ニュースリリース

2010年2月3日

音を重ねながら1台で多彩な演奏ができる電子パーカッション「OCTAPAD SPD-30」発売

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、リアルタイムに演奏者のひらめきを音に変え、録音と再生を繰り返しながら音を自在に変化させることができる、新しい演奏スタイルの電子パーカッション『OCTAPAD(オクタパッド) SPD-30』を、3月下旬から発売します。

 『OCTAPAD SPD-30』は、アコースティック・ドラムや世界各国のパーカッション、ダンス・ヒップホップ系効果音など、あらゆる音楽ジャンルに対応した670種類の音色を、8つのパッドを使って自由自在に演奏することができます。センサー部が改良され打面が分離独立した新開発のラバー・パッドにより、打楽器の基本性能である、弱打から強打までを正確に発音するダイナミック・レンジを実現。打感も向上し、表現力豊かな演奏が可能になりました。

 新機能の「フレーズ・ループ」では、演奏者自身が、ひらめいたイメージをもとに演奏の録音/再生を繰り返しながら、リアルタイムにオリジナルのフレーズを作っていくことができます。例えば、アコースティック・ドラムで基本ビートを録音、ラテン・パーカッションを加え、メロディックな楽器でソロを行うといった、独創的なパフォーマンスが可能です。また、作ったフレーズから特定の音のみをミュート(消音)したり、つまみでエフェクトを変化させたりし、ライブ演奏の曲イメージや演奏シーンにあわせてフレーズを自由自在に変化させることができます。

コンパクトなドラム・セットの例 そのほか、別売のキック・パッドやハイハット・コントロール・ペダルを組み合わせると、軽量でコンパクトなドラム・セットにもなり、小編成のライブ演奏でもその威力を存分に発揮することができます。

 『OCTAPAD SPD-30』は、アマチュアからプロまで、幅広い演奏者の創造力に富んだ無限の演奏表現が可能な電子パーカッションです。

品名・品番:OCTAPAD SPD-30

価格:オープン価格 / 初年度販売予定数 (国内・海外含む):15,000台

製品のポイント

  1. リアルタイムに録音/再生を繰り返しながらフレーズを自在に変化させることができる「フレーズ・ループ機能」を搭載
  2. V-Drumsの開発技術を応用し、打感とセンシング性能が飛躍的に向上した新開発のラバー・パッドを搭載
  3. バリエーションに富んだ670音色のサウンドと、個性的な音づくりに役立つ30種類のマルチ・エフェクトを搭載

新開発のパッド構造について

 『OCTAPAD SPD-30』のパッド構造には、当社V-Drumsの開発技術が応用されています。

 新開発のラバー・パッドは、長時間の演奏でも疲れにくいように設計されています。センサーがボディから離れ浮いたフローティング構造を採用しているので、打感が向上しただけでなく、パッドを叩いた時の振動で隣のパッドが誤作動し反応してしまう現象(クロストーク)を大幅に軽減することができました。また、センシング性能の向上により、弱い力で叩いた音から力強く叩いた音までを正確に発音するので、『OCTAPAD SPD-30』のサウンドをより表現力豊かに演奏できるようになりました。

新開発のパッド構造/叩く力と音の強弱の関係

製品写真

OCTAPAD SPD-30

製品画像は、製品画像ダウンロードページよりダウンロードいただけます。

詳細および主な仕様

詳細および主な仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。

http://www.roland.co.jp/products/jp/SPD-30/

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター
TEL: 050-3101-2555

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

このページの上へ