ニュースリリース

2009年2月10日

30cmカスタム・スピーカー搭載の出力80Wのギター・アンプ「CUBE-80X」発売 ギター・ソロ用の新機能も搭載し、ライブ・ステージで威力を発揮

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、「CUBEシリーズ」の最上位モデルとして、30cmのカスタム・スピーカー搭載で迫力のサウンドや、ギター・ソロ用の音色をスイッチ一つで簡単に保存/呼び出しできるなど、ライブ・パフォーマンスで活躍する新機能を備えたギター用アンプ『CUBE-80X』を、2月15日(日)から発売します。

 簡単な操作とアンプ・モデリングやエフェクタにより多彩な音づくりが可能なギター用アンプ「CUBEシリーズ」は、現在、乾電池駆動のコンパクトな小型アンプから迫力あるサウンドを出力するライブ用アンプまで、多数のラインアップを揃えています。2008年には、「CUBEシリーズ」販売100万台を達成しました。

 新製品『CUBE-80X』は、独自開発の30cmカスタム・スピーカーを搭載し、80W出力のサイズからは想像できない迫力とCOSMアンプ(*)による生々しいアンプ・サウンドを実現。また、新しいタイプのアンプ・モデリングやギター・ソロに適した新機能が加わり、自宅での練習はもちろん、リハーサル・スタジオでの練習からライブ・ステージでのパフォーマンスまで、幅広い用途でお使いいただけるモデルです。

品名/品番 価格 発売日 初年度販売予定数
(国内・海外含む)
Guitar Amplifier
CUBE-80X
オープン価格 2009年2月15日 15,000台
CUBE-80X

外形寸法:
440(幅)×275(奥行)×440(高さ)mm 質量16kg

主な特長

● 

音質にこだわった30cmのカスタム・スピーカーを搭載、幅広い用途に対応する80W のハイ・パワー設計

● 

アンプ・モデリングをすべてブラッシュ・アップ。さらに新たに「DLX COMBO」を搭載し、合計10種類になったCOSMアンプで迫力ある音づくりが可能

ライブ・ステージで威力を発揮する新機能を装備

○ 

ギター・ソロ用の音色を記憶できる「SOLO機能」
アンプ・タイプやゲイン、イコライザーなど、パネルの設定を保存/呼び出しできます。

○ 

弾いたフレーズを録音/再生できる「LOOPER機能」
演奏したフレーズを最大40秒まで録音でき、ループ再生できます。

ディレイ/リバーブを独立させ、空間系のエフェクト効果も簡単に
ディレイ、リバーブが、それぞれのつまみで操作できるようになりました。さらに、ディレイには、タップ入力でディレイ・タイムを調節できる「タップ入力機能」、リバーブには、往年のギター・アンプに搭載されている「スプリング・リバーブ」のモデリングを新規に搭載。奥行きのあるサウンドをつくり出せます。

(*)COSMアンプ:  独自の電子信号処理技術により、様々なタイプのアンプ・サウンドを忠実に再現できる当社独自のサウンド・モデリング・システムです。COSMは、「Composite Object Sound Modeling」の略

詳細

● ライブでも活躍するハイ・パワー設計

 CUBE-80Xは、80W出力30cm(12インチ)スピーカーを搭載しています。スピーカーは音質にこだわったカスタム仕様。さらに新開発のDSPチップを搭載し、サウンド・クオリティが大幅に向上しました。自宅での練習用にはもちろん、リハーサル・スタジオやライブ・ハウスなど、幅広いニーズに対応できます。

● 10種類のCOSMアンプによる迫力ある音づくり

 CUBE-80Xは、アンプ・モデリングをブラッシュ・アップし、さらに新たなモデリング、DLX COMBOを追加。合計10種類のアンプ・タイプを搭載しました。また、JC CLEAN チャンネル、LEAD チャンネルの2チャンネル切替方式を採用。簡単でわかりやすい操作性を引き継いでいます。
 JC CLEANチャンネルは、高音域までクリアに再生するJC-120をモデリング。マルチ・エフェクターと組み合わせて音づくりを行う際などには最適なアンプ・タイプです。
 LEADチャンネルでは、往年の名機と呼ばれるアンプ・サウンドをモデリング。キャラクターの異なる多彩な音色を選択できます。また、オリジナル・アンプの「ダイナ・アンプ」では、クリーンからハイ・ゲインなディストーションまで、ピッキングの強さに応じて音色変化を得ることが可能。表現力豊かなギター・プレイを行うことができます。もちろん、イコライザーやプレゼンスも装備。より綿密な音づくりも可能です。

● パネルの設定を記憶できるSOLO機能

 CUBE-80Xは、ボタン一つで、アンプ・タイプやゲイン、イコライザーなど、パネル上のつまみやスイッチの設定を保存/呼び出しすることができる「SOLO機能」を搭載しました。フット・スイッチ(別売)でもコントロールが可能で、ギター・ソロ用の音色などを記憶させれば、ライブ・ステージなどで効果的な音色切り替えができます。

● リアルタイム・パフォーマンスに威力を発揮するLOOPER機能

 CUBE-80Xは、演奏したフレーズを録音してループ再生できるLOOPER機能を装備。最大40秒までの録音ができるので、バッキング・フレーズをオーバーダビングし、そのループに合わせてソロ・プレイを行うなど、サウンド・オン・サウンドによるパフォーマンスも可能です。

● 独立したディレイ/リバーブと4種類のエフェクトを搭載

 CUBE-80Xは、ディレイとリバーブを独立して搭載。空間系のエフェクト効果がつくりやすくなりました。
 ディレイは、アナログ・ディレイ風のサウンドでフィードバック・ディレイの「WARM」と、明瞭なサウンドでフィードバックが1〜2回の「CLEAR」の2タイプを内蔵。ディレイ・タイムはTAPスイッチによって調節でき、最長2000ms(WARM時。CLEARの場合は1000ms)まで設定することができます。また、30ms、50ms、70ms、90msのショート・ディレイも可能で、カントリーやロカビリーでのスラップ・バックやダブリング奏法にも対応できます。
 また、リバーブは、往年のギター・アンプに搭載されているスプリング・リバーブのモデリングと、高音域の伸びが美しいプレート・リバーブの2タイプから選択可能です。
 さらに、個性豊かなサウンド・メイキングをサポートするコーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロの4種類のエフェクトも装備。つまみで効果の具合を簡単に調節できます。

● チューナー機能を内蔵

 CUBE-80Xは、本体にチューナー機能を装備。フラット・チューニングや7弦ギターにも対応し、クロマチック・チューニングを行うことも可能です。

● さまざまな用途に対応する充実の接続端子

 CUBE-80Xは、LOOPER機能の録音/再生やエフェクトのON/OFF、SOLO機能の切り替えなど、最大6系統の動作を、フット・スイッチ(別売)を使えば演奏中でも簡単に操作可能。
 また、DAWやレコーダーなどに出力できるレコーディング・アウト、外部PAに出力する際に便利なライン・アウト、オーディオ・プレーヤーなどを接続してギターと同時に鳴らすことができるAUX入力など、充実した入出力端子を装備。用途に合わせてさまざまに活用することができます。

仕様

詳しい仕様につきましては、ローランド・ホームページでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/products/jp/CUBE-80X/

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター
TEL: 050-3101-2555

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