第2回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会レポート

応募総数4700名から選ばれた40名が決勝大会に出場

演奏者の様子

2004年3月20日(土・祝)、東京・第一生命ホールにて、第2回ファンタスティック・ピアノコンクール決勝大会が行われました。
全国から選ばれた小学生部門14名、中高生部門13名、一般部門13名が、この日のために用意したステージ衣装で華々しく登場。 バックに、ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、そしてローランドのシンセサイザー(Fantom)、ドラム(V-Drums)、エレキベースを従えて、それぞれ個性豊かな演奏を披露しました。

入賞者の紹介

入賞者の紹介

各入賞者のみなさんおめでとうございます!

≪前列・最優秀賞受賞者≫
左から、 冨田 楓さん、生山 由梨香さん、佐藤 和美さん、鈴木 朋子さん

≪後列・優秀賞受賞者≫
左から、 柳沢 嘉奈子さん、中村 晋策さん、福山 真由美さん、平 京子さん

入賞者のコメントを読む

■小学生・中高生・一般部門

部門 賞名 氏名(地区) 演奏曲
小学生部門 最優秀賞 冨田 楓(中国・四国B) 一晩中踊れたら
優秀賞 柳沢 嘉奈子(信越) アンダー・ザ・シー
中高生部門 最優秀賞 生山 由梨香(中国・四国B) 黒い瞳
優秀賞 中村 晋策(関西B) シング・シング・シング
一般部門 最優秀賞
<グランプリ>
佐藤 和美(東京都A) 私のお気に入り
優秀賞 福山 真由美(神静) めぐりあい

■デジタルピアノ部門

賞名 氏名(地区) 演奏曲
最優秀賞 鈴木 朋子(北海道) リベルタンゴ
優秀賞 平 京子(関西B) Route66

※敬称略

新設「デジタルピアノ部門」受賞者が特別出演!

新設「デジタルピアノ部門」受賞者が特別出演!

今回より、デジタルピアノをより身近に楽しむことでピアノ演奏の新しい可能性を広げることを目的に「デジタルピアノ部門」が新設されました。
2004年1月に行なわれた最終選考会で選ばれた最優秀賞・優秀賞の受賞者が、特別出演としてローランドピアノ・デジタルKR-17M(グランドタイプ)を演奏し、多彩な内蔵音やリズムを駆使してアレンジした受賞曲を披露してくれました。

ゲスト演奏~小原 孝さんも最高のステージを披露~

ゲスト演奏~小原 孝さんも最高のステージを披露~

審査結果の発表までの間に行われたゲスト演奏には、独創的で自由な演奏で定評のあるピアニスト・小原 孝さんが登場。
ローランドピアノ・デジタルKR-17MでSMAPの「世界に一つだけの花」やラヴェルの「ボレロ」などを披露。楽しいおしゃべりも交えながら、審査結果を待つ会場の緊張をなごませてくれました。

審査員

■審査員

左から

北爪 道夫さん
(作曲家)
田代 ユリさん
(ピアニスト/オルガニスト/作・編曲家)
樹原 涼子さん
(ピアニスト/音楽教育家)
だん 克義
(ローランド株式会社取締役社長)

審査員長講評/前田 憲男さん

■審査員長講評/前田 憲男さん(作・編曲家/ジャズピアニスト)
課題曲は楽譜を1音も間違えずに弾くのではなく、工夫をして自分らしく演奏するのが大事です。今回、自分流の演奏をする出場者が多くて、楽しく審査できました。これからもますます個性的な演奏をめざしてがんばってください。

このページの上へ