第7回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会レポート

個性豊かな40名の出場者が華やかな演奏で会場を魅了

演奏者の様子

2009年3月14日(土)、「第7回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会」が、東京・第一生命ホールにて開催されました。全国各地から選ばれた課題曲部門のファイナリスト40名が、ストリングスやリズムセクションとの共演で華麗な演奏を聴かせ、会場から大きな拍手を浴びました。また、すでに受賞が決定している自由曲部門最優秀賞受賞者が特別出演として受賞曲を披露、オルガニストの大高清美さんとドラマー山崎彰さんによるゲスト演奏もあり、華やかなステージとなりました。

入賞者の紹介

入賞者の紹介

各入賞者のみなさんおめでとうございます!

≪前列≫
左から、久禮 遊馬さん、長濱 司さん、橋本 幸代さん、高井 里菜さん

≪後列≫
左から、松本 佳菜さん、小出 健太郎さん、尾辻 あずささん

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■課題曲部門

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 久禮 遊馬(東京) 二人でお茶を
優秀賞 松本 佳菜(東北) 二人でお茶を
中高生部門 最優秀賞 長濱 司(北海道) キャリオカ
優秀賞 小出 健太郎(東海) キャリオカ
一般部門 最優秀賞 橋本 幸代(京滋) ヴァイオリン協奏曲第1番より
優秀賞 尾辻 あずさ(東海) キャラバン

■自由曲部門

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 高井 里菜(神静) Joyful Joyful
優秀賞 松野 萌(神静) ソナチネ Op.13 No,1
一般部門 優秀賞 牧野 陽代(近畿) stranger in paradise

※敬称略

「自由曲部門」入賞者も特別出演

「自由曲部門」入賞者も特別出演

先に受賞者が発表されていた自由曲部門は、小学生の部最優秀賞の高井里菜さんが特別出演しました。演奏機種はローランド ピアノ・デジタルKR117MR(グランドタイプ)。ジャズスキャットの音色を生かしたアレンジでバッハの「Joyful Joyful」を演奏し、大きな拍手を浴びました。

ゲスト演奏~大高清美さん&山崎彰さん~

ゲスト演奏~大高清美さん&山崎彰さん~

審査結果の発表までの間ステージに登場したのは、オルガニストの大高清美さんとドラマーの山崎彰さん。ローランド・オルガンミュージック・アトリエAT-900CとV-Drumsで、セッションの楽しさが伝わる演奏を披露してくださいました。

審査員

■審査員

左から

<審査員長>

服部 克久さん(作編曲家)
渡辺 俊幸さん(作曲家)
花房 晴美さん(ピアニスト)
小原 孝さん(ピアニスト)
だん 克義(ローランド株式会社取締役社長)

審査員長 服部 克久さん

■審査員長 服部 克久さんのコメント(講評より)
プロのミュージシャンとの共同作業で音楽を作り上げるアンサンブル演奏は、とても貴重な体験だったと思います。いろいろな楽器の音のバランスを聴きながら演奏するよう心がけると、よりアンサンブルが楽しくなりますよ。

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