ニュースリリース

2007年11月12日
ローランド株式会社
浜松市北区細江町中川2036-1
証券コード:7944

SD/CDレコーダー「CD-2e」発売

ローランド(株) (社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、ステレオ・マイク/スピーカーとCDドライブが一体化した「簡単操作のCDレコーダー」CD-2の後継モデルとして、新製品「CD-2e」を11月17日(土)から発売いたします。

「CD-2e」は、高性能のステレオ・マイクやステレオ・スピーカーの搭載により「音質」を大幅にグレードアップし、誰でも簡単に使えるよう操作性も大幅に向上。また、軽量でスリムなデザイン、さらに電池駆動対応により、どこでも気軽にお使いいただけます。

品名/品番 商品価格 発売日 初年度販売予定数
(国内・海外含)
SD/CD Recorder CD-2e オープン価格 2007年11月17日 10,000台

発売の背景

「自分の演奏を手軽に高音質で録音したい」− 楽器を演奏する人なら、誰もが一度はそう思うことでしょう。日頃の練習の成果を披露する発表の場はもちろん、日々の練習での演奏チェック、ピアノの先生なら生徒への教材作りで。楽器演奏の現場で使いやすい「レコーダー(録音機)」があると便利なものです。しかし、実際には「手軽さ」と「高音質」を兼ね備えたレコーダーが少ないのが現状です。比較的操作が簡単なマイク内蔵型のラジカセでは高音質な録音が望めず、比較的高音質なMDでも、簡単にダビングができないなど時間と手間がかかりました。

ローランドは、2005年にラジカセのような簡単な操作で、「録音」、「再生」から「CD作成」まで一台で可能なCF/CDレコーダー「CD-2」を発売。レコーダー機能に加え、スロー再生などの「スピード変更」、「キー・チェンジ(音程の変更)」、「リピート(反復)」、「メトロノーム」など、楽器の上達に役立つ機能も装備。楽器を演奏する人のためのレコーダーとして支持を得ました。

このたび発売する新製品「CD-2e」は、CD-2のコンセプトを受け継ぎながら、「音質」、直感的に使用できる「操作性」を大幅にグレードアップ。B5ノートサイズで厚さ46mmのスタイリッシュなデザインに加え、1.1kgという軽量化も実現(従来モデル3.1kgの約3分の1の重さ)。しかも、SDカードを使えば単3アルカリ乾電池6本で約6時間の録音が可能(SDカードは最大8GBまで対応)。持ち運びにも便利です。

液晶は日本語表示が可能、操作パネルやリモコンには日本語シートも付属しています。また、次の操作を液晶画面で案内する「かんたんガイド」機能もあり、機械が苦手な方でも戸惑うことなく操作できます。例えば、昔のカセットテープなど大切なアナログ・ソースをCDで残したいという方でも簡単にお使いいただけます。

「CD-2e」は、楽器を演奏する人のみならず、音楽を楽しむ人が気軽に使えるレコーダーです。

主な特長

ラジカセ感覚で手軽に高音質録音。電池駆動、リモコン操作も可能
CD-2eは、簡単なボタン操作で気軽に録音が可能なSD/CDレコーダー。ラジカセ感覚で誰でもすぐに使いこなすことができます。軽量かつスリムなデザインなので、個人での楽器演奏やバンド練習はもちろん、演奏会、音楽教室、会議場など、さまざまな現場に持ち込んで録音/再生できます。また、CD-2eは電池駆動※にも対応。単3アルカリ乾電池6本で約6時間の録音が可能で、電源の心配をせずに使用できます。さらに、CD-2eには専用のリモコンが付属。離れた場所からでも録音/再生、早送り/早戻し、ボリュームのコントロールなどが可能です。
※電池駆動は、SDメモリー・カードでの録音/再生のみ。CD-R/RWディスクでの録音/再生には付属の専用ACアダプターが必要です。

1台で簡単にオーディオCD作成。高性能ステレオ・マイクと高音質ステレオ・スピーカー内蔵
CD-2eは、本体だけでオーディオCDの作成が可能。パソコンや他のレコーディング機器を使用しなくても、手軽にオリジナルCDを作成できます。録音メディアには、CD-R/RWディスクの他にSDメモリー・カードを使用でき、パソコンとの連携もスムーズです。SDHC規格に対応し、最大8GバイトのSDメモリー・カードが使用でき、長時間の録音にも対応可能です。SDメモリー・カードに録音した音は、CD-2e本体で編集ができ、曲の移動や分割/結合はもちろん、カラオケなどに歌を重ね、ボーカル入りのオリジナルCDも簡単に作成できます。また、高性能ステレオ・マイクと高音質ステレオ・スピーカーを内蔵しており、録音したものをその場ですぐに聴くことができます。さまざまな外部入力にも対応しているので、例えば、ケーブル一本でカセットデッキとCD-2eをつなぎ、カセット・テープなど時間が経つとともに音が劣化してしまうアナログ・ソースをCDに保存することも可能です。

