ニュースリリース

2010年3月26日

新開発音源による分厚く太いサウンドで、シンセ本来の「音づくり」を楽しめるシンセサイザー「GAIA(ガイア) SH-01」発売

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、新開発「バーチャル・アナログ・シンセサイザー音源」により、シンセサイザー3台分の重厚なサウンドをつくり出し、分かりやすいパネル・レイアウトで、音づくりの仕組みを理解しながら演奏できるシンセサイザー『GAIA(ガイア) SH-01』を、4月下旬に発売します。

 ローランドは、創業2年目の1973年にシンセサイザー第1号機として「SH-1000」を発表しました。今回の『GAIA SH-01』は、自由な音づくりが可能なローランド・シンセサイザー「SHシリーズ」の最新のラインアップ。世界の始まりから存在する大地の女神「GAIA」から名づけ、「新たな音を生み出す楽しさ」というシンセサイザーの原点に立ち返った、新世代のサウンド・クリエーターのためのシンセサイザーです。

 『GAIA SH-01』のパネル・レイアウトは、シンセサイザーの音づくりの基本が誰にでも理解できるよう配置されています。音の基本になる波形のキャラクターや音の高さを決める「オシレーター(OSC)」、音の明るさや太さを決める「フィルター(FILTER)」、音量を調節する「アンプ(AMP)」のセクションを、信号が左から右へ流れて音の出口に向かうよう分かりやすく配置しているので、初心者の方でも簡単に音づくりを楽しんでいただけます。また、これらの3要素それぞれに音色や音量などの時間的な変化をつけられる「ENV(エンベロープ)」、音程を揺らしてビブラートをかけるなど音に周期的な変化(うねり)をつける「LFO(ロー・フリケンシー・オシレーター)」のほか、リアルタイムにコントロールできるつまみやスライダーなども、すべてパネル上に配置しているので、操作に迷うことなく思い通りの音をつくることができます。

 また『GAIA SH-01』では、新開発の「バーチャル・アナログ・シンセサイザー音源」により、これら「OSC」「FILTER」「AMP」の流れでつくった音を最大3系統まで同時に重ねることができ、分厚く太いサウンドや複雑に音色が変化するサウンドなどを自在に表現できるようになりました。さらに、迫力・広がり・余韻をつけるエフェクトも充実。歪み系、モジュレーション系、ディレイやリバーブなど5系統のエフェクトを内蔵しており、オン/オフの組み合わせだけでも最大192通りの多彩な効果を演出できます。

 この一台でシンセサイザーの音づくりの基本を学べば、他のシンセサイザーでも同様の考え方で音づくりを楽しむことができます。『GAIA SH-01』は、音づくりの基本を学びたい人や、新しくオリジナル・サウンドを創造したい新世代のクリエーターのためのシンセサイザーです。

品名・品番: GAIA SH-01

価格:オープン価格 / 初年度販売予定数(国内・海外 計): 10,000台

製品のポイント

  1. 新開発の「バーチャル・アナログ・シンセサイザー音源」により、シンセサイザー3台分に匹敵する分厚く太いサウンドを実現
  2. シンセサイザーの音づくりの流れを理解しやすい明快なパネル・レイアウトを採用
  3. コンパクトな37鍵盤、4.2kgの軽量ボディ、単3形ニッケル水素充電池(*)8本で約5時間使用できる電池駆動により、持ち運びも簡単

*電池は別売です。アルカリ電池、マンガン電池は使用できません。

製品写真

GAIA SH-01

製品画像は、製品画像ダウンロードページよりダウンロードいただけます。

詳細および主な仕様

詳細および主な仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。

http://www.roland.co.jp/products/jp/SH-01/

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター
TEL: 050-3101-2555

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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