ニュースリリース

2010年1月22日

限りあるエネルギー資源を有効活用する「エナジー・セービング・テクノロジー」により 環境にやさしい電子楽器の開発を推進

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、環境保全活動の一環として、環境負荷を低減するモノづくりを推進しています。今後、さらにこの取り組みを促進するために、限りあるエネルギー資源を有効活用する技術を「Energy Saving Technology(エナジー・セービング・テクノロジー)」として認定し、開発を促進していきます。また、シンボルマークを設定し、同技術を搭載した環境にやさしい電子楽器の開発を、商品分野を問わず、組織横断的に取り組んでいくこととしましたので、お知らせいたします。

Energy Saving Technology by Roland

音楽のあふれる毎日がいつまでも続くように。
限りあるエネルギー資源を有効活用するために、ローランドは様々な技術開発に取り組んでいます。

ロゴ画像は、製品画像ダウンロードページよりダウンロードいただけます。

 当社が2009年6月に発表したモバイル・シンセサイザー「JUNO-Di」やショルダー・シンセサイザー「AX-Synth」では、独自開発の高効率回路により消費電力を大幅に減少させ、繰り返し利用できる充電式電池駆動が可能となりました。

モバイル・シンセサイザー「JUNO-Di」ショルダー・シンセサイザー「AX-Synth」

 また、同年11月発表の電子ピアノ「HP302」では、専用設計の高効率な電源アンプとスピーカーシステムの組み合わせにより、従来モデルから65%減の低消費電力でも迫力のあるサウンドを実現。同月発表しましたステレオ・ポータブル・アンプ「BA-330」では、省電力な電池駆動技術により、電源のないところでも、迫力のあるPAサウンドを楽しむことができます。

電子ピアノ「HP302」ステレオ・ポータブル・アンプ「BA-330」

 そして、2010年1月には同じ電池駆動技術により、世界初、単3形電池駆動のステレオ・キーボード・アンプ「KC-110」とアコースティック・コーラス「AC-33」を発表します。

ステレオ・キーボード・アンプ「KC-110」アコースティック・ギター用アンプ「AC-33」

 太陽光発電の導入、植林活動(注)の推進などとあわせ、今後もこのような省電力技術や電池駆動技術など、限りあるエネルギー資源を有効活用するための技術「Energy Saving Technology」を開発、より多くの製品に搭載し、人々がいつまでも音楽のあふれるすてきな生活を楽しめるように、ローランドは地球環境にやさしい電子楽器メーカーを目指します。

(注)
 当社は環境保全活動の一環として、インドネシアにおいて、合計100ヘクタール(東京ドーム20個分)の植林地で「産業植林」と、伐採を目的としない「環境植林」を行っています。「産業植林」によって生産された木材は、当社の電子ピアノのキャビネット部材として利用する予定です。この植林で、最終的には約14万本の植林を実施し、向こう20年間で約1万トンのCO2削減効果を見込んでいます。

ローランド株式会社 経営企画部 広報・IR室  
〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川2036-1  
TEL: 053-523-3652

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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