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業績全体の概要

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第37期 業績全体の概況

 当期(2008年4月1日〜2009年3月31日)における世界経済は、米国に端を発した世界的な金融危機により急速に悪化し実体経済に大きな影響を及ぼし、景気の後退が深刻化しました。日本においては、急激な円高の進行に株式市場の低迷が加わり、非常に厳しい経済環境となりました。

売上高グラフ

 このような経営環境の中、電子楽器事業では、より多くの方に音楽を楽しんでいただける商品からプロ用の商品まで、商品ラインアップの拡充と新規需要の創造を図るとともに、流通チャネルの強化や、お客様への商品訴求に努めました。これにより、年度前半までは、国内外ともに新製品を中心に概ね堅調に推移しましたが、年度後半以降は、世界的な景気後退の影響を受け、主に北米や国内において販売が伸び悩みました。結果、売上高は、円高の影響が大きく、588億75百万円と前期比40億68百万円(6.5%)の減収、営業利益は、生産高の減少による原価率の悪化と円高の影響により14億89百万円と前期比17億95百万円(54.7%)の減益となりました。

 一方、コンピュータ周辺機器事業では、「カラー(業務用大型カラー・プリンター)」と「3D(3次元入出力装置)」の二分野を中心に積極的な事業展開を図りましたが、世界的な設備投資意欲の低下と円高の影響により、売上高は416億31百万円と前期比39億85百万円(8.7%)の減収となり、営業利益は生産高の減少や円高による原価率の悪化と販売費及び一般管理費の増加等により、59億40百万円と前期比41億8百万円(40.9%)の減益となりました。

 以上の結果、全体では売上高は1,005億6百万円と前期比80億53百万円(7.4%)の減収、営業利益は74億30百万円と前期比59億3百万円(44.3%)の減益となりました。

経常利益、当期純利益グラフ

 経常利益は、営業減益に加え、急速な円高の進行による外貨建資産等の為替差損が発生し、60億50百万円と前期比70億39百万円(53.8%)の減益となりました。

 当期純利益は、株式市場の低迷による投資有価証券の評価損の影響が大きく、10億47百万円と前期比25億73百万円(71.1%)の減益となりました。

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