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演奏時の操作性と高度な表現力とともに、強力な音源部を駆使した音楽制作へもストレスなくアクセス。ユーザー・インターフェースという視点からすべてを見直し、磨きぬかれたシンセサイザーFantom。プレイヤーの創造力とポテンシャルを余すところなく引き出す、プロ・クオリティの機能と性能を、存在感のあるデザインに搭載しました。

 

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 従来ワークステーションと呼ばれてきたシンセサイザーは、サウンドを生み出す核となる音源部やコントローラー部、そして音楽をつくり出すシーケンサー部と、それぞれが独自の進化を遂げながらさまざまな新機能を搭載し、新しい音楽表現や創造の可能性を広げてきました。一方で、これらをオペレーションするための複雑で制約の多いインターフェースは、ミュージシャンのクリエイティビティにブレーキをかけてきたことも事実です。
 Fantomは、演奏時の高い操作性はもちろん、作曲に至るミュージシャンのクリエイティビティをサポートすることを前提に、統合的にデザインしました。プレイヤーのインスピレーションを損なうことなく、演奏から作曲へとシームレスに音楽制作を実現することができます。


 Fantomは、1/4VGAサイズの大型LCDを採用。4階調グレー・スケールのグラフィカルな表示により、そのときの音色セッティングやシーケンサーの各種情報などを一括して表示し、スムーズに確認することができます。
 また、豊富な情報を一度に表示することができるため、ボタンやノブなどをシンプルに統合。画面表示やモードを何度も切り換えることなく、最小限の操作で目的のパラメーターにアクセスすることが可能。クリエイティビティを重視したインターフェース・デザインを実現しています。


 Fantomは、プロの音楽制作現場で高い評価を得ているXV-5080直系の64ボイス/16パート・マルチティンバー音源を搭載。鍵盤やノブなどのリアルタイム・コントローラーを最大限に活かせるようFantom用にチューンナップされた新規パッチを加え、合計896のプリセット・パッチを搭載しています。
 4つのステレオ・ウェーブを使い分ける4段階のベロシティー・スイッチによるサウンドの表現力の高さも、まさにXV-5080ゆずり。音場の広がり感や、ベロシティーによる音色変化、プレイヤーの指先の細かいニュアンスまで、より繊細な表現を可能にします。
 また、膨大なパラメーターを一度に変化させることができるマトリックス・コントロールも、ノブやDビームなどのリアルタイム・コントローラーで行うことが可能。シンプルな操作でダイナミックな表現力が得られます。
 音楽ジャンルやアプリケーションに合わせて自由にカスタマイズ可能なウェーブ・エクスパンション・ボードも装着可能。大容量64Mバイトのウェーブを贅沢に使った高品位なサウンドが好評のSRXシリーズ用を2スロット、充実のラインナップを誇るSR-JV80シリーズ用を1スロット装備しています。
 また、よく使用するパッチやパフォーマンスは、ディスプレイ下のボタンにそれぞれ8種類まで登録することが可能。ライブ・パフォーマンス時に便利です。
 出力系統には、2ステレオ・ペアとしても使用可能な4系統パラレルのアナログ出力をはじめ、S/P DIFデジタル・アウト(オプティカル、コアキシャル)も装備。デジタル・レコーディング・システムにも対応しています。


 シンセサイザーの音づくりに欠かせないエフェクトも、スタジオ・クオリティを追求。リバーブにはSRV-3030クオリティのDSPを内蔵し、クリアな質感と音の消え際の余韻までなめらかなサウンドが得られます。
 また、RSSや3Dディレイ、スライサーをはじめ、ローランド独自のモデリング技術COSMによるギター・アンプ・シミュレーターやギター・マルチ、ベース・マルチ、キーボード・マルチなどを含む90種類のマルチ・エフェクト(M-FX)で、よりパワフルなサウンドをつくり上げることができます。
 さらに、マルチティンバー・モード/パフォーマンス・モードでは、3種類のM-FXを同時使用可能。任意のパートでそれぞれのM-FXを使用することができます。また、各出力ジャックに2バンドEQも装備しています。

