2007年11月28日
ローランド株式会社
浜松市北区細江町中川2036-1
証券コード：7944

ローランド(株) （社長：田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金：92億74百万円）は、電子オルガン「ミュージック・アトリエ」の新製品として、よりリアルに高品位になった音色と豊かな演奏表現力を備えた上級モデル『ミュージック・アトリエ　AT-900/AT-900C/AT-800』の3機種を発売します。

新製品「AT-900/AT-900C/AT-800」は、従来モデルの使いやすい操作性はそのままに、音色も全て踏襲しながら、オルガン音色やオーケストラ音色をより高品位なサウンドにグレード･アップ。さらに、アコースティック楽器特有の繊細な演奏表現をも可能にする、ローランド独自の新技術「スーパー･ナチュラル･テクノロジー」を活用した新音色「アーティキュレーション･ボイス」やオルガンの音づくりに最適な「ハーモニック･バー」の搭載により、幅広い演奏が可能になりました。

また新たなモデルとして、本体とスタンドのセパレートタイプで持ち運びが楽になった「AT-900C」がミュージック・アトリエ・シリーズに加わりました。

新製品「AT-900/AT-900C/AT-800」は、ワンランク上のオルガンを楽しみたいという方に最適のモデルです。

品名／品番	商品価格	発売日	初年度販売予定数 （国内外）
ミュージック･アトリエ AT-900	2,625,000円（税込） 2,500,000円（税抜）	2008年1月下旬	300台
ミュージック･アトリエ AT-900C	1,617,000円（税込）* 1,540,000円（税抜）* *足鍵盤は別売	2007年11月29日	500台
ミュージック･アトリエ AT-800	1,522,500円（税込） 1,450,000円（税抜）	2007年11月29日	1,200台

ミュージック・アトリエについて

ローランドは、1994年にローランド･オルガン ミュージック･アトリエ「AT-70/AT-50」を発売。以来、パイプ・オルガン、シアター・オルガン、ジャズ・オルガンの伝統あるオルガン･サウンドを忠実に受け継ぎながら、デジタルならではの機能をふんだんに備えた電子オルガンとして、オルガン愛好家の方々より高い評価をいただいています。

「ミュージック・アトリエ」の特長は、豊かな「オルガン・サウンド」、オルガン演奏の醍醐味ともいえる演奏しながらリアルタイムに表現を加える「リアルタイム演奏」、分かりやすい操作パネル、従来機種とのデータの「互換性」に配慮した設計思想を貫いていることです。

ローランドでは、全国各地で展開しているローランドRMS音楽教室で「ミュージック･アトリエ」を活用した様々なレッスン・コースをご用意しており、お子様から大人の方までオルガン演奏を楽しんでいただいております。

主な特長

多彩で高品位なオーケストラ・サウンドと新技術「スーパー･ナチュラル･テクノロジー」
ミュージック・アトリエは、オルガン音色以外にストリングスやブラス、ギターなどの楽器音が豊富に搭載されています。
さらに新シリーズでは、ローランドが開発した新技術「スーパー･ナチュラル･テクノロジー」を活用し、豊かな音色変化や息づかいなど、アコースティック楽器特有の繊細なニュアンスをリアルに表現できる「アーティキュレーション･ボイス」4音色（バイオリン、トロンボーン、チェロ、テナー・サックス）を新搭載。
例えばバイオリンの音色の場合、従来は「弓で弾いた音」と「指ではじいた音」は別の音色として、演奏中に切り替えが必要でしたが、「アーティキュレーション･ボイス」のバイオリン音色なら、鍵盤の弾き方を変えたり、ペダルについている左右のフット･スイッチを組み合わせて弾くことで、自然な演奏表現が可能です。

