Live Mixing Console
Information
■ リモート・コントロール・ソフトウェア:M-380 RCS Ver.1.100 for Windows / Mac OS X を公開しました。ー2011.11.15
■ 専用ドライバー:M-400/M-380 Driver Ver.1.0.0 Ver.1.0.0 for Windows / for Mac OS X を公開しました。ー2011.07.22
■ M-300 システム・プログラム (Ver.1.100)を公開しました。ー2011.10.26
■ V-Mixer M-300とUSBデバイス・サーバーとの接続不具合についてのお詫び を更新しました。― 2011/04/21
■ InfoComm 2010でMix Magazine誌の『Mix Certified Hit』を受賞しました。― 2010/06/24

Poweful, Compact Mixing
2007年、ローランドが世に送り出したV-Mixing System。次代のライブ・ミキシング・コンソールV-Mixerと、先進のデジタル・オーディオ伝送システムDigital Snakeのコンビネーションで構成されるV-Mixing Systemは、高品位なサウンドと豊富な機能、そして優れた操作性により、世界中の現場で賞賛をもって迎え入れられました。ライブ・スペースやモバイルSR、テレビ/ラジオの中継/収録、ホールや教会の設備など、現在では全世界で数多くのV-Mixing System が稼動しています。
そのデビューから約3年。V-Mixing Systemは活躍のフィールドを大きく拡げます。V-Mixer M-300は、“使いやすさ”と“導入のしやすさ”を徹底追求したモデル。V-Mixerの大きな特長であるアナログ・コンソール・ライクな操作性にさらに磨きをかけ、どんな現場にも導入していただけるよう筐体は限界までコンパクト化。そしてV-Mixerたる数々のフィーチャーはそのままに、極めて高いコスト・パフォーマンスを実現しました。
新しい時代のスタンダード・コンソール。V-Mixer M-300の誕生です。
数多くのSR用デジタル・コンソールの中から、多くの現場/プロフェッショナルがV-Mixing Systemを選んでいる理由があります。
■Advantage #1 優れた音質:Digital Snake
優れた音質を実現するために、入出力ユニット(Digital Snake)とミキサー部(V-Mixer)が分離した、セパレート構造を採用。入力はディスクリート設計の高品位プリアンプ。その直後にADコンバート、そしてデジタルで伝送、ミキシング。また、出力は直前でDAコンバートするため、その音質は極めて高品位。入出力ユニットは、ステージ上はもちろん、ステージ袖やFOH、あるいはマシン・ルームなど、自由にセッティングできます。このクラスのデジタル・コンソールで、入出力ユニットとミキサー部がセパレート構造となったものは、V-Mixing Systemの他に存在しません。
※2010年5月当社調べ
■Advantage #2 直感的なユーザー・インターフェイス:V-Mixer
簡単に理解でき、直感的に操作できるユーザー・インターフェイスを搭載しています。高精細フルカラー・スクリーンにミキシングに必要な情報を表示。パネル上に配置したPREAMP、EQ、PANつまみ/スイッチで、アナログ・ライクな操作を実現します。また、エフェクトやパッチベイなどに直接アクセス可能な専用ボタンも装備。必要なときに、最低限の操作で迷うことなく操作が可能です。
■Advantage #3 最大40トラックのライブ・レコーディングが可能:SONAR
SR システムのデジタル化に伴って、需要が高まっているライブ・レコーディング。V-Mixing Systemなら、PCとREACケーブル1本で接続可能。DAW ソフト、Cakewalk SONARで最大40トラックのライブ・レコーディングを行うことができます。また、V-Mixer 本体に装着したUSBメモリーに2トラックを非圧縮WAVファイルで直接レコーディング可能です。
■Advantage #4 次世代のモニタリング環境を実現:M-48
アーティストの素晴らしいパフォーマンスを引き出す上で必要不可欠な、ステージ上でのモニタリング。V-Mixing Systemは、ライブ・パーソナル・ミキサーM-48と完璧に連携。アーティスト自身の手でモニター・バランスを調整できる次世代のモニタリング環境をシンプルなシステムで実現します。
by 木村 照芳(株式会社MSI Japan 大阪 代表取締役社長)
