. Rolandニュースリリース 戻るホームページ
.   2005年12月16日
ローランド株式会社
浜松市細江町中川2036-1
(証券コード7944)
 
.
. .
.
品名/品番
発売予定
初年度販売予定数

24ビット/96kHz USB
オーディオ・キャプチャー
UA-4FX

2005年12月16日
30,000台

ローランド株式会社(社長:田中 英一 http://www.roland.co.jp/資本金:92億74百万円)は、レコードやカセット・テープの音源を、パソコンにデジタル録音、再生できる最先端オーディオ・キャプチャー機器、USBオーディオ・キャプチャー「UA-4FX」を、コンピューター・ミュージックに向けたブランド「エディロール」から発売いたします。

「UA-4FX」は2003年7月に発売した「UA-3FX」の機能を引き継ぎながら、最大24ビット/96kHzの高音質で録音できるオーディオ・キャプチャー機器です。通常のキャプチャー機器では録音が難しい豊かな音域を持つアナログ・レコードやカセット・テープといったアナログ音源を、USBケーブル経由で高音質なままパソコンに取り込むことが可能。デジタル・オーディオ・プレーヤーなどに転送することでアナログ音源をデジタル音源として聴くことが可能になります。

その他の大きな特長として、ローランドのモデリング技術「COSMテクノロジー」による、真空管アンプ・シミュレーターを搭載。真空管アンプの構造を緻密に解析し、再構成することで、高級真空管オーディオ・アンプのサウンドを演出します。また、「UA-3FX」で好評のさまざまなエフェクターもさらブラッシュアップ。ワンタッチで誰でも自分の好きなサウンドに変化させることが可能です。

音にこだわりをもっているアナログサウンドリスナーの音楽バックアップ用、リスニング用に、パソコンで作成した音楽のマスタリング用にと、ビギナーからプロフェッショナルまでご満足いただける性能をもった製品です。

商品についての概要は以下のとおりです。

主な特長

■最大24ビット/96kHzの高音質録音/再生が可能。

UA-4FXは、オーディオ・インターフェースの要であるデジタル/アナログ変換回路に最新のAD/DAコンバーターを搭載。最大24ビット/96kHzとスタジオ・クオリティの高音質録音/再生が可能です。また、デジタル出力時はドルビー・デジタル、DTS 5.1チャンネル再生にも対応しています。
※24ビット/96kHz時は録音と再生を同時に行うことができません。
※5.1チャンネル再生はWindows XPのみ対応しています。

■高精度&インテリジェント同期テクノロジー。

UA-4FX本体には、オーディオ・クロックを生成する際に高精度周波数カウンター、高分解能周波数ジェネレーターを採用し、これらをインテリジェントにコントロールすることで、透明感のあるサウンドと安定した動作を実現しています。

■3系統12種類の音質補正機能を内蔵

UA-4FXは、高音質録音/再生するだけでなく、録音時や再生時、マスタリング時に適切な音質補正が行えるエフェクターを12種類内蔵しています。

マスタリング用として、ノイズを除去するノイズ・サプレッサー、音の輪郭を際立たせてシャープにするエンハンサー、音圧を稼ぎながら全体のサウンドをまとめ上げ、HiとLoを独立して調整できるマルチバンド・コンプレッサー/リミッターを搭載。リスニング用として、センターに定位した音を目立たなくしてカラオケやマイナス・ワンの再生が可能なセンター・キャンセル、音質を補正するハイ・ブースト、ロー・ブースト、残響を加えるリバーブを搭載しています。

さらに、パフォーマンス・エフェクトとして、声を自在に変化させられるボイス・チェンジや、ギターを直接接続して音づくりが行える、COSMテクノロジーによるアンプ・シミュレーター&ディストーション、音に厚みと広がりを与えるコーラス、ディレイを装備。積極的なサウンド演出を楽しむことができます。
※24ビット/96kHz時は、エフェクトを使用できません。

■高級真空管オーディオ・アンプの暖かみのあるサウンドを表現。

UA-4FXは、COSMテクノロジーによる真空管アンプ・シミュレーターを搭載しています。真空管アンプの構造を緻密に解析し、再構築することで、暖かみのある豊かな音を実現。パソコンでの音楽再生に、高級真空管オーディオ・アンプのサウンドを演出することができます。もちろん、真空管の癖や暖かさを本体上のつまみで調節可能。音圧までもコントロールすることで、好みのサウンドをつくり上げることができます。

