第6回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会レポート

個性豊かな40名の出場者が華やかな演奏で会場を魅了

演奏者の様子

2008年3月22日(土)、「第6回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会」が、東京・第一生命ホールにて開催されました。
全国各地から選ばれたファイナリスト40名が、ストリングスやリズムセクションとの共演で華麗な演奏を聴かせ、会場から大きな拍手を浴びました。
また、すでに受賞が決定しているデジタルピアノ部門最優秀賞受賞者が特別出演として受賞曲を披露、オルガニストの山口綾規さんによるゲスト演奏もあり、華やかなステージとなりました。

入賞者の紹介

入賞者の紹介

各入賞者のみなさんおめでとうございます!

≪前列≫
左から、 鈴木 椋太さん、永田 舞鈴さん、長治 昂志さん、横田 あさみさん

≪後列≫
左から、 仮屋 みなみさん、天田 美紀さん、長濱 司さん、廣岡朋子さん

入賞者のコメントを読む

■小学生・中高生・一般部門

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 永田 舞鈴(九州B) ラヴァーズ・コンチェルト
優秀賞 天田 美紀(関東) ティコ・ティコ
中高生部門 最優秀賞
<グランプリ>
長治 昂志(東京) 恋はみずいろ
優秀賞 長濱 司(北海道) テイク・ファイブ
一般部門 最優秀賞 横田 あさみ(九州) テネシーワルツ
優秀賞 廣岡 朋子(中国・四国B) Triste

■デジタルピアノ部門

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 鈴木 椋太(北海道) ルーマニア民族舞曲より
優秀賞 高井 里菜(神静) あこがれ/愛
一般部門 最優秀賞
<グランプリ>
仮屋 みなみ(九州) 喜びの島
優秀賞 白浜 泉(中国・四国B) 朝日の如くさわやかに

※敬称略

「デジタルピアノ部門」入賞者も特別出演

「デジタルピアノ部門」入賞者も特別出演

デジタルピアノ部門入賞者のお二人が、決勝大会のステージに特別出演。小学生の部最優秀賞の高井 里菜さん、一般の部最優秀賞およびグランプリ受賞の細川 千尋さんが、入賞曲を披露しました。演奏機種はローランドピアノ・デジタルKR-117M(グランドタイプ)。自由曲で参加できるデジタルピアノ部門ならではの個性豊かな迫力ある演奏に、会場から大きな拍手が贈られました。

ゲスト演奏~山口綾規さん(オルガニスト)~

ゲスト演奏~山口綾規さん(オルガニスト)~

審査結果の発表までの間ステージに登場したのは、オルガニストの山口綾規さん。ローランド・オルガンミュージック・アトリエAT-900の豊かな音色と多彩な機能を駆使して「ニューヨーク・ニューヨーク」「ふたりの天使」「ノーラ」「リパブリック賛歌」の4曲を演奏しました。
二段鍵盤と足鍵盤を自在に操るオルガンの演奏スタイルは見た目にも楽しく、観客の皆さんからも盛大な拍手が送られていました。

審査員

■審査員

左から

<審査員長>

服部 克久さん
(作・編曲家)

外山 和彦さん
(編曲家)
小原 孝さん
(ピアニスト)
高橋 多佳子
(ピアニスト)
だん 克義
(ローランド株式会社取締役社長)

審査員長 服部 克久さん

■審査員長 服部 克久さんのコメント(講評より)
決勝に進んだ方は、誰もが立派なテクニックを持っていて、誰が最優秀賞になってもおかしくない演奏でした。クラシックのコンクールでない利点を生かし、ポップスピアノならではのアレンジや表現に自分らしさを発揮し、出場者それぞれが個性を主張していたのもとてもおもしろく、聴いていてとても楽しめました。皆さんは全国各地区から選ばれた代表者です。そのことに誇りを持って、次回もまた挑戦してください。そしてこれからもぜひ音楽を楽しんで続けてください。

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