED
中高生部門 最優秀賞 月森 彩芽(近畿) 「海-3つの交響的スケッチ」より 風と海との対話
優秀賞 池田 皓一(神静) ニュー・シネマ・パラダイス
一般部門 最優秀賞 大海 潤子(東海) Beautiful Love
優秀賞 勝山 裕子(関東・信越) ブエノスアイレスの冬

※敬称略

ゲスト演奏~オルガニスト 山口 綾規さん~

ゲスト演奏はオルガニストの山口 綾規さん。ローランド・オルガンミュージック・アトリエの最新モデルAT-900Cで見事な演奏を聴かせてくれました。演奏中でも直感的に音作りが行えるハーモニック・バー、手をかざして音に変化をつけたり、効果音を鳴らすことができるDビーム、管弦楽器特有のポルタメントやピチカートなど繊細なニュアンスをフットスイッチで操作できるアーティキュレーション・ボイス※)といった新機能を紹介しながらのステージに、会場内のオルガンファンは興味津々。山口さんの迫力ある演奏と新しくなったミュージック・アトリエに、観客席から大きな拍手が湧きました

※アーティキュレーション・ボイス…バイオリン、トロンボーン、チェロ、テナー・サックスの4音色

■審査員
左から
<審査員長>
前田 憲男さん
(作・編曲家/ジャズピアニスト)
栗山 和樹さん
(作・編曲家)
佐々木 昭雄さん
(作・編曲家/オルガニスト)
橘 ゆりさん
(オルガニスト)
だん 克義
(ローランド株式会社取締役社長)

■審査員長 前田 憲男さんのコメント(講評より)
全国大会ですから技術が高いのは当然。その中で、どれだけ違いを見せられるのかが問われるのです。出場者のみなさんはオリジナリティあふれる演奏で、それを見せてくれました。

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