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 Fantomは、ハイ・レゾリューションによる微妙な演奏ニュアンスまで表現できる再現性と、リアルタイム/ステップでのスピーディなデータ入力/編集で好評のMRC-Proシーケンサーをベースにした16トラック・シーケンサーを搭載。強力な音源部との組み合わせで、本格的な音楽制作をFantom 1台で完結させることができます。
 さらにFantomでは、音色エディット時や演奏時など、どのモードからでもRECボタンを押せば瞬時にレコーディングを開始することが可能。即興演奏をリアルタイムにレコーディングすることで、プレイヤーのインスピレーションを逃さず曲づくりに活かすことができます。
 もちろん、このようにレコーディングしたデータはマイクロ・スコープ・エディットなどで細かくエディットすることが可能。さらに、16トラック分のレコーディング情報を一括表示できる大型ディスプレイとの組み合わせで、これまでのワークステーションでの音楽づくりに対するイメージが大きく変わるような、効率のよいスピーディで緻密なエディットを実現します。
 シーケンサーのデータは、MRC専用フォーマットあるいはSMFとして保存/読み込みが可能。フロッピーディスク・ドライブも搭載しているので、他のシーケンサーやパソコンとのデータ交換もスムーズに行えます。
 また、Fantomでは新たにマルチティンバー・モードを搭載。16パートを一覧表示することで、スピーディなオーケストレーションの作成や、ソング・アレンジをシンプルにわかりやすく行えます。


 Fantomは、リアルタイム演奏時におけるプレイアビリティを高め、さらにそれを音楽制作に発展させることができるさまざまな機能を搭載しています。
 実際のプロのドラム演奏をもとにしたリズム・パターンを数多く内蔵。フィルを含む12種類のパターン・バリエーションがあらかじめ1オクターブ分の鍵盤にアサインされているので、リアルタイムにドラム・パートの演奏を行うことができます。しかも、押鍵のタイミングに左右されることなく一定のテンポで自然な演奏が可能です。
 また、新開発のアルペジエーターも搭載。手弾きでは不可能な複雑なフレーズはもちろん、より実際の演奏に近いフレーズをプレイすることも可能。さらにDビームをはじめとするリアルタイム・コントローラーで、スタイルに変化をつけることもできます。ライブ・パフォーマンスでの演奏表現力を大幅にアップさせるのはもちろん、演奏のサポートとしても幅広く活用できます。
 そして、これらのリズム・パターンやアルペジエーターを使ってプレイしたフレーズは、その演奏情報をそのまま本体のシーケンサーに録音可能。リアルタイム演奏が瞬時に曲データとして保存できるのはもちろん、打ち込み時のフレーズのテンプレートとしても活用できます。
 さらに、シーケンサーで作成したパターンはRPS(リアルタイム・フレーズ・シーケンス)機能により、キーボードでトリガーして再生させることが可能。シーケンサーに録音したリズム・パターンやアルペジエーターを使って作成した複雑なフレーズも、リアルタイムに操ることができ、ライブ・パフォーマンスの際に威力を発揮します。


 Fantomは、これまでの直線的なデザインから脱却した、楽器としての存在感を放つ個性的なデザインを採用。プロ・クオリティの楽器としてふさわしい安定感や落ち着きのあるデザインを目指しました。

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リア・パネル


 

