音楽コンテンツの中継/マルチ収録用に活躍するV-Mixing System

株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ様



デジタル・オーディオ・ミキシング
オーディオ・レコーダー

導入機器
V-Mixing System
 ライブ・ミキシング・コンソール M-400
 ステージ・ユニット S-1608(×2)
 40チャンネルI/Oモジュラー・ラック S-4000S-MR
 4チャンネル・アナログ・アウトプット・モジュール SO-DA4
4チャンネル・ポータブル・レコーダー R-44
4チャンネル・ポータブル・レコーダー&ウェーブ・エディター R-4 Pro

納入
ヒビノインターサウンド株式会社 様
http://www.hibino-intersound.co.jp/

ユーザー紹介

TBSラジオ&コミュニケーションズは1951年開局、日本を代表するラジオ・ステーションのひとつです。2000年に東京放送から独立し、ラジオ放送業務を承継しました。2005年にはポッドキャスティング・サービス「TBS RADIO podcasting954」、2007年にはデジタル・ラジオ放送局「OTTAVA」をスタートさせるなど、次世代のラジオ放送への取り組みも積極的に行っています。


システム概要

主に音楽コンテンツの中継/マルチ収録用のデジタル・コンソールとして、2009年8月にV-Mixing Systemを導入。M-400を核に、ステージ・ユニットとして2台のS-1608を使用、またM-400のREAC SPLIT端子に10枚のSO-DA4を装着したS-4000S-MRを接続して、最大40chのアナログ音声を外部MTRに収録できるシステムとなっているのが特徴です。

さらにはR-44やR-4 Proといった4ch仕様のフィールド・レコーダーも、ボーカルとバック・トラックのミックス・バランスの確認用に活用しています。


導入のポイント
株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ 技術推進室 小沢冬平様・談

これまでさまざまなコンソールを使用してきたのですが、音楽コンテンツの中継/収録用としてはどれも一長一短で、なかなか満足のいくものがありませんでした。我々の場合、テレビ局の音声中継車を使うこともできるのですが、現場の駐車スペースや人手のことを考えると、それもけっこう大変です。そんなときに出会ったのがV-Mixing Systemで、早速借りて試用してみたところ、仕様的にも使い勝手の面でも、まさに我々が探し求めていたコンソールでした。それですぐに導入を決め、2009年の夏から現場でフルに稼動させています。


音楽コンテンツの中継/収録用として、何より素晴らしいのがREACのスプリット機能です。M-400は、REACで受け取った音声をそのままREAC SPLIT端子から出力してくれるので、マルチ収録用にコンソールの前段で音声を分岐する必要がありません。中継用のミックスを作りながら、それとは無関係に、受け取った音声をそのまま収録することができる。この簡単なことが、従来のコンソールでは難しかったんです。我々の場合は、REAC SPLIT端子にS-4000Sを接続して、最大40chの音声をアナログで外部MTRに収録できるシステムとして使用しています。


株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ 技術推進室 福井康平様・談

僕は第51回日本レコード大賞(2009年12月30日/於・新国立劇場)のラジオ中継で初めてV-Mixing Systemを使用しましたが、とても取っ付きやすかったですね。従来のデジタル・コンソールは一度マニュアルに目を通さないと扱えないものがほとんどでしたが、V-Mixing Systemはアナログ・コンソールのように直感的に使用することができます。例えば、ディスプレイのグラフィックとエンコーダーの配置が一緒なので、何をするにしても迷いません。こういうところは、中継収録の現場で使うコンソールとしては安心できますよね。

また、内蔵エフェクトが充実している点も良いです。これまではコンソールの脇にアウトボードを積み重ねていましたが、V-Mixing Systemではそういった類のものは一切使わなくなりました。日本レコード大賞のミックスもすべて内蔵エフェクトで行ったんです。それと気に入っているのが、USBメモリー・レコーダー機能。先日のある音楽イベントの中継では、この機能を使って2ミックスをUSBメモリーに収録しましたが、最終的なオンエアではそのデータをそのまま使用しました。このサイズで、エフェクトからレコーダーまでオール・イン・ワンになっているというのは本当に凄いと思います。

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