旭川市立知新小学校

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小学校の歌唱の授業でレコーダーが活用されました。

柴田明子先生

第55回北海道音楽教育研究大会旭川大会の公開授業(小学校・歌唱)にて、SD/CDレコーダーCD-2u(1台)とステレオアンプBA-330(2台)が活用されました。柴田先生は5年生の担任。日本の歌曲の良さを味わいながら、思いや意図をもって「表現の工夫」ができたかどうかを確認するための教具としてレコーダーを活用されています。具体的には、子どもたちが演奏した後、先生が一方的に指導するのではなく、まずは録音したものを再生してみんなで聴き、「表現の工夫」が実際に思い通りできたかどうか、客観的に確認して次の演奏へとつなげていく、という手法を授業に取り入れられています。実際に授業を取材してまいりました。テーマは「詩と音楽を味わおう」、教材名は「冬げしき」(文科省唱歌、作詞作曲不詳)、授業の目標は「歌詞や旋律に合う表現を工夫しよう」です。

まずは旋律を見て表現を工夫していく

まず授業の目標をみんなで確認したのち、子どもたち各自のイメージで歌ったものを録音しておきます。次にどのように歌えば旋律に合う表現ができるのか、みんなで意見が交わされました。どこを強く歌ってどこを弱く歌うのか?曲の山はいったいどこか?それを確認したのち、声の音量で歌いわけられるかを実際に演奏して録音します。それをすぐに再生して聴き返しをします。子どもたちから「もう少しわかりやすく曲の山は歌ったほうが良かった」などの意見がでました。それをふまえてもう一度演奏して録音します。それをまた、すぐに再生して聴き返しをします。子どもたちの思ったとおり表現が工夫されていていました。そこで、最初に録音した演奏をあらためて聴きます。自分たちの演奏が明らかに素敵になっていることを実感。子どもたちはとても充実した表情です。

録音中

聴き返し

客観的に聴いた自分たちの演奏について意見交換

次に歌詞に合う表現を工夫していく

次に歌詞を見ていきます。「こういう言葉だからこういう風に歌いたい」という意見がみんなで交わされました。「さ霧消ゆる」の部分は朝のイメージで静かに歌いたい、「小春日の」の部分は暖かく歌いたいなど、活発に意見が出ました。ではどうすればそれらを表現できるのか。顔の表情や口の開き方を工夫すれば思い通りの表現ができるのではないか。具体的には、一番を歌うときは口を縦に開けて、二番を歌うときは口を少し横に広げて暖かいイメージで歌ってみる。そうすれば自分たちの思ったとおりに表現できるか、録音して聴き返しをします。そして見事、イメージどおり歌い分けられている自分たちの演奏を聴いて、子どもたちは感動していました。

再生される音へのこだわり

ローランドと柴田先生との出会いは2013年4月。上記の公開授業を成功させるために高音質で録音・再生できる機材をお探しでした。「聴き返しの指導で効果を出すためには、子どもたちが演奏するたびに工夫する微妙な表現をはっきり確認できるレコーダーとアンプが必要」と柴田先生。当社は音楽指導で実績と定評のあるセット、SD/CDレコーダーCD-2u(1台)とステレオアンプBA-330(2台)をステレオリンクしてご紹介しました。試した機材の中で一番良い、音に臨場感がある、とのことで当社機材をご使用いただくことになりました。

アンプBA-330はステレオリンクで使用

国語科でもレコーダーを活用しています

北海道の先生はクラス担任制。柴田先生は国語科の音読でもSD/CDレコーダーCD-2uを活用されています。区切りをはっきりして読めるか、強調すべきところ、声量の変化など、音読を録音して客観的に「聴き返し」をしてクラスみんなで考える。音楽の歌唱と同じ指導効果があるとのことでした。

先生が子どもたちに対して一方的に教え込むのではなく、演奏を録音して客観的に「聴き返し」をすることにより、どうすれば自分たちの演奏がより素敵になるかをクラスみんなで考える。子どもたちが授業にいきいきと、積極的に参加している姿がとても印象的でした。

旭川市立知新小学校で活用されている電子楽器

レコーダー

多用途アンプ付きスピーカー(電池駆動)

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