ニュースリリース

2009年1月22日

電子アコーディオンのエントリー・モデル Vアコーディオン「FR-1」シリーズ発売 重量わずか5kgの小型ボディで、様々なアコーディオン音色やオーケストラ音色が楽しめる

 ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、さらに軽量になったボディで、多彩な音色によるアンサンブルを楽しめる電子アコーディオン『FR-1』ピアノ鍵盤タイプとボタン・タイプの2機種を、1月30日(金)より発売します。

 当社は、最新のデジタル技術を駆使した電子アコーディオン「Vアコーディオン」を開発し、2004年の発売以来、ご好評いただいています。

 今回発売する『FR-1』は、Vアコーディオン・シリーズで最も小型モデルながら、上位モデル同様、アコースティック・アコーディオンの発音原理を忠実にモデリングし、高感度センサーで蛇腹の空気圧を検出して自由に表現できる専用「PBM音源」を搭載。圧倒的にリアルなアコーディオン・サウンドを実現します。本体には、イタリアンやフレンチ・アコーディオン、さらにバンドネオンなどの7種類のアコーディオン音色を搭載。また、サックス、クラリネット、ベースなど10種類のオーケストラ音色と4種類のオルガンサウンド、左手でリズムを刻めるパーカッション音色を使って、一台でも本格的なアンサンブルを楽しめます。

 さらに、蛇腹操作の練習や内蔵曲を使ったマイナス・ワン演奏など、アコーディオン入門者向けの練習機能も搭載。ヘッドホンを使うと場所や時間を選ばず練習でき、単3電池8本で5時間の連続使用も可能。初めてアコーディオンに触れる方から、ステージで演奏する上級者まで、幅広く楽しんでいただけるモデルです。

品名/品番 価格 発売日 初年度販売予定数
(国内・海外含む)
Vアコーディオン
FR-1 シリーズ
オープン価格 2009年1月30日 FR-1(ピアノ・タイプ):6,000台
FR-1(ボタン・タイプ):6,000台
FR-1 ピアノタイプFR-1 ボタンタイプ

主な特長

●  小型・軽量かつ充実した基本性能:
右手26鍵(ボタン・タイプは62ボタン)、左手72ベース、お子様からご年配の方まで幅広く、また女性にも気軽に楽しんでいただける軽量小型サイズ。電池駆動にも対応し、ボリューム調整やヘッドホンなどで、場所・時間を選ばず演奏できます。
●  アンサンブルを彩る充実したサウンド:
7種類の多彩なアコーディオンとサックス、クラリネット、そしてウッド・ベースなど10種類のオーケストラ音色を演奏可能。また、今回新たに右手パートにオルガン・モードを搭載。ハーモニックバー・オルガン・サウンドを4種類装備。 ロータリー・エフェクトも使用できます。
●  伴奏にリズムのキレを加えるパーカッション・サウンド:
計4セットのパーカッション・サウンドを左手ベース・ボタン、コード・ボタンで演奏できます。ベース/コード・サウンドに重ねて演奏することも可能です。
●  練習を楽しくするソング機能:
4曲の練習曲を内蔵。右手、左手のマイナス・ワン練習に加え、蛇腹操作のみの練習も可能です。

詳細

1. 小型、最軽量、シンプル操作のVアコーディオン

 Vアコーディオン・シリーズの中で最も小型なボディに、右手26鍵(ボタンタイプは62ボタン)、左手には72ベースを装備しました。音色切替えのレジスターボタンには自照式ボタンを採用し、より直感的な操作が可能です。また他のVアコーディオン同様、バッテリーに対応しており、市販の単3電池8個で約5時間の連続使用が可能*。様々な場所に持ち運んで演奏いただけます。専用ACアダプターも使用可能。ケーブル1本で接続でき、セットアップも簡単です。
*2000mAh以上のニッケル水素充電池を推奨

2. 圧倒的にリアルなアコーディオン・サウンド

 アコースティック・アコーディオンの発音原理を忠実にモデリングし、圧倒的にリアルな音色を生み出すPBM音源部分はシリーズ共通。リードセットはHMMLの右手4列仕様、またボタン操作でミュゼット・サウンドにも対応します。バンドネオンやアルペンなど個性的なアコーディオンをはじめ、様々なアコーディオンタイプを全部で7セット搭載しています。また、右手4個、左手3個の音色ボタンを装備し、音色の呼び出しもスムーズに操作できます。

3. オルガン/パーカッション音色を加え、さらに魅力を増したアンサンブル演奏

 アコーディオン以外の音色も楽しめます。右手にはサックス、クラリネットをはじめとする4種類のオーケストラ音色。左手にはアコースティック・ベースなど3種類のベース音色とコード音色を使ってアンサンブル演奏が可能です。また新しく右手パートにオルガン・モードを搭載。ハーモニックバー・オルガン・サウンドを4タイプ選ぶことができます。ロータリー・エフェクトも使用できます。さらに上位モデルFR-2で好評だったパーカッション音色を装備。左手のベース/コード・ボタンの演奏にパーカッション音色を重ねて、伴奏にリズムのキレを加えることも可能です。

4. 練習を楽しくするソング機能

 本体に4曲の練習曲を内蔵しました。練習曲を再生しながら、右手、左手それぞれのマイナス・ワン練習に加え、蛇腹の練習もでき、次の3通りの練習が可能。 1) 右手パート+蛇腹操作の練習(左手パートは自動演奏)、2) 左手パート+蛇腹操作の練習(右手パートは自動演奏)、3) 蛇腹操作の練習 (右手パート、左手パートともに自動演奏)。入門用としてアコーディオン演奏の基本動作を覚えるのに最適です。また、ヘッドホンと内蔵メトロノームを利用して、場所・時間を選ばず効果的に練習ができるのも大きな魅力です。

5. 電子アコーディオンならではの連携性能

 ライン出力からステージPAやキーボード・モニターへ直接接続できます。市販のワイヤレスシステムを使えば、ステージ上を歩き回るような完全に自由なパフォーマンスも可能です。またオプションとして、パーソナル・モニターMobile CUBEやCM-30CUBE Monitor の使用を推奨。ご家庭やリハーサルルームでのちょっとした音出しに便利です。さらに、ストリートやステージ・ライブなど、ユーザーの用途に合わせて、CUBE Street、SA-300などのアンプも最適。シンセサイザーなどの外部音源や他の電子楽器との連携を可能にするMIDI機能も、本体搭載のMIDI端子により簡単にセットアップできます。

6. その他の便利な機能

 アコーディオンの種類やオーケストラ音色、使用するパーカッション音色などを、用途に応じてすぐに呼び出せるユーザー・プログラムを4個まで保存できます。また、蛇腹操作時の空気の流量を調節するロータリースイッチを搭載。ベローズを開閉する際に感じる重さを11段階の範囲で選択可能です。蛇腹操作に慣れない初心者の方々や、プレイヤーのさまざまな演奏スタイルに合わせて調節が可能です。さらに本体に取付けられたアクリルカバーは取外し可能、付属の交換用インレイ・シートで自由にカスタマイズできます。

仕様

詳しい仕様につきましては、Vアコーディオン スペシャル・サイトでご確認ください。
http://www.roland.co.jp/VA/

1月30日よりVアコーディオン スペシャル・サイトで、アコーディオニスト かとうかなこさんのVアコーディオン演奏がムービーでご覧になれます。
かとうかなこさんのオフィシャル・サイトは、こちら http://www.katokanako.com/

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

この資料に関するお問い合わせ先

ローランド株式会社 お客様相談センター
TEL: 050-3101-2555

 

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