第10回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会レポート

入賞者コメント

最優秀賞

●小学生の部

薗田 陽和さん

薗田 陽和さん/九州B地区代表
【演奏曲】アメリカン・パトロール(F.W.ミーチャム)

3年前に初めて決勝大会に出場した時に、オーケストラとアンサンブルした感動が忘れられず、「もう一度出場したい!」と練習を重ねてきました。夢がかなってとても嬉しかったです。本番は緊張しましたが、弾いているうちに気持ちがほぐれてきました。アンサンブルはひとりで演奏するよりもずっと迫力があって、演奏していてとても楽しかったです。

●中高生の部

綱井 良樹さん

綱井 良樹さん/京滋地区代表
【演奏曲】Inspiration(Gipsy Kings)

高校では軽音楽部に所属してキーボードを担当しています。友だちとアンサンブルする難しさと楽しさを知り、ますます音楽が好きになりました。決勝大会のステージではプロの方々との共演ということで緊張感もありましたが、オーケストラとのアンサンブルはとても感動しました。ソロで弾く時よりも安心感があって、リラックスして演奏できました。

●一般の部

東谷 悠子さん

東谷 悠子さん/東海地区代表
【演奏曲】Donna Lee(C.パーカー)

本番であがってしまうコンプレックスを克服するためにコンクールに挑戦しました。第2次予選であまり緊張せずに弾くことができたので、その気持ちを保って決勝大会に臨みました。「とにかく楽しく!」という気持ちを全身で出したことが、思いがけない結果につながったのではないかと思います。この曲は自分に合っていたようで、とても楽しく演奏できました。

優秀賞

●小学生の部

平田 光輝さん

平田 光輝さん/中国・四国A地区代表)
【演奏曲】Romantic City(安藤まさひろ)

去年10月のオルガン・ミュージックフェスティバル全国大会に同じ教室の仲間が出場し、大阪まで応援に行きました。それにとても刺激を受けて「ぼくもピアノで決勝大会に出たい!」と決心。練習を頑張りました。本番ではあまり緊張せずに100点満点の演奏ができたと思います。これからも決勝大会出場を目指して挑戦していきたいです。

●中高生の部

長濱 司さん

長濱 司さん/北海道地区代表
【演奏曲】ラヴ・キャッスル(C.コリア)

高校生活の最後の年に決勝大会に出場することができて、とても嬉しいです。本番では、オーケストラと楽しく演奏することが目標だったので、それが優秀賞という結果に結びついてよかったと思います。できることなら何度でもアンサンブルがやりたいです。春から音楽大学でジャズをしっかり勉強して、今度は一般の部に挑戦したいと思います。

●一般の部

門田 裕美さん

門田 裕美さん/関東・信越地区代表
【演奏曲】トッカータとフーガ(J.S.バッハ)

大会直前まで試行錯誤して自分らしい演奏を追求しました。そのかいあって、本番では楽しく演奏することができたと思います。クラシックのジャズアレンジが大好きで、クラシカルポップスのユニットで演奏活動をしています。決勝大会でオーケストラと共演したことを、今後の演奏活動にいかしていきたいと思います。

審査員特別賞

●中高生の部

安川 あさのさん

安川 あさのさん/北陸地区代表
【演奏曲】黒い瞳(ロシア民謡)

6年前に初めて決勝大会に出演した時の感激が忘れられず「もう一度あのステージで演奏したい!」と練習に励みました。本番ではあまり緊張せず、オーケストラの皆さんとひとつの音楽を作ることに集中しました。これまで支えてくれた方々への感謝の気持ちをこめて演奏したことが、受賞という結果に結びついてとても嬉しいです。

●一般の部

植松 由梨さん

植松 由梨さん/神静地区代表
【演奏曲】シェヘラザード(R=コルサコフ)

バレエの指導者を目指して大学で学んでいます。シェヘラザードは、バレエでもよく取り上げられる曲。大学の研修で学んだことを思い出し、自分が踊っているようなつもりで演奏しました。バレエとピアノとは、舞台で表現を伝えるという意味でとても共通点があると思います。これからもバレエの経験を演奏にいかしていきたいです。

このページの上へ