2010年9月1日
ローランド(株)(社長:田中英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、業務用音響機器の「RSS by Roland」 ブランド、および 映像関連機器の「EDIROL by Roland」ブランドを、2010年9月1日以降発売の新製品より、順次 「Roland」 ブランドに統合します。また同時に、コンピュータ・ミュージックの「Cakewalk by Roland」ブランドを、ハードウェアとソフトウェアの両方を取り扱うブランドから、ソフトウェアに特化したブランドに変更します。
ローランドは幅広いカテゴリーの製品を取り扱っており、それぞれの分野でのアイデンティティを高めるため、事業と製品群に応じたマルチブランド戦略を展開しています。成長分野と位置づける業務用音響と映像関連機器についても、それぞれ「RSS by Roland」および「EDIROL by Roland」ブランドにて展開してきましたが、これらを業務用分野においても広く認知され、信頼性の高い「Roland」ブランドに統合します。現在、同分野はアナログからデジタルへの転換期にあり、「Roland」のデジタル技術の強みを活かし、コンサートなどのライブパフォーマンスから、編集、制作まで実現する「トータル・プロバイダー」として、事業の確立と成長を図ります。
一方、「Cakewalk by Roland」ブランドは、今後ソフトウェアに集中することにより、ブランド個性を明確にし、訴求力を強化します。同ブランドで販売していたハードウェアは楽器ユーザーに馴染み深い「Roland」ブランドに変更し、より幅広いユーザー層への訴求を促進します。コンピュータ・ミュージックをベースとしたホーム・レコーディングの分野はパソコン性能の向上により、一般の楽器ユーザーでも自宅で高度な音楽制作が可能となってきました。「Roland」のハードウェアと「Cakewalk」のソフトウェアを組み合わせたソリューション提案により、新規需要開拓を図ります。
以上のブランド集約により、ブランド投資の効率化を図るとともに、より一層のブランド訴求力強化と価値向上を推進していきます。
ローランド株式会社 経営企画部 広報・IR室 |
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