2009年7月8日

　ローランド(株) （社長：田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金：92億74百万円）は、エレクトリック・ギターやアンプの世界的メーカーである米国Fender Musical Instruments Corporation（以下：米国フェンダー社）とのコラボレーションにより、同社の名器1963年型「Fender® Reverb」のサウンドと弾き心地を、当社独自のCOSM*テクノロジーで忠実に再現したコンパクト・タイプのエフェクター Fender® Reverb『FRV-1』を、7月25日（土）から発売します。

　ギター音に自然な残響を付加するリバーブ・エフェクトは、現在、リバーブ発生のプロセスを演算処理で仮想的につくり出す「デジタル・リバーブ」が主流ですが、エレキ・ギター用のリバーブとしては、スプリングの共振を利用して残響を得る「スプリング・リバーブ」に根強い人気があり、多くのギター・アンプに搭載されています。「スプリング・リバーブ」には、「デジタル・リバーブ」にはない原音との一体感や、独特の華やかでウォームな響きといった、エレキ・ギターに適した特徴を持っています。米国フェンダー社の「'63 Fender® Reverb」は、同社リバーブ内蔵ギター・アンプの基礎となった製品で、真空管による駆動回路と長いスプリングを使用するこのモデルは、最高のエレキ・ギター用リバーブとして有名です。

　今回発売する『FRV-1』は、その米国フェンダー社往年の名器「'63 Fender® Reverb」のサウンドを、COSM技術によりコンパクト・ペダルに凝縮した製品です。操作も「'63 Fender® Reverb」と同様に、3つのつまみの設定でサーフ・サウンドからブルース系まで自在に音のキャラクターを変えられ、ベンチャーズのギター･サウンドなども簡単に再現。真空管回路とスプリングによる華やかで温かみのある独特なビンテージ・スプリング・リバーブ・サウンドを、気軽に楽しめます。

　米国フェンダー社が1950年代から1960年代に生産した真空管アンプは、世界中のギタリストたちが探し求める伝説のアンプで、とりわけ人気の高いのが1959年製「Bassman」、1965年製「Deluxe Reverb」です。そして同年代に生まれたスプリング・リバーブ単体器の傑作、特に1963年製の「'63 Fender® Reverb」も名高い製品です。当社は、米国フェンダー社からライセンスを受け、歴史的な真空管アンプ「Bassman」「Deluxe Reverb」の極上トーンや絶妙な弾き心地を、同社とのコラボレーションにより、当社独自の技術でリアルに再現するギター・エフェクターとして、2007年3月よりレジェンド・シリーズ「FBM-1」と「FDR-1」を発売。新製品『FRV-1』は、そのレジェンド・シリーズ第3弾となる製品です。

*COSM（Composite Object Sound Modeling）技術：現実に実在する物体の構造、素材などを別の手段で仮想的に再構築する技術をモデリング技術と呼びます。COSMは、その数あるサウンド・モデリング技術を組み合わせて、さらに新しいサウンドを創り出すローランド独自の技術です。

■「FRV-1」のサウンドを 携帯電話で試聴できます。 ※試聴サービスは無料ですが、 別途パケット通信料が必要です。

製品画像は、製品画像ダウンロードページよりダウンロードいただけます。

詳細

詳細につきましては、専用ホームページでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/products/jp/FRV-1/details.html

レジェンド・シリーズにつきましては、専用ホームページでご確認下さい。 　　
http://www.roland.co.jp/BOSS/legend/index.html
（※音が出ますのでご注意下さい）

主な仕様

詳しい仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/products/jp/FRV-1/specs.html

この資料に関するお問い合わせ先

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
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