ニュースリリース

2011年9月7日

AEO制度の「特定輸出者」認証取得

 ローランド(株)(社長:田中英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、AEO制度のひとつである特定輸出申告制度に基づいた「特定輸出者」の認定を、2011年9月1日付けで名古屋税関から取得いたしました。

 AEO(Authorized Economic Operator)制度は、セキュリティ管理とコンプライアンスの優れた事業者に対し、迅速で簡易な税関手続きを優遇する制度で、日本においては現在6つのAEO制度(特定輸出申告制度、特例輸入申告制度、特定保税承認制度、認定通関業者制度、特定保税運送制度、認定製造者制度)があります。

 世界17カ国22箇所の拠点を持ち、約130の国と地域で製品の販売を行う当社は、特定輸出申告制度の認証取得に取り組み、このたび輸出貨物のセキュリティ管理とコンプライアンス体制の整備が認められ、「特定輸出者」として認定されました。この認定を受けることで、輸出貨物を保税地域に搬入することなく輸出申告をし、輸出許可を受けることが可能となります。また、税関による審査・検査が簡素化され、これまで以上に輸出業務の効率化が図られます。

 今後は特定輸出申告制度を利用し、輸出通関手続きの効率化を図るとともに、より一層のサービス向上につなげてまいります。また、「特定輸出者」として、さらなるコンプライアンスの強化を図るとともに、法令を遵守した貿易管理を推進します。

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