2010年3月10日
ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、モダンで高級感あふれるキャビネットに、アコースティック・グランドピアノの音色を徹底追求した「スーパーナチュラル・ピアノ音源」、連打性と表現力が飛躍的に向上した鍵盤、新開発のペダルを搭載したローランドピアノ・デジタル『LX-10F』を、3月13日(土)から発売します。
2008年12月に発売した「LX-10」は、黒塗り鏡面艶出し塗装とサテン・ブラックが調和する斬新なデザインと奥行き45cmのスリムなボディ、楽器全体の「鳴り」を追及した専用設計のスピーカー・システムによる立体的なピアノ音でご好評をいただいています。
今回発売する『LX-10F』は、「LX-10」の後継モデル。
音源は、グランドピアノの88鍵すべてを一鍵一鍵サンプリングした音源に当社最先端の「V-Piano」の技術を融合した「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を採用し、鍵盤一鍵ごとの音色や音質の違い、アコースティック・グランドピアノさながらのタッチの強弱による極めて自然な音色変化、美しく伸びて消えていく自然な減衰音など、高度な演奏表現にも対応できる豊かなサウンドを実現。この音源は、2009年11月に発売した「HPシリーズ」で初めて家庭用電子ピアノに搭載し、お客様から高い評価をいただいています。
鍵盤は、弾く強さだけでなく微妙な弾き方の違いまでも忠実に音色へ反映させる「PHAV(プログレッシブ・ハンマー・アクションV)アイボリー・フィール鍵盤(エスケープメント付き)」を採用し、連打性に加えて表現力が格段に向上。奏者によって異なる音色や表情の違いまで表現できます。
そしてペダルには、新開発の「プログレッシブ・ダンパー・アクション・ペダル」を搭載。ペダルの踏み始めは軽く、ダンパー(*)が弦から離れるときに重くなるアコースティック・ピアノ特有の踏み応えを再現します。ダンパーの効き始めがわかりやすく、微妙なペダル・コントロールがしやすくなりました。また、踏み込みの深さによる減衰音の変化までも忠実に再現するので、音の余韻にこだわったペダル演奏も自在にお楽しみいただけます。
さらに、音質変化が楽しめる開閉式の屋根や、キャビネットの高さを活かして、屋根部、鍵盤奥、キャビネットの足元に2基ずつ配置した6つのスピーカーにより、空間をふるわせるような「鳴り」を実現し、立体的で豊かなピアノ音を響かせます。
音源、鍵盤、ペダル、デザインすべてにおいて最高級のクオリティを実現した『LX-10F』は、特にピアノ上級者、鍵盤タッチやペダル使いによる繊細な表現で演奏に磨きをかけたい方、デザインにもこだわりたい方に最適な電子ピアノです。
*・・・弦の振動を止める装置。ペダルを踏み込むと弦から離れるので、打鍵した音が伸び、音の余韻が響く。
価格:オープン価格 / 初年度販売予定数(国内・海外 計): 3,000台
製品画像は、製品画像ダウンロードページよりダウンロードいただけます。
詳細および主な仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/products/jp/LX-10F/
ローランド株式会社 お客様相談センター |
※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。