2008年9月16日
ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、電子オルガン「ミュージック・アトリエ」シリーズの新製品として、上級者の演奏技術にも応える本格モデル『ミュージック・アトリエAT-500』と、お求めやすい価格ながらも上位機種ゆずりの音色クオリティを実現し、オルガンをより身近に楽しんでいただける入門者モデル『ミュージック・アトリエ AT-75』の2機種を、9月中旬から発売します。
既に発売済みの「ミュージック・アトリエ」シリーズ 5機種(AT-900/AT-900C/AT-800/AT-300/AT-100)に、新製品『AT-500』『AT-75』の2機種が加わり、「ミュージック・アトリエ」の全ラインアップ7機種が揃いました。
オルガン演奏の醍醐味は、プレーヤーとしてはもちろん、編曲者として、指揮者として自分自身で音楽を自在に表現できること。また、多彩な音色を使ってビッグバンドやオーケストラの音楽を1人でリアルタイムに演奏できる点も大きな魅力です。今回発売する『AT-75』は、上鍵盤・下鍵盤・ペダル鍵盤を備えながら「ミュージック・アトリエ」としては初めて10万円台の低価格化を実現。オルガン愛好家のすそ野を広げるために開発されたモデルです。充実のラインアップで、ローランドは電子オルガンの魅力をより多くの方に伝え、オルガンの普及を目指します。
品名/品番 | 価格 | 発売日 | 初年度販売予定数 (国内・海外含む) |
ミュージック・アトリエ AT-500 | 882,000円(税込) | 2008年9月末 | 250台 |
ミュージック・アトリエ AT-75 | 189,000円(税込) | 2008年9月19日 | 1,000台 |
【AT-500】 高いオルガン・クオリティと優れた操作性で、ひとクラス上の演奏表現をかなえる本格モデル
● | ダークウォールナット調仕上げのシックで高級感のあるキャビネット。 |
● | フル・レンジ+ツィーターのスピーカー・システムを採用し、より臨場感あふれるサウンドで演奏を楽しめます。 |
● | オルガンならではの音づくりが楽しめるハーモニック・バーには、オルガン・サウンドにオーケストラ音色を重ねられるソロ・ハーモニック・バーも搭載。 |
● | 手をかざして演奏を効果的に演出できるDビームを装備。 |
● | タッチ・パネル式大型液晶画面やバリュー・ダイヤルで、スムーズに操作できます。 |
【AT-75】 オルガンの魅力をもっと身近に。演奏を気軽に楽しめるシンプル・モデル
● | 2段の手鍵盤、ペダル鍵盤、操作や演奏をスムーズに行える液晶画面などの基本性能を、軽量、コンパクト・サイズで実現。 |
● | オルガンならではの音づくりが楽しめるハーモニック・バーを搭載。 |
● | 高品位で多彩な音色や世界のさまざまなリズムで、音楽の楽しさがさらに広がります。 |
● | 迫力のある自動伴奏や市販のミュージックデータで、オルガンを気軽に始めたい方をサポートします。 |
● | USBメモリーを外部記憶媒体に採用、演奏用の音色設定や演奏曲のデータを保存できます。 |
ローランドは1994年にローランド・オルガン「ミュージック・アトリエAT-70/AT-50」を発売。以来、「ミュージック・アトリエ」は、伝統あるオルガン・サウンドを忠実に受け継ぎながらもデジタルならではの新しい機能をふんだんに備え進化してまいりました。オルガン演奏の醍醐味ともいえる「リアルタイム演奏」、操作やデータの「互換性」に配慮した設計思想を貫いた電子オルガンとしてオルガン愛好家の方々より高い評価をいただいています。当社では、全国各地のローランドRMS音楽教室で「ミュージック・アトリエ」を活用した様々なレッスン・コースを用意しており、お子様から大人の方まで幅広くオルガン演奏の楽しみを広めています。
※詳しくは http://www.roland.co.jp/ATELIER/ をご覧ください。
● 豊富なオルガン音色と「ハーモニック・バー」
パイプ・オルガンからシアター・オルガン、ジャズ・オルガンまで、世界のオルガン銘機のサウンドを豊富に搭載。さらに、全ラインアップで「ハーモニック・バー」を搭載し、高さの異なる音の組み合わせや音量調節といったオルガン本来の音づくりをリアルタイムかつ直感的に行えます。「AT-500」には、上位モデルと同様に、オルガン・サウンドにオーケストラ音色を重ねられる「ソロ・ハーモニック・バー」も搭載し、例えば、オルガンに途中からブラスを重ねるといった演奏表現がダイナミックに行えます。
● 多彩で高品位なオーケストラ音色
オルガン音色以外にストリングスやブラス、ギターなどの楽器音を豊富に搭載しているのもミュージック・アトリエの特長。上位機種ゆずりの新音源を採用し、従来モデルから大幅に音に磨きをかけました。
● ウォーターフォール鍵盤を採用した広い音域の下鍵盤
下鍵盤はウォーターフォール鍵盤(AT-500:64鍵、AT-75:49鍵)を採用。グリッサンドなどのオルガン特有の奏法に最適です。「AT-500」には、ダンパー・ペダルも搭載しているので、本格的なピアノ演奏も可能です。
● 世界中のミュージシャンとの共演気分が味わえる「アレンジャー(自動伴奏)機能」
スイング、カントリー、ボサノバなど、世界中のリズムに合わせて演奏できます。新ミュージック・アトリエ・シリーズに搭載されたリズムはすべてプロのドラマーが演奏した臨場感あふれるものです。下鍵盤で簡単なコードを弾くだけでリズムに合った伴奏が自動的に付く「アレンジャー(自動伴奏)機能」を使えば、一人でも世界の様々な音楽のアンサンブルを楽しめます。
● 直感的な演奏表現をかなえる様々な機能(AT-500)
「AT-500」には上位機種ゆずりの演奏機能を搭載。下鍵盤の一部にドラム音や効果音を割り当てて鳴らせる「マニュアル・パーカッション」や、手のひらをかざして音に変化をつけられるDビームなど、演奏に彩りを添える機能を備えています。
● 外部記憶媒体にUSBメモリーを採用
USBメモリーに、演奏用の音色設定や演奏曲のデータを記憶できるようになりました。また、従来機種とのデータ互換性も確保されているので、教室とご自宅でオルガンの機種が違う場合でもデータをそのままお使いいただけます。
詳しい仕様につきましては、ローランド・ホームページでご確認ください。
AT-500 http://www.roland.co.jp/products/jp/AT-500/
AT-75 http://www.roland.co.jp/products/jp/AT-75/
※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
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