豊富なオルガン・サウンドと「ハーモニック･バー」の搭載
パイプ･オルガンからシアター･オルガン、ジャズ･オルガンまで、世界のオルガン銘機のサウンドを豊富に搭載。さらに、このシリーズから「ハーモニック･バー」を搭載し、リアルタイムかつ直感的にトーンホイール・オルガン本来の音づくりが可能となりました。また、オルガン音色にオーケストラ音色を重ねられる「ソロ･ハーモニック･バー」も新搭載。オルガンの音色の演奏に途中からブラスの音色を重ねるといったことも自由に直感的に行えるようになり、演奏表現の幅が大きく広がりました。

ウォーターフォール鍵盤を採用した広い音域の76鍵下鍵盤
下鍵盤はグリッサンドなどのオルガン奏法に最適なウォーターフォール鍵盤を新採用。76鍵と広い音域に加え、ダンパー･ペダルも搭載していますので、本格的なピアノ演奏も行えます。

伝統的なデザインに加えて、モダン･タイプも登場

・AT-900/AT-800：	キャビネットに天然木ウォールナット塗装仕上げを採用。オルガン伝統のデザインを受け継ぎながら、美しさにより磨きをかけました。
・AT-900C：	直線ベースのよりモダンな外観。本体/スタンド/足鍵盤のセパレート･タイプですので、可搬性に優れ、ご自宅のリビングからコンサートホールまで様々な場所での演奏が可能です。　また、足鍵盤は25鍵フル･ベースのPK-25A(税込価格\315,000)と20鍵のPK-7A(税込価格\94,500)から選択可能。お客様の目的や用途でお選びいただけます。

より見やすく快適な操作が可能なタッチ・パネル式大型カラー液晶画面
アトリエ･シリーズ発売以来一貫したパネル･レイアウトに加え、よりスムーズな操作が可能なタッチ･パネル式大型カラー液晶画面や、レジストレーションの選択/メニュー操作などがスピーディに行えるバリュー･ダイヤルを搭載しました。

リアルタイム演奏にこだわった新機能「Dビーム」
手のひらをかざすだけで効果音を鳴らしたり、音に変化をつけられる「Dビーム」を搭載。ミュート･トランペットのミュート具合や、サックスの微妙な音程変化をコントロールしたり、曲の最後でシンバルを鳴らしたり、アイデア次第で演奏を効果的に演出することができます。

世界中のミュージシャンとの競演気分が味わえる「アレンジャー(自動伴奏)機能」
スイング、カントリー、ボサノバなど、世界中のリズムに合わせて演奏することが可能。新ミュージック･アトリエ･シリーズに搭載されたリズムはすべてプロのドラマーが演奏した臨場感あふれるもの。下鍵盤で簡単なコードを弾くだけでリズムに合った伴奏が自動的についてくる「アレンジャー(自動伴奏)機能」を使えば、世界のさまざまな音楽を一人でアンサンブル演奏することも可能です。

外部記憶媒体にUSBメモリーを採用、データの互換性も確保
演奏用の音色設定や演奏曲のデータを記憶するための外部記録媒体に、「USBメモリー」を採用。また、従来機種とのデータ互換性も確保されていますので、買い替えをされるお客様の大切なデータもそのままお使いいただけます。

奏でる楽器からエンターテインメントも楽しめる楽器へ
新ミュージック･アトリエに市販のUSB CDドライブ(別売)をつなげば、お手持ちの音楽CDをミュージック･アトリエ本体のスピーカーで再生して一緒に演奏したり、携帯デジタル･オーディオ･プレーヤーを接続、好きな曲のボーカルをセンターキャンセルして、カラオケを楽しむことも可能です。
さらに、ミュージック・アトリエにお手持ちのテレビとDVDプレーヤーを接続すれば、DVDの映像を見ながら演奏を楽しむなど、音楽と映像を組み合わせた楽しみが広がります。

主な仕様

※詳しい仕様につきましては、ローランド・ホームページでご確認ください。

AT-900: http://www.roland.co.jp/products/jp/AT-900/
AT-900C: http://www.roland.co.jp/products/jp/AT-900C/
AT-800: http://www.roland.co.jp/products/jp/AT-800/

※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

この資料に関するお問い合わせ先

お問い合わせは、下記にお願いいたします お客様相談センター 050-3101-2555