常陸大宮市立第二中学校

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校内合唱コンクールで、電子ピアノを有効活用。
震災からの復興を力強くアピールしました。


常陸大宮市立第二中学校 山田 聡 先生

【対象学年:全学年】

茨城県にある常陸大宮市立第二中学校の目指す学校像は 、「一人一人を生かす創意と意欲に満ちた学校」。音楽の授業や行事においても、まさにその内容のとおり、創意と意欲に満ち溢れたエネルギッシュな活動をしている学校です。
昨年秋の校内合唱コンクールでは、電子ピアノ グランド・タイプの「RG-3F」が活用され、話題となりました。
また、担当の山田先生は、「音楽科におけるICT(Information and Communications Technology 情報通信技術)」の研究活動も積極的に行なっていらっしゃいます。
特に、録音機器もICT機器の一つと捉え、SD/CDレコーダー「CD-2i」を授業や吹奏楽部の活動にも積極的に活用されており、実際の活用内容などの話もお伺いしました。

電子ピアノ「RG-3F」が、移動の難しいグランドピアノの代替楽器として大活躍!

常陸大宮市立第二中学校では、毎年秋に校内合唱コンクールが行われているのですが、昨年度は震災で使用予定のホールが使えず、開催が危ぶまれました。そんな中、体育館で敢行。
舞台は床に設営したため、伴奏のピアノは可搬性に優れ、見栄えも良いグランドタイプの電子ピアノ「RG-3F」が使用されました。
昨年度のコンクールのスローガンは「響かせよう最高のハーモニーを深めよう友との絆を」。震災からの復興を深くアピールする内容で、各学年クラス毎に課題曲と自由曲の2 曲を発表。その他、PTA 合唱やゲスト演奏家による独唱やピアノ演奏、3学年による合唱(吹奏楽部伴奏)など盛り沢山のコンクールとなりました。
RG-3F は、クラス合唱(約35名)、全体合唱(約200名)、吹奏楽伴奏での合唱(約100名)と多彩な場面で活躍。コンクール後のゲストによるピアノ独奏のショパン作曲「幻想即興曲」でも活用されました。来場者の多くの方々からは、すばらしい演奏はもちろん、その音質の良さに絶賛の声が寄せられました。

CD-2i を活用して、音楽の授業、部活動の指導が変わりました!

「授業では、歌唱や器楽でも、録音することを生徒たちに告げるだけで、適度な緊張感を生み出します。また、録音したものを再生することで、自分たちの演奏を客観的に評価することができます。きちんと評価するためには、高音質の録音が不可欠となりますが、「CD-2i」なら、いつでもどこでもだれでも簡単に高音質録音ができるのがいいですね。」と山田先生。
先生は、吹奏楽部の顧問も担当されていらっしゃいますが、部活動でも、積極的にCD-2iを活用されています。「録音することで演奏後の振り返りが可能になりますし、録音中、教師や指導者は、児童・ 生徒に深く関わって、演奏のクオリティを上げることに専念できるんです」とお話されていました。

また、記録や記念用としてCDを作成することも積極的に実施されています。授業でそれなりに仕上がった合唱や合奏を録りためておき、学期や学年の最後に記念としてプレゼントすることもあるそうです。
「最初は、1年間分をまとめて渡していましたが、1年の終わりに向けてクラスを盛り上げていくことを考えると、途中に渡す方が学級への所属感を高めるという点で効果的なんです。さらに、3年生最後の授業は、毎年、1時間録音し続けています。特に思い出に残った歌や卒業式で歌う曲に、生徒は一生懸命取り組みます。最後の授業後、その録音した音源が欲しいという生徒がいれば、渡すこともあるんですよ。」と山田先生。
もちろん、前述の合唱コンクールも毎回録音されており、3年間の記録を1枚のCDにして、手作りのCDジャケットも作って配布されているとのことです。

山田先生は、「CD-2i」の魅力は決して録音とCD作成だけでないと話されています。
優れた再生機能として、「スピード変更」、「キー変更」、「リピート機能」を搭載している点だということです。
「キーを変えることなく速くしたり、遅くしたりできる」、「スピードを変えることなくキーを高くしたり、低くしたりできる」、「何度も、繰り返して同じ場所が聴ける」という機能は、単純に、既存の教材CDを再生するだけで実現できるので、ピアノなど楽器が弾けなくても授業が成り立つというわけです。
また、「ミックス(多重)録音ができたり、オリジナルの教材CDをすぐに作成できるので、授業や部活の指導の準備に本当に役立っています。」と山田先生。
例えば、合唱のピアノ伴奏だけを録音しておきます。実際の伴奏者の演奏を録音しておいて、それを使用して学級で練習に使用したところ、範唱CDに比べて、録音した演奏の方が児童・生徒は歌いやすいことが多いとのことでした。

右の写真は、音楽室の様子です。音楽の授業ではノートパソコンと電子黒板を使って楽譜を投影しながら、CD-2iで録音もされています。部活では教室にあるモニター・スピーカーを使って、チューニング・キーボードの音を拡声。またそれに合わせた演奏をCD-2iで録音し、同じスピーカーで再生されます。演奏の振り返りが効率良く行なえるとのことです。
「CD-2i」のように、高音質で録音できる機器は、まさに「音楽科におけるICT (Information and Communications Technology・情報通信技術)機器」といって良いと山田先生はお話されています。
もっともっと多くの教員の方に、幅広く活用され、効率的、効果的な授業が行われることを強く熱望されていらっしゃいました。
常陸大宮市立第二中学校は、これからも最先端のICT機器を取り入れた音楽の授業で、ますます音楽への創意、意欲が湧き上がっていくことでしょう。

常陸大宮市立第二中学校で活用されている電子楽器

電子ピアノ/ミュージック・プレーヤー

レコーダー

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