2000年7月17日
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ローランド株式会社(社長: 資本金:92億74百万円 http://www.roland.co.jp/ )は、プロ・オーディオ機器の新製品として、コンサートやイベント会場における音質補正やフィードバック(ハウリング)の除去に欠かせない、デジタル・グラフィック・イコライザーSRQシリーズを順次発売いたします。 コンサートの会場であるホールや体育館等では、建物の大きさや構造、材質により、音の伝わり方や残響等の音場特性が異なり、高域が響き過ぎたり、低域が唸ったりなど、音響にとって好ましくない状況が起こりがちです。そこでスピーカーから出力するサウンドの周波数に手を加え、できるだけフラットな音となるよう、音質補正を行なうのがグラフィック・イコライザーの役割です。現在でもアナログ製品が多く使われておりますが、高音質とロー・ノイズ化を追求するほど価格も高くなることは避けられませんでした。 SRQシリーズはデジタルならではの低歪、ロー・ノイズの高音質設計を、リーズナブルな価格で実現しました。また、アナログ・イコライザー同様に、パネル面にすべての周波数を表示することで、コントロールしたい周波数帯域をダイレクトに選択できたり、大型のディスプレイや視覚的に操作しやすいアイコン表示を採用するなど、これまでのデジタル・イコライザーに求められていた操作性も大きく向上いたしました。コンサート中など突発的にリアルタイムな音の制御が必要な現場でも、とくにその威力を発揮する機能を搭載しています。音響関連の現場に付きものであるフィードバックの除去も、従来のような勘と経験に頼ることなく行なえるようになります。 SRQシリーズは、デジタル・イコライザーとしての充実した機能と装備を満載するとともに、これまでのアナログ・イコライザーに慣れた人にも使いやすい操作性を実現した、ハイブリッドな感覚のデジタル・グラフィック・イコライザーです。
デジタルの高音質にアナログの操作性を備えたプロ・モデル。
確認しやすく操作しやすいユーザー・インターフェイスを採用。
スピーディ、確実なフィードバックの検出と除去。
デジタルならではの実践的な装備も充実。
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