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主な仕様

●鍵盤:76鍵(ベロシティー、チャンネル・アフタータッチ付き)
【シンセサイザー部】
●マルチティンバー・パート数:16パート
●最大同時発音数:64音 ●波形メモリー:64Mバイト(16ビット・リニア換算)、ウェーブフォーム=1,083種類(XV-5080同等) ●拡張スロット:ウェーブ・エクスパンション・ボード SR-JV80シリーズ=最大1枚、ウェーブ・エクスパンション・ボード SRXシリーズ=最大2枚 ●プリセット・メモリー:パッチ=640(128×5バンク)+256(GMレベル2パッチ)、リズム・セット=16+9(GMレベル2リズム・セット)、マルチティンバー=16、パフォーマンス=64 ●ユーザー・メモリー:パッチ=128、リズム・セット=16、マルチティンバー=16、パフォーマンス=64 ●外部メモリー:3.5インチ・フロッピーディスク=1.44Mバイト(2HD)、720Kバイト(2DD) ●エフェクト:マルチ・エフェクト=90種類(パフォーマンス/マルチティンバー・モードでは3系統の異なるマルチ・エフェクトを同時に使用可。ただし選択できるエフェクトは50種類のみ)、コーラス=2種類、リバーブ=4種類、システムEQ=2バンド(4個の各アウトプットに装備)
【シーケンサー部】
●トラック数:フレーズ・トラック(16MIDIチャンネル/トラック)=16、パターン・トラック(16MIDIチャンネル/トラック)=1、テンポ・トラック=1、ビート・トラック=1 ※1ソングにつき100個までのパターンを作成可能 ●分解能:480クロック/4分音符 ●ソング・データ(本体メモリー):ソング数=1、メモリー音数=約120,000音、ソング長=9,998小節 ●レコーディング方式:リアルタイム・レコーディング、ステップ・レコーディング  ●外部記憶媒体:3.5インチ・フロッピーディスク=1.44Mバイト(2HD)、720Kバイト(2DD)  ●ファイル形式:MRC-Proソング、スタンダードMIDIファイル(フォーマット0、1)
【その他】
●ディスプレイ:320×240ドット・グラフィックLCD(バックライト付き)  ●コントローラー:ベンダー/モジュレーション・レバー、Dビーム・コントローラー、リアルタイム・コントロールつまみ(1、2、3、4)、リアルタイム・コントロール・ボタン(1、2、3、4)  ●接続端子:ヘッドホン・ジャック、A(MIX)アウトプット・ジャック(L〈MONO〉、R)、Bアウトプット・ジャック(L、R) ※またはインディビデュアル・ジャック(1〜4)として使用。A(MIX)アウトはTRSバランス仕様、Bアウトはアンバランス仕様  ホールド・ペダル・ジャック、コントロール・ペダル・ジャック(1、2)、MIDIコネクター(IN、OUT、THRU)、デジタル・オーディオ・アウト=S/P DIF端子(COAXIAL、OPTICAL)、ACインレット ●電源:AC100V、50/60Hz ●消費電力:16W ●外形寸法:1,268(W)×400(D)×115(H)mm  ●質量:14.8kg ●付属品:デモ・フロッピーディスク、電源コード ●別売品:ウェーブ・エクスパンション・ボード SRXシリーズ/SR-JV80シリーズ、キーボード・スタンド KS-12、ペダル・スイッチ DP-2/8、フット・スイッチ FS-5U、エクスプレッション・ペダル EV-5

※"Phantom" is a registered trademark of and is licensed by Phantom Guitar Works.
 

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アクセサリ


SRXシリーズは、好評のSR-JV80シリーズのコンセプトを受け継ぐ、XVシリーズ対応の新ウェーブ・エクスパンション・ボードです。既存のシンセサイザー用音色ライブラリーのなかで最高のメモリー容量(64Mバイト)を誇り、高品位なサウンドを贅沢に収録しています。
●SRX-01 "Dynamic Drum Kits"
●SRX-02 "Concert Piano"

●SRX-03 "Studio SRX"
●SRX-04 "Symphonique Strings"
●SRX-05 "Supreme Dance"
SRX-06 "Complete Orchestra"(SR-JV80 Collection Vol.1)
SRX-07 "Ultimate Keys"(SR-JV80 Collection Vol.2)
SRX-08 "Platinum Trax"(SR-JV80 Collection Vol.3)
SRX-09 "World Collection"(SR-JV80 Collection Vol.4)

SRXシリーズ製品情報へ
 



膨大なウェーブ・データと、このウェーブを実戦的に組み上げたパッチ群を1ボードに集積したウェーブ・エクスパンション・ボード。専用ボードならではの高品位なサウンド・クオリティ、音色バリエーションの多彩な自由度。
●SR-JV80-01 "Pop"
●SR-JV80-02 "Orchestral"
●SR-JV80-03 "Piano"
●SR-JV80-04 "Vintage Synth"
●SR-JV80-05 "World"
●SR-JV80-07 "Super Sound Set"
●SR-JV80-08 "Keyboards of the '60s&'70s"
●SR-JV80-09 "Session"
●SR-JV80-10 "Bass&Drums"
●SR-JV80-11 "Techno Collection"
●SR-JV80-12 "Hiphop Collection"
●SR-JV80-13 "Vocal Collection"
●SR-JV80-14 "World Collection 'ASIA'"
●SR-JV80-15 "Special FX Collection"
●SR-JV80-16 "Orchestral 2"

●SR-JV80-17 "Country Collection"
●SR-JV80-18 "World Collection 'Latin'"
●SR-JV80-19 "House Collection"

SR-JV80シリーズ製品情報へ
 

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関連情報

XVエディター
対応機種:XV-5080/5050/2020/3080、XV-88、Fantom(※)
※Fantomでは、XVライブラリアンが利用できます。

XVの重厚なエディット能力を最大限に引き出す、Windows/Macintosh用エディター「XVエディター」。マトリクス・コントロールや4トーン・ステレオ構成のパッチなど、凝った音づくりをグラフィカルなユーザー・インターフェースで自在に編集できます。
 

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