また、デジタル→デジタルによるレコーディングや、電子楽器/プラグイン・シンセのサウンドでは失われがちなサウンドの暖かみや、アナログならではの音の厚みをつくり出すことができます。

この真空管アンプ・シミュレーターは、リスニング時に威力を発揮するだけでなく、マイク入力によるレコーディング時に真空管プリアンプとして使用することもできます。

さらに、よりわかりやすい操作を実現するために、新設計の高級感のある大きく操作しやすいつまみに加え、パネル上に多くのLEDを装備。入出力レベルメーターもLR独立で装備し、視認性および高級感を高めています。
※24ビット/96kHz時は、真空管アンプ・シミュレーターを使用できません。

■ファンタム電源供給可能なマイク入力も装備。

UA-4FXは、コンパクトなボディに多彩な入出力端子を装備しています。RCAピンによるライン入力、ライン出力はもちろん、オプティカル・タイプのデジタル入力、デジタル出力端子も装備。また、標準タイプのギター/マイク入力、プラグイン・パワー対応のミニ・タイプのマイク入力に加え、XLRタイプのマイク入力端子も装備。XLRタイプのマイク入力はファンタム電源(48V)の供給も可能なので、コンデンサー・マイクによるレコーディングにも対応します。

さらに、MIDI IN/OUT端子も装備。1系統のMIDIインターフェースとしても使用でき、電子ピアノなどの接続にも便利です。

■すぐに録音/編集/再生が行えるソフトも付属。

UA-4FXは、簡単にオーディオ編集やMP3作成が行える「Sound it!3.0 LE for Windows」/「Sound it!3.0 for Macintosh」(インターネット社)と、パソコンだけで高品位なMIDI演奏が行えるソフト・シンセ「バーチャル・サウンド・キャンバス」も付属しています。

■OS標準ドライバー、WDM/ASIO 2.0ドライバーに対応

UA-4FXは、OS標準ドライバーに対応しているため、パソコンに接続するだけですぐに録音/再生が始められます。さらに、WDM/ASIO 2.0ドライバーにも対応し、低レイテンシーで高音質録音/再生が行えます。

UA-4FXは、パソコンのサウンド機能を強化したい方やDVDのサラウンド再生を手軽に実現したい方から、内蔵エフェクターを使ったサウンド加工を楽しみたい方、より高音質で本格的な音楽制作を行いたい方など、幅広いユーザー層に対応するUSBオーディオ・インターフェースです。
※OS標準ドライバー使用時は16ビット/44.1kHzで動作します。

UA-4FX主な仕様

●オーディオ録音再生チャンネル数:録音=1系統ステレオ、再生=1系統ステレオ ※REC SOURCEスイッチ=ANALOG→同時録音再生可能(96kHz時を除く) ※REC SOURCEスイッチ=DIGITAL→録音のみ可能 ●信号処理:PCインターフェース=24ビット、AD/DA変換=24ビット、内部演算精度=32ビット(エフェクト処理) ●サンプリング周波数:デジタル出力=44.1/48/96kHz、デジタル入力=44.1/48/96kHz、AD/DA変換=44.1/48/96kHz ※ADVANCEスイッチOFF時は、44.1kHzで使用可能 ●周波数特性:96.0kHz=20Hz〜40kHz(+1dB/−2dB)、48.0kHz=20Hz〜22kHz(+1dB/−1dB)、44.1kHz=20Hz〜20kHz(+1dB/−1dB) ●規定入力レベル:ライン・インプット・ジャック=−10dBu、マイク・インプット・ジャック(XLR)=−45〜−12dBu、マイク・インプット・ジャック(XLR以外)=−45dBu、ギター・インプット・ジャック=−30dBu ●規定出力レベル:ライン出力=−10dBu ●残留ノイズ・レベル:=−105dBu以下(信号対雑音比:108dB typ.)(入力1kΩターミネート、MAIN VOLUME:0dB、Monitor:off、IHF-A、typ.) ●インターフェース:USB、デジタル入出力(オプティカル=IEC60958に準拠) ※デジタル出力はPCM、Dolby DIGITALに対応 ●エフェクト:1.マスタリング・エフェクト=ノイズ・サプレッサー/エンハンサー/マルチバンド・コンプレッサー&リミッター、2. リスニング・エフェクト=センター・キャンセル/ハイ・ブースト/ロー・ブースト/リバーブ、3.パフォーマンス・エフェクト=ボイス・チェンジ/アンプ・シミュレーター&ディストーション/コーラス/ディレイ、4.チューブ・アンプ・シミュレーター=チューブ・アンプ・シミュレーター/マルチバンド・コンプレッサー&リミッター ●接続端子:ライン・インプット・ジャック(L、R)〈RCAピン・タイプ〉、マイク・インプット・ジャック(XLRタイプ、ファンタム電源)、マイク・インプット・ジャック(ミニ・タイプ、プラグイン・パワー)、ギター/マイク・インプット・ジャック(標準タイプ)、ライン・アウトプット・ジャック(L、R)〈RCAピン・タイプ〉、ヘッドホン・ジャック(ステレオ標準タイプ)、デジタル・イン・コネクター(オプティカル・タイプ)、デジタル・アウト・コネクター(オプティカル・タイプ)、USBコネクター(USB Type B)、MIDIコネクター ●電源:USB端子から取得 ●消費電流:360mA ●外形寸法:171.0(W)×126.8(D)×43.6(H)mm ●質量:335g(本体のみ) ●付属品:日本語パネルシート、USBケーブル、CD-ROM、取扱説明書、応用ガイド、使用許諾契約書(2枚)、ローランドユーザー登録カード、インターネット社ユーザー登録カード、保証書   (0dBu=0.775Vrms)