V-Mixing Systemとの付き合いは、2007年の春、運営に関わっているライブ・ハウス『Vi-code』に導入したのが始まりです。そのとき、何台ものデジタル・コンソールを借りて比較試聴しましたが、V-Mixing Systemのサウンドがズバ抜けて良かったんですよ。2009年の頭に新しいデジタル・コンソールを導入しようということになったときも、ほとんど迷うことなくV-Mixing Systemに決めましたね。
V-Mixing System の1番の魅力は、何と言ってもそのサウンドにあると思います。REACによるS/N の良さは当然ですが、その上で何とも言えな「力感」のあるサウンドが鳴ってくれるんですよ。アナログ・コンソールのようなビビッドな感じのサウンドが鳴ってくれるというか。逆に言えば、デジタル臭さというのはほとんど感じられない。あまり余裕が無くてオペレーションに時間がかけられないような現場でも、V-Mixing Systemならそのサウンドで何とかしてくれるような気がする。そう思わせてくれるだけのパワーを秘めたコンソールだと思います。
◎全文記事『大手PAカンパニーがモバイルSR用に導入したV-Mixing System』
by 葛目 将也(ライブ・ハウスLIP2nd オーナー)
外部PC からのリモート・コントロール機能を知って、一気にV-Mixing Systemに惹かれてしまいました。PCを使用しても本体とほぼ同じGUIで操作することができます。タブレットPCを使用すれば、ステージなど離れた場所から遠隔操作することも可能です。「これは凄い」ということで、即導入を決めました。
LIP2ndは地元の高校生や大学生などの利用率がものすごく高く、例えばリハーサルの時にPAブースから「何か問題ないですか?」と聞いても、何をどんな風にリクエストしたらいいのか分からない方も多いんです。しかしタブレットPC があれば、リハーサルの最中にエンジニアがステージに足を運んで「モニターの音はどう?」とバンドに声をかけることができる。バンドの若者も、すぐ横にエンジニアがいれば気軽にいろいろな要望を言ってくれます。その結果、演奏は格段に良いものになりますし、またここでライブをやってみたいと思ってくれる。V-Mixing Systemのおかげで、LIP2ndはより地元の人たちに愛されるライブ・ハウスになったと自負しています。
◎全文記事『タブレットPCによる遠隔操作で、演奏者の側に立ったミックスを実現』
by 小沢 冬平(現 株式会社TBSテレビ)
前職場のTBSラジオでは、さまざまな可搬型コンソールを使用してきたのですが、音楽コンテンツの中継/収録用としてはどれも一長一短で、なかなかラジオ現場にピッタリなものがありませんでした。TBSテレビ音声中継車の借用もできるのですが、駐車スペースや人手を考えると、ラジオにしては大掛かりになりすぎてしまう。そんなときに出会ったのがV-Mixing Systemで、仕様的にも使い勝手の面でも、まさにラジオの現場規模にピッタリなコンソールでした。
現場で試用した上で導入を決め、2009 年の夏からフルに稼動させています。音楽コンテンツの中継/収録用として、大変重宝するのがREACのスプリット機能です。REAC 端子で受け取った音声をそのまま分岐出力してくれるので、マルチ収録用にコンソールの前段で音声を分岐する必要がありません。2ミックスを作りながら、それとは無関係にプリアンプを通過した各回線の音声をそのままMTRに収録できる。しかも、とってもシンプルな結線で。これが、従来の可搬型コンソールではなかなか難しかったんです。
◎全文記事『音楽コンテンツの中継/マルチ収録用に活躍するV-Mixing System』

V-Mixing Systemのベースとなっているのは、ローランドが独自に開発したデジタル・オーディオ伝送テクノロジー“REAC(Roland Ethernet Audio Communication:リアック)”。これにより、Digital SnakeをはじめとするREAC 機器と組み合わせて、現場にフィットするシステムを自由に構築することができます。REACはイーサネットを基に開発されたテクノロジーなので、機器同士の接続も簡単。最大40 チャンネル双方向の非圧縮/24ビットのオーディオ・データ、レベル情報、そして各種コントロール・データを、たった1本のLANケーブルで伝送することができます。
■伝送前にゲインを引き上げることにより、音質劣化を極限まで抑えた伝送を実現
アナログ・マルチ・ケーブルを用いた従来のオーディオ伝送では、低いゲインのまま伝送を行うため、ノイズの発生や音質の劣化、チャンネル間のクロストークといった様々な問題が生じていました。しかしREACでは、あらかじめゲインを引き上げてからデジタル伝送を行うので、そういった問題は発生しません。設置の容易さだけでなく、音質面も徹底的に追求した伝送テクノロジー、それがREAC なのです。