レッスンに役立つ機能を多数搭載
CD-2eは、歌や楽器などのレッスンに役立つ機能を数多く搭載。指定した範囲を繰り返し再生するリピート機能をはじめ、曲の再生スピードや音の高さを調整できる機能は、個人レッスンや楽曲の耳コピー、あるいは語学の勉強などにも大きな威力を発揮します。さらに、楽器練習には欠かせないチューナーやメトロノームなどの機能も充実。音楽教室やスタジオでのツールとしても最適です。また、CD-2eには歌や楽器のサウンドを豊かに響かせるリバーブ機能も搭載しています。シンプルな操作で簡単に残響付加ができるので、カラオケのボーカルや吹奏楽など、豊かな響きが欲しい場合に活用できます。

かんたんガイドでらくらく操作
CD-2eは、機械が苦手な方でも安心して使えるように「かんたんガイド」機能を搭載。本体画面に表示される案内に従ってボタンやつまみを操作していけば、簡単に録音やCD作成ができます。また、液晶画面は日本語表示に対応しています。操作パネルやリモコンに貼り付ける日本語シートも付属していますので、日本語での操作が必要なお子様やご年配の方にも簡単にお使いいただけます。さらに、購入したその日からすぐに使いこなせるようにガイドブックも付属。CD-2eの基本操作や録音のテクニックを分かりやすく解説しています。

録音環境をグレードアップするオプション品も充実

・  セミ・ハード使用の専用キャリング・ケース「CB-CD2E」(近日発売):
本体はもちろん、付属のアダプターやリモコン、録音用のCDやSDカード、電池、楽譜など必要なものを収納して持ち運びできます。
・  ステレオ・マイクロホン「CS-15R」(近日発売):よりこだわった録音をしたい方におすすめです。
・  ダイナミック・マイクロホンDR-30(商品価格\10,000)、DR-50(商品価格¥16,000)
・  モニター・ヘッドホンRH-300(商品価格¥16,800)

主な仕様

トラック数 2トラック(ステレオ)
サンプリング周波数 44.1kHz
信号処理 AD/DA変換:24ビット
レコーディング・モード SDメモリー・カード:WAV(44.1kHz、16ビット)
CD-R、CD-RW:オーディオCD
記録メディア SDメモリー・カード(64MB〜8GBに対応、SDHC規格対応)、CD-R、CD-RW
録音時間(単位:分) ■CD-RおよびCD-RWディスク
容量 録音時間(単位:分)
650MB 74
700MB 80
■SDメモリー・カード
容量 録音時間(単位:分)
256MB 23
512MB 46
1GB 93
2GB 190
4GB 373
8GB 763
※録音時間は目安です。カードの仕様などにより変わることがあります。
※録音されたファイルが複数ある場合は、合計の録音時間はこれより小さくなります。
※1曲あたりの録音時間は最大74分です。
録音曲数 99曲(SDメモリー・カード、CD-R、CD-RW)
オーディオ入力 内蔵マイク(ステレオ)
マイク入力端子(L/MONO、R):標準タイプ
ライン入力端子(L、R):RCAピン・タイプ
オーディオ出力 内蔵スピーカー(ステレオ)
ヘッドホン端子:ステレオ・ミニ・タイプ
ライン出力端子:ステレオ・ミニ・タイプ
周波数特性 20Hz〜20kHz(+0dB/-2dB)
規定入力レベル(可変) マイク入力端子:-51〜-14dBu(最大-2dBu)
ライン入力端子:-24〜0dBu(最大+12dBu)
規定出力レベル ライン出力端子:-10dBu(最大+2dBu)
入力インピーダンス マイク入力端子:20kΩ、ライン入力端子:9kΩ
出力インピーダンス ライン出力端子:1kΩ、ヘッドホン端子:22Ω
推奨負荷インピーダンス ライン出力端子:10kΩ以上、ヘッドホン端子:32Ω
ディスプレイ 16桁2行(バックライト付き)
外形寸法 267(幅)×183(奥行き)×46(高さ)mm
質量 1.1Kg
電源 ACアダプター、単3型(アルカリ乾電池)×6
消費電流 540mA
連続使用時の電池寿命:アルカリ電池 約6時間
※使用状態や電池、SDメモリー・カードの品種によって異なります。
付属品 取扱説明書、クイック・スタート、ガイドブック、ACアダプター、電源コード、日本語シート、
SDメモリー・カード、CD-Rディスク(ブランク)、リモコン、リモコン用電池(CR2025)

※0dBu=0.775Vms

CD-2e

※製品の仕様およびデザインは改良のため予告なく変更することがあります。
※詳しい仕様につきましては、ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/ でご確認ください。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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