ニュースリリース

2009年7月15日

パイプオルガンやチェンバロなど、あこがれの古楽器が身近になり、ご家庭で楽しめる クラシック・オルガン「C-230」発売 ローランド・クラシック・シリーズ3機種が勢揃い

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、パイプオルガンやチェンバロ、フォルテピアノなど、さまざまな古楽器の演奏をもっと自由に楽しめるクラシック・オルガン『C-230』を、9月上旬から発売します。これにより、2009年5月に先行発売したクラシック・オルガン「C-330」、2008年3月発売の電子チェンバロ「C-30」とあわせ、ローランド・クラシック・シリーズのラインアップ3機種が揃いました。

ローランド・クラシック・シリーズ

 ローランド・クラシック・シリーズ第1弾の電子チェンバロ「C-30」は、アコースティック・チェンバロを再現した繊細な鍵盤タッチと豊かな音色、調律不要などのデジタルならではの利便性に評価をいただき、チェンバリストや古楽ファンをはじめ、これまでチェンバロは遠いあこがれと考えられていた新たなお客様にも、多数ご愛用いただいています。第2弾は、パイプオルガンの荘厳な響きをご家庭で楽しめる「C-330」を発売。チェンバロよりも一般家庭で楽しむことがさらに難しいパイプオルガンの音や響きを最先端のデジタル技術で美しく再現し、単なる練習用楽器にとどまらず、省スペースのデザインで豊かなパイプオルガンの響きをご自宅で楽しんでいただける楽器として、オルガン愛好家の方々に好評です。

 そして今回ローランド・クラシック・シリーズ第3弾として、ご家庭はもとより、持ち運び可能となって、演奏会や他の楽器とのアンサンブルにも最適なクラシック・オルガン『C-230』を発売します。『C-230』は、小型のパイプオルガンやフォルテピアノなど68種類の音色を内蔵。先行発売の「C-330」と同様、コンパクト・サイズながら本体のスピーカーだけでも、300人程度を収容する中規模ホールでの演奏会に対応します。パイプオルガンの音場感をかなえる付属のサテライト・スピーカーを壁や天井に設置すれば、大聖堂でパイプから音が降り注ぐような豊かな響きの中で演奏できます。またアコースティック楽器に不可欠なこまめな調律が不要で、湿度の高い雨天時はもちろん、照明の当たる高温のステージなどでも常に安定した状態で演奏いただけます。さらに古典楽器の音程や調律法へもボタンひとつで切り替えることができ、作曲された当時の調律で演奏を楽しむこともできます。

 中世(6世紀〜15世紀)・ルネサンス期(15世紀〜16世紀)・バロック期(17世紀〜18世紀中頃)のヨーロッパの音楽で用いられた楽器は、職人による手作りで、繊細な音色や表現力など独特の魅力を持ち、現在も人気の高い楽器です。しかし一方で、その大きさや高価なこと、温度や湿度、移動によって音程が狂いやすいことなど、メンテナンスにも気を遣うデリケートで手の届きにくい楽器でもあります。ローランド・クラシック・シリーズは、ルネサンスやバロック時代を彩ったあこがれの楽器を、デジタル技術によりご家庭や演奏会などでいつでも気軽に、もっと自由にお楽しみいただける楽器です。

品名/品番 価格 発売日 初年度販売予定数
(国内・海外含む)
クラシック・オルガン
C-230
オープン価格 2009年9月上旬 2,000台
クラシック・オルガン C-230

C-230の製品画像は、製品画像ダウンロードページより
ダウンロードいただけます。

<参考>クラシック・オルガン C-330

(C-330の製品画像はこちらからダウンロードいただけます)

詳細

1.バロックが優雅に響く暮らし。現代の楽器として蘇った電子チェンバロ『C-30
2.あこがれのパイプオルガンをコンパクトに。本物の響きと演奏をご家庭で楽しめる『C-330
3.クラシック・オルガン、チェンバロ、フォルテピアノなど、さまざまな古楽器の音をコンパクトにかなえた『C-230
4.パイプオルガンの降るような響きを実現する付属のサテライト・スピーカー (『C-330』『C-230』対応)
5.調律不要。いつでもどこでもベスト・コンディションの音で演奏できます
6.古典楽器のピッチや調律法への変更も指一本で切り替え可能です

主な仕様

C-230の詳しい仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/products/jp/C-230/

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター
TEL: 050-3101-2555

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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