2005年3月24日、愛知万博「愛・地球博」の前夜祭セレモニーとして、冨田 勲先生による「交響絵巻 源氏物語十二支」コンサートが愛知県立芸術劇場大ホールにて行われました。冨田先生の「源氏物語」といえば、1998〜1999年にかけて行われた国内外のコンサートをはじめ、ライブ版、スタジオ版ともにCD化もされています。今回は万博のために大きな改訂が行われ、新たなテーマを加えた90分の長編作品にスケールアップされました。

 楽曲的には、従前の源氏物語シリーズ同様、フル・オーケストラと邦楽楽器の共演を基調とし、シンセサイザーを加えることで、厚みと広がりを与え、文字通り壮大なシンフォニーに仕上がっていました。シンセサイザー演奏は、ローランドのイベントでもおなじみ篠田元一氏。シンセのサウンドは8chによるサラウンド効果が施され、冨田先生ならではの世界観が表現されていました。

 ローランド製品はFantom-X8を音源とマスター・キーボードに、MV-8000を8Chマルチアウトのサンプリング音源として使用。多彩なサウンドが客席を飛び回る演出でした。またV-Synth XTにプリインストールされたボーカル・デザイナーとFantom-X8のクワイアーをレイヤー。浮遊感のあるコーラス・サウンドが観客を魅了していました。

 なお、このステージの模様はNHKのBS-Hiで放映(下記参照)が予定されています。ぜひご覧ください。

4月10日(日) 16:30 〜18:00 NHKデジタル衛星ハイビジョン
4月24日(日) 08:10 〜09:40 NHKデジタル衛星ハイビジョン