From Analog Console to V-Mixing System
V-Mixing Systemは、アナログ・コンソールを単純にデジタル化したものではありません。入出力ユニットが分離したセパレート構造を採用。中核となるV-Mixer はエフェクトやレコーダー機能なども内蔵したオール・イン・ワン。
M-300の機能を、アナログ・コンソールを中心としたシステムで組むと、膨大な量の機材が必要となります。32ch入力のアナログ・コンソールを中心に、コンプレッサーが32台、ゲートが32台、マルチエフェクターが4台、パラメトリックEQが15台、デジタル・レコーダーが1台など、M-300 にはこれだけの量の機材がすべてビルト・インされています。もちろん、すべての機材のセッティングは簡単にセーブ/ロードすることが可能。V-Mixing Systemは、現場に多くのメリットをもたらします。
■最大32ch入力、余裕のミックス・キャパシティ。REAC機器をダイレクトに接続、コントロール。
M-300は、あらゆる現場/アプリケーションに対応するミキシング・コンソール。このクラス最大規模となる32ch入力/メインLCR/8 AUX/4マトリクスという余裕のミックス・キャパシティを誇り、サウンドもAD/DA 24ビットとハイ・クオリティ。REAC機器とも強力に連携し、Digital Snakeのヘッドアンプはもちろん、M-48やS-4000MのI/O設定が可能です。本体標準の入出力も充実。外部アウトボードやCDプレーヤーなどが接続できます。また、横幅470mm×奥行483mm×高さ195mm、重量9.8kgというコンパクト・サイズを実現。スペースの限られた現場での設置や、モバイルSR用途にも最適。ラックマウント・スタイルでの使用も可能です。
■強力なチャンネル・エフェクト。最終段の音場補正までも内部で完結。
ミックスの基本となるのがチャンネル・エフェクト。ユーザーからのフィードバックを取り入れ、M-300ではチャンネル・エフェクトを大幅に強化しました。4バンド仕様のフル・パラメトリックEQを全インプット・チャンネルに装備。さらにゲート/コンプレッサーではキーイン・フィルターが利用可能になるなど、より表現力豊かなミックスが行えるようになりました。最大4系統使用できるマルチ・エフェクトは、11種類のエフェクト・アルゴリズムから選択可能。リバーブやディレイに加えて、コーラスやフェイザーといったモジュレーション系エフェクトやビンテージ・エフェクト、31バンド・グラフィックEQを搭載。また、アウトプット・チャンネルには8バンド仕様のフル・パラメトリックEQやディレイを装備。最終段の音場補正もV-Mixing Systemの機能で完結します。

■現場での“使いやすさ”を徹底追及した、先進のサーフェイス・デザイン。
V-Mixerで高く評価されている操作性は、M-300でもしっかりと受け継がれています。計17本用意されたモーター・フェーダーは100mmストロークで、多チャンネルを快適にコントロール。サーフェース中央には800×480ドットの高精細カラー・ディスプレイを装備。ゲインやパン、EQ、ダイナミクスといったチャンネル・パラメーターは、ディスプレイ左側のチャンネル・エディット・セクションで快適に操作できます。もちろんシーン・メモリーにも対応し、パラメーターを瞬時にセーブ/リコール可能。フェーダーのレイヤーはLAYERスイッチでダイレクトに選択でき、必要なフェーダーを自由に並べ、「ユーザー・レイヤー」として保存できます。
■USBメモリー・レコーダーを装備。非圧縮WAVファイルでレコーディング。
USBメモリーに直接レコーディング可能。M-300でミックスしたサウンドを16ビット非圧縮のWAVファイルとして保存できます。もちろんプレイバックにも対応。本体だけでBGMなどを送出可能です。また、USBメモリーにはユーザー設定ファイルやミキサー・データなどを保存できます。
■外部PCからのリモート・コントロール
USB端子に接続した外部PCからのリモート・コントロールに対応。M-300のカラー・ディスプレイと同一のGUIを備えた専用のコントロール・ソフトウェアM-300RCSを使用して、PC 上から操作が可能。M-300 RCSは、M-300 が接続されていない環境でも動作するため、各種セッティングを事前に行い、USBメモリーを使ってデータをコピー可能。本番当日はリハーサルやサウンド・チェックなどに集中することができます。
