ニュースリリース

2007年7月25日
ローランド株式会社
浜松市北区細江町中川2036-1
証券コード:7944

最新の音源回路にオーディオ/MIDIインターフェースを融合 次世代型音源モジュールSonicCell発売

ローランド(株)(社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、高い汎用性と拡張性とをそなえた次世代型音源モジュール(音源モジュールとは電子楽器に接続して音色を追加するための拡張用音源装置のこと)SonicCell(ソニック・セル)を、7月28日(土)から発売します。

SonicCellは、最新の音源回路と最新の音色を搭載し、USBを通した音声/MIDI(演奏情報)信号の送受や、USBメモリーからの音声/MIDI信号のストリーミング再生も可能とすることで、スタジオからライブ・コンサートまであらゆる音楽の場面にて使えます。また、スマートなボディと活動の場所を選ばない洗練されたデザインで、携帯性にも優れています。さらに楽曲制作ソフトも同梱し、購入したその日から音楽制作ができます。SonicCellは、新しい音楽制作環境を提案する次世代型音源モジュールです。

品名/品番 商品価格 発売日 初年度販売予定数
SonicCell オープン価格 2007年7月28日 10,000台(国内、海外含む)

主な特長

SonicCellは、次世代型音源モジュールと呼ぶにふさわしい、高い汎用性と拡張性を備えたシンセサイザーです。音源モジュールとしてだけではなく、パソコンと接続することで、パソコンと外部機器との間に音声やMIDI信号を送受できるインターフェースとしても機能します。さらにUSBメモリーからの音声/MIDIデータをストリーミング再生することで、コンサート・ステージにおいて伴奏部分だけをこれ1台のみで再生するなど、あらゆる音楽の現場で幅広い用途に対応できるように設計されました。パソコン上での楽曲制作環境において、ソフトウェア・シンセサイザーとは別の可能性を追求し、パソコンの処理能力に依存しないパワフルな音色や、パソコンに依存しない単体機器ならではの扱いやすい操作性、多機能性、そして手軽に持ち運べる可搬性など、SonicCellは、単体ハードウェア・シンセサイザーとしての存在感と可能性を最大限に秘めた新コンセプトのモデルとなっています。

使用頻度の高いアコースティック・サウンドを重視した内蔵音色
SonicCellは、トップ・モデル・クラスの高水準な音源回路に、新たに作成されたものを含む音色を贅沢に収録しています。特に、使用頻度が高く、パソコン上でのみ動作するソフトウェア・シンセサイザーだとパソコンに高い負荷をかけてしまうピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガン、ストリングス、ドラムなどのアコースティック・サウンドの充実に力を入れ、従来機以上の高品位な音色を数多く搭載。Fantom-Xシリーズで培ったノウハウを活かしたリアルなピアノ・サウンドや、新規サンプリングのドラム・キットなど、こだわりの高音質な音色が手軽に楽しめます。最大同時発音数は余裕の128音。もちろん、音色を大胆に編集できるシンセサイズ機能やマルチ・エフェクトも搭載されているので、音づくりの幅に制限はありません。さらに、音色を追加するウェーブ・エクスパンション・ボードSRXシリーズを搭載できるスロットも2基装備。高性能な内蔵音源に加えて、用途に合わせた自分だけの音色拡張も行えます。

パソコン上での音楽制作に威力を発揮するインターフェース機能
SonicCellは、24ビット/96kHz対応のUSBオーディオ・インターフェースとしても使用可能。これにより外部のギターやマイクロフォンの音を、パソコンに高音質のまま伝送しパソコン上にて録音することができます。外部入力端子には、あらゆる外部機器を選択できるようにXLRとTRSフォン端子の両方を接続できるコンボ・ジャックを採用。ライン入力、ファンタム電源供給にも対応したマイク入力、ギター/ベース用のハイ・インピーダンス入力など、さまざまな楽器/音楽機材を直接接続して、DAW(パソコン上での録音・編集ソフトウェア)での録音を行うことができます。またSonicCellは、MIDIインターフェースとしても機能。入力用の MIDI キーボード・コントローラーを接続するだけで、シンプルな音楽制作環境を構築することができます。

ライブ・ステージで活躍するMIDI AUDIO PLAYER機能
SonicCellは、USBメモリー接続端子を装備。パソコンに挿したUSBメモリーに保存したWAV/AIFF/MP3などの音声データやMIDIデータを、SonicCellでストリーミング再生させることが可能です。制作した楽曲のデータや、リズム・ループなどをUSBメモリーに入れて持ち運べば、複雑なセッティングを組むことなく、伴奏部分だけの再生が簡単に行えます。もちろん、付属のプレイリスト・エディターで再生する曲順などのプログラムをすることも可能。本体でも簡単にセッティングすることができます。

活動の場所を選ばない洗練されたデザイン
SonicCellは、スタジオ、ライブ・シーンを問わず、場所を選ばず活動できる洗練されたデザインとユーザー・インターフェースを実現。表示部には、高視野角/高輝度の有機ELディスプレイを搭載しているので、暗いステージ上でも正確に情報を確認することができます。また、数値入力ダイヤルは押し込むことでエンター操作ができるユニークな設計となっており、スピーディなコントロールが可能です。SonicCellのボディは、軽量/コンパクトなスマート・フォルム。凹凸の少ないフラットな構造なので、バッグなどへの収納が容易です。また、専用ブラケットBKT-S(別売)を使用すれば、卓上で使う場合に最適の傾斜をつけることが可能。BKT-Sとパッド・スタンドPDS-10(別売)を組み合わせることで、スタンド・タイプでのセッティングが行え、ライブ・ステージなどで威力を発揮します。

専用プラグイン・エディターとCakewalk SONAR LEを同梱
SonicCellは、専用プラグイン・エディターを付属。16パート・マルチの内蔵音源を、パソコンへの負荷を最小限に抑えながらソフトウェア・シンセサイザー感覚で音色編集、および制御することができます。プラグイン・エディターは、VSTi、AUに対応しているので、WindowsとMac両方のプラット・フォームで使用可能です。また、本格的な楽曲制作が行える好評のソフト「SONAR LE」も同梱。購入したその日から、高水準の制作環境で楽曲づくりをスタートさせることができます。

SonicCell

※詳しい仕様につきましては、ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/ でご確認ください。
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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