第16回RMSオルガン・ミュージックフェスティバル全国大会レポート

入賞者コメント

最優秀賞

●小学生部門

長谷川 誠一さん/近畿地区代表代表
【演奏曲】パリのアメリカ人(G.ガーシュウィン)

最優秀賞をもらえるなんて信じられない、嬉しいです。この曲の難しかったところは、クラクションを鳴らすときのリズム。それと楽器を感じるところ、たとえば、クラリネットをクラリネットらしく弾くところです。でも、元気のある曲なので弾いていて、とても楽しかったです。これからも大好きな音楽やオルガンを長く続けたいです。

●中高生部門

藤岡 奈央さん/中国・四国地区代表
【演奏曲】映画「トップ・ハット」よりCheek To Cheek(I.バーリーン)

今までは、曲の最初から最後まで通して練習することが多かったのですが、今年は、決められたところまでを少しずつ丁寧に弾く練習をしてきました。コツコツ続けることが苦手だった私には大変なことでしたが、その成果が得られて本当にとても嬉しいです。レッスンで音を作っていくなかで、ほかの楽器にはないオルガンの特徴が面白くて、あらためてオルガンが好きだなと実感しました。

●一般部門

奥田 千代子さん/東京地区代表
【演奏曲】組曲「イベリア」よりEL ALBAICIN(I.アルベニス)

今年でコンクールに参加して10年目。その記念すべき年に賞をいただき、信じられない思いです。この曲は、以前に一度弾いて力を出し切れなかった曲で、今回は再挑戦のためアレンジもしなおしました。スペインの光と陰、ジプシーの情熱と切なさを表現しつつ個性を出すのが難しく、試行錯誤の連続でした。それが評価されたのは、本当に嬉しいです。今後も、自分らしい演奏をしていきたいと思います。

優秀賞

●小学生部門

三好 優奈さん/中国・四国地区代表
【演奏曲】ピーターパン(S.フェイン)

最初は、「和音が多くて、できるかな?」と不安でした。スピードも早くなったり遅くなったり、強弱もたくさんあって難しく、毎日8時間くらい練習しました。今日はピーターパンの衣装を着て、一生懸命演奏しました。2年連続で優秀賞がとれて嬉しいですが、今度は絶対最優秀賞をとって、アメリカに行きたいです。

●中高生部門

月森 彩芽さん/近畿地区代表
【演奏曲】「スペイン狂詩曲」より祭り(M.ラヴェル)

これまで、クラシックやジャズを弾いてきて自信もついてきたので、今回は少しレベルの高い曲に挑戦してみました。フルートやクラリネットのソロを、本当に吹いているように、旋律をなめらかに弾くのがとても難しかったです。この曲のおかげでテクニックがついたと思うので、今度は、学校の部活で習っている琴を使って、和風の音を取り入れた曲にもチャレンジしたいです。

●一般部門

清水 菜美さん/神静地区代表
【演奏曲】The Cat(L.シフリン)

私が小学校の頃、はじめて先生の演奏を聴き、ずっと憧れていたのがこの曲でした。今回弾くことができ、賞もいただけて、とても嬉しかったです。最初はリズム感を出すのが難しくて、イメージ通りに弾けず苦労しましたが、先生の指導で、ゆっくりリズムを取って正確に弾く練習を続けました。ジャズが大好きなので、今後も追求していき、いつか自分にしか出せないサウンドを奏でたいです。

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