※M-300 RCSは、サポートページから無償でダウンロードできます。
※USBデバイス・サーバー使用時、シーン数/ライブラリ数が多いと、V-MixerとM-300RCS間で通信(オンライン)できないことがあります。
■DAWへのマルチトラック・レコーディング
DAWへのマルチトラック・レコーディングに対応。REAC ポートにPC を接続して、Cakewalk SONAR に24ビット/最大40トラックのオーディオ・データをレコーディング可能。高品位なマルチトラック・レコーディングを簡単に行うことができます。
※この機能を使用するにはCakewalk SONARのほか、ドライバ・キットCW-RDK およびFireWire オーディオ・インターフェース FA-66 が必要になります。
■ビデオ機器との優れたコンビネーション
V-LINK に対応し、ビデオ機器とも積極的に連携します。例えばM-300とビデオ・スイッチャーV-1600HDをMIDIで接続し、映像の切り替え操作をすると、M-300のモーターフェーダーも追従、音声をクロスフェード。音響と映像を統合した新たな演出を実現します。
豊富に用意されたコンポーネントを自由に組み合わせることで、用途に合ったシステムを実現。この圧倒的なフレキシビリティの高さは、V-Mixing Systemの大きなアドバンテージです。
■基本システム
さまざまなアプリケーションに対応するベーシック・システム。入出力ユニットには2台のS-1608を使用。32ch入力に対応し、メインとモニター用に合計16チャンネルを出力します。
※M-300のパッチベイで44入力から32ch分を入力チャンネルにアサイン可能。
■拡張システム
REACのアドバンテージを活かした拡張システム。S-0808を4台使用することで、より自由度の高い入出力を実現。またM-48を使用し、演奏者のモニターもV-Mixing Systemでカバーしています。
※M-300のパッチベイで44入力から32ch分を入力チャンネルにアサイン可能。
■放送中継/収録用システム
放送用の中継/収録をV-Mixing Systemでカバーしたシステム。M-300は受け取ったREAC信号をダイレクト出力できるため、頭分けなどをせずに、シンプルにシステムを組むことが可能。PCを接続すれば、マルチトラック・レコーディングも簡単に行うことができます。
*録音トラック数はお使いになるPCの性能により少なくなることがあります。
■ホールなどの設備向けシステム
ホールにS-0808を分散配置したシステムです。用途に応じてS-0808の設置場所、入出力パッチを自由に変更できます。M-300は調整室のラックにマウントして使用可能。ミキサーはタッチパネルからリモート・コントロールできます。
※M-300のパッチベイで60入力から32ch分を入力チャンネルにアサイン可能。
*別途、制御ソフトを作成する必要があります。
■V-Mixer
ライブ・ミキシング・コンソール M-400
ミキシング・コンソール M-380
■Digital Snake
40チャンネルI/Oモジュラー・ラック S-4000S-3208
40チャンネルI/Oモジュラー・ラック S-4000S-0832
ステージ・ユニット S-1608
FOHユニット S-0816
8×8 I/Oユニット S-0808
4チャンネル・アナログ・インプット・モジュール SI-AD4
4チャンネル・アナログ・アウトプット・モジュール SO-DA4
4チャンネル・デジタル・インプット・モジュール SI-AES4
4チャンネル・デジタル・アウトプット・モジュール SO-AES4
REAC MADIブリッジ S-MADI
REACマージ・ユニット S-4000M
REACオプティカル・コンバーター S-OPT
REACケーブル(100m)リール付き W100S-R
■Personal Mixer
ライブ・パーソナル・ミキサー M-48
スプリッター&パワー・ディストリビューター S-4000D

※RA-10U(別売)使用時
(0dBu=0.775Vrms)
*XLR端子 1:グラウンド、2:ホット、3:コールド
*ファンタム電源:DC+48V(無負荷時最大)、14mA(最大負荷)※電流値は1チャンネルあたり。全XLRタイプ入力端子に装備。
*REACの回線にREACスプリッターS-4000Dやスイッチング・ハブを挿入する場合、それらスプリット機器の性能に応じてネットワーク遅延時間が増えます。スプリット機器が挿入された時の遅延時間は、1台あたり最大で200マイクロ秒(0.2mS)です。
※製品の仕様及びデザインは改良のため予告なく変更することがあります。