“未来のステージ用デジタル・グランドピアノ”を題材にデザインを公募
「ローランド デジタルピアノ デザイン アワーズ」開催
~2015年11月10日(火)より特設サイトにて募集開始~
ローランド(株)(社長:三木 純一 http://www.roland.co.jp/)は、ステージで使用するデジタル・グランドピアノの理想のデザインを追求する「ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ(Roland Digital Piano Design Awards)」を開催し、2015年11月10日(火)よりデザインの募集を開始します。

今回実施する『Roland Digital Piano Design Awards』は、音楽文化への貢献と次世代クリエーターと共にデジタルピアノの未来を考えることを目的としています。革新性、独自性、造形美、存在感、デジタルならではの利点を活かした、理想的なデジタル・グランドピアノのデザインを全世界から募集し、デジタルピアノの魅力をさらに追求してまいります。
『Roland Digital Piano Design Awards』公式サイト http://www.roland.co.jp/promos/piano_design_awards/
当社とデジタルピアノの発展の歴史について
当社は、創業2年目にあたる1973年に純電子発振式音源の電子ピアノ「EP-10」を発売、その翌年には世界初となる鍵盤を弾く強さで音の強弱がつけられるタッチ・センス付き電子ピアノ「EP-30」を発売しました。以来、電子楽器専門メーカーとして理想の電子ピアノを40年以上にわたって追求し、音、機能、デザインなど、あらゆる面において革新的な製品を提供し続けてきました。
その結果、デジタルピアノは従来の楽器には類を見ないスピードで進化しました。最新の技術では、アコースティックピアノの発音原理を本体内で仮想的に創り上げ、内部部品の相互干渉や振る舞いの変化までも再現することが可能となっています。その他、鍵盤機構やスピーカーシステムなどについても改良を重ね、現在のモデルでは楽器としてプロの演奏にも耐えうる非常に高い表現力を備えています。
またデザインにおいても、当社は他社に先駆けて本体とスタンドを上下に分割するキャビネット構造を採用し、現在のデジタルピアノのベースとなる形を作りました。その後もポータブルタイプでファッショナブルなカラーバリエーションや鍵盤蓋を閉めればフラットになるシンプルで上品なフォルム採用したモデルなど、新しいデジタルピアノのスタイルを提案し続けています。
募集概要
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- 募集内容
- 「コンサート用デジタル・グランドピアノのデザイン募集」
テーマは“Unleash”。コンサート・グランドピアノのあり方を再定義するような、デジタルならではのデザインを募集いたします。
※応募作品は国内外未発表のものに限ります。
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- 応募資格
- 現在国内外で活動中のデザイナー、クリエーターの方、およびそれを目指している大学や専門学校の学生の方。企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は問いません。
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- 応募要項
- 募集条件および応募方法等の詳細は、2015年11月10日から『Roland Digital Piano Design Awards』公式サイト内に開設するエントリーページに記載します。
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- 賞と賞金
- 大賞(1点):¥500,000、優秀賞(1点):¥200,000、奨励賞(1点):¥100,000
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- 審査基準
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- 1)革新性、独自性があるもの
- 2)造形美を感じられるもの
- 3)テーマと適合しているもの
- 4)ステージで使用するコンサート用グランドピアノに相応しい気品と存在感を感じられるもの
- 5)デジタルならではのアドバンテージを活かしているもの
※第三者の特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権等の知的財産権を侵害していない作品に限ります。
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- 審査方法
- ローランド株式会社内の専門家や識者で構成する選考委員会が審査を行います。
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- 受付期間
- 2015年11月10日(火)~2015年12月21日(月)
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- 結果発表
- 2016年1月21日(木)にアメリカで開催される世界最大の楽器ショー「Winter NAMM Show 2016」の会場と『Roland Digital Piano Design Awards』公式サイト(http://www.roland.co.jp/promos/piano_design_awards/)にて受賞者名と受賞作品を発表いたします。
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- 応募に関するお問い合わせ
- ローランド・デジタル・ピアノ・デザイン・アワーズ事務局 E-mail:designawards@roland.com
ローランドのデジタルピアノ変遷
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- 1973年
- EP-10
日本初、音源部分に機械的な構造を持たない純電子発振式ピアノを発売
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- 1974年
- EP-30
世界初のタッチ・センス付き(鍵盤を押す強さで音量が変化する)電子ピアノを発売
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- 1983年
- HP-400 /HP-300
初めてMIDIが搭載採用された電子ピアノ。上下分離式を採用したキャビネットは以降の電子ピアノのスタンダードとなった
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- 1986年
- RD-1000
当社初のデジタル音源(SA方式)を採用し、木製鍵盤を搭載したステージピアノ。数多くのミュージシャンによって使用された
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- 1987年
- HP-5600 /HP-5500S /HP-4500S /HP-3000S
RD-1000に採用されたデジタル音源を採用した初の「家庭用デジタルピアノ」
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- 1991年
- FP-8
デジタルピアノの利点を生かしたポータブルなデジタルピアノ。ファッショナブルな赤/白/グレーの3色展開。ばねを一切使わないハンマーアクション鍵盤を採用
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- 1992年
- HP-7700
グランドピアノのエレガントで優雅なフォルムを採用したデジタルピアノ
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- 2001年
- HPi-5
譜面立てに大型ディスプレイを装備し、楽譜表示や音当てゲームなど練習を楽しくする機能を搭載
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- 2003年
- DP-900
鍵盤の蓋を閉めるとフラットになるスタイリッシュなデザインを電子ピアノに採用。このデザインがデジタルピアノ・メーカー各社の定番スタイルの1つとなる
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- 2005年
- RG-7
グランド・タイプのエレガントなキャビネットに、当社が培ってきたピアノ設計技術を結集。自動演奏機能、自動鍵盤も備えたモデル
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- 2009年
- V-Piano
アコースティックピアノの発音プロセスをデジタル技術により再現する新方式の音源を採用。往年のサウンドからまったく新しい音の創出までを可能にした
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- 2011年
- V-Piano Grand
V-Piano音源を搭載しグランドピアノフォルムのフラグシップモデル。専用設計のサウンドシステムで、奥行き感のある音場をつくりあげる
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- 2015年
- LX-17 /LX-7 /HP-605 /HP-603
最新の音源や、木と樹脂のハイブリッド構造を採用した新鍵盤、包み込むようなサウンドシステムなど、全てが新しくなった次世代の家庭用ピアノ
製品画像
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ローランド デジタルピアノ デザイン アワーズ
詳細および主な仕様
※本内容は、ニュース・リリース・ページ http://www.roland.co.jp/news/0662/ でもご覧いただけます。
この資料に関するお問い合わせ先
ローランド株式会社 お客様相談センター TEL: 050-3101-2555
- ※本ニュース・リリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。