動作条件(Windows)

●対応OS:Microsoft(R) Windows(R) XP Home/XP Professional/Me/2000Professional/98 Second Edition ※すべて日本語版 ※Windows(R) XPのみ、ドルビー・デジタル、DTS 5.1チャンネルでお使いいただけます。 ※5.1チャンネル再生には、Intervideo社WinDVD Version 4以降が別途必要です。 ●対応パソコン:USBポートを装備したWindows(R)対応パソコン ●CPU/クロック:Pentium(R)、Celeron(R)、または互換プロセッサー/600MHz以上 ●メモリー:128Mバイト以上 ●必要なハードディスク空き容量:120Mバイト以上

動作条件(Macintosh)

●対応OS:MacOS 9、10.2.3以上 ※すべて日本語版 ●対応パソコン:USBポートを標準で装備しているMacintosh(R)シリーズ ●CPU/クロック:PowerPC G3/600MHz以上(PowerPC G4推奨) ●メモリー:256Mバイト以上 ●必要なハード・ディスク空き容量:120Mバイト以上

本製品は上記条件を満たす標準的なコンピューターで動作を確認しておりますが、この条件下での動作すべてを保証するものではありません。同一条件下でも、コンピューター固有の設計仕様や使用環境の違いにより処理能力が異なることをご了承願います。

USB2.0に対応したUSB端子に接続してもご使用いただけます。ただしUSB2.0に対応したUSB端子に接続した場合でもUSB1.0/1.1規格の機器として動作し、製品本体のパフォーマンスが変わるものではありません。
Transmeta Crusoeプロセッサー搭載機種では音切れが発生することが確認されております。
VIA社のチップセットを搭載したパソコンでは1GHz以上を推奨いたします。1GHz未満の場合、お使いの環境によっては録音再生時に音が途切れる症状が確認されています。
互換プロセッサーそのものの互換性に関しては保証しかねます。
Mac OS Xのクラシック(Classic)環境では動作いたしません。クラシック環境を起動していない状態でご使用ください。
Mac OS 9でお使いいただくには、OPCODE社のOMS 2.3.3以降、もしくはMark of the Unicorn社のFreeMIDI 1.35以降が必要です。OMS、FreeMIDIに対応していないソフトウェアではお使いいただけません。

※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。


■報道関係の方のお問い合わせは、下記にお願いいたします。

ローランド株式会社 総務部広報・IR担当
<浜松> 〒431-1304 浜松市細江町中川2036-1
TEL:053-523-3652   FAX:053-523-0008
<東京> 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-7
TEL:03-3251-0650   FAX:03-3251-5597

■一般のお客様のお問い合わせは、下記にお願いいたします。

DTMホットライン 050-3101-2570

■ニュースリリースのEメールによる配信をご希望の場合はkoho@roland.co.jpまでご連絡ください。
 

. ページの先頭へ 戻るホームページ