学校法人上田学園 あかつき幼稚園

  • 部活動・学校行事
  • 音楽づくり/創作
  • 歌唱 / 音楽

幼児期の情操教育に電子楽器は必需品です


学校法人上田学園 あかつき幼稚園 理事長:上田 貢三先生

【対象学年:幼稚園 年中・年長】

大阪府堺市西部に位置する「あかつき幼稚園」では、幼児期の情操教育の活動として積極的に音楽に取り組んでいます。その中でも特に合奏に力を入れ、楽器を使った本物のアンサンブルを園児が体験できるように年間カリキュラムを作成されています。「幼児期の情操教育に取り組んで30年、電子楽器は必需品です」と熱く語られる あかつき幼稚園 理事長の上田先生にその活用事例について伺いました。

事例1【七夕おんがくかい】

七夕の夕方から園庭で行う演奏会では、デジタルピアノとアンプシステム、そしてシンセサイザーや電子パーカッションなどを活用しています。
鍵盤ハーモニカの練習がはじまったばかりの年中さんは、先生が弾くデジタルピアノに合わせて、マリンバやビブラフォン、さらに大太鼓や小太鼓、シンバルなどを使った“リズム合奏”を披露します。
ピアノの音にこだわりたい、そして広い園庭にいらっしゃるみなさんに美しいピアノの音を届けたいという想いから、ローランドのデジタルピアノを使用しています。

一方、年長さんの演奏には先生方が参加することはなく、全てのパートを園児だけで演奏しています。前列に鍵盤ハーモニカ、中列にシンセサイザー、後列には、マリンバやビブラフォン、グロッケンなどの鍵盤打楽器、サイドにはVドラムをはじめパーカッションが並んでいます。
園の方針として、実際の楽器で本物の音を経験させてあげたいという想いはありますが、現実的には幼児がヴァイオリン、トランペット、フルートなどを演奏することは難しいので、シンセサイザーを積極的に使って原曲の音をできる限り再現しています。
パーカッションパートでは、Vドラムの音色を曲ごとに切替えて、ある時はJ-POPのドラムとして、クラシックやバラードではティンパニとして、またラテンの曲ではボンゴやコンガとして活用しています。
また、楽器の移動や屋外での演奏でもVドラムはとても便利です。これが積極的に電子ドラムを活用する理由です。

事例2【生活発表会】

毎年2月に泉北ニュータウン泉ヶ丘駅前にある「ビッグ・アイ 多目的ホール」にて生活発表会を開催しています。
午前の年少・年中のお遊戯では照明も使いカラフルに演出。年長のオペレッタではイメージに合わせて背景ドロップや大道具・小道具も使い雰囲気のある演出となります。
また、BGMや効果音は、ミュージック・プレイヤーMT-90Uを使って、音程やテンポを変更して再生したり、メロディーパートを消してカラオケにして再生したりするなど、電子楽器ならではの機能を活用しています。
午後の各学年2クラス合同のコンサートでは、シンセサイザーやVドラムなどを活用しています。
年少はリズム合奏、年中は迫力ある演奏、そして年長は優雅にそしてカッコ良く演奏し、いずれも園児とは思えないすばらしい演奏を聴かせてくれました。

【本番に向けての練習風景】

事例3【幼児音楽フェスティバル】

大阪府保育研究会が主催する「幼児音楽フェスティバル」は、大阪市、堺市近郊の幼稚園や保育園が数多く参加する合同演奏会です。あかつき幼稚園からは年長の2グループが出演し、卒園前のしめくくりの音楽会となります。
1週間前の「生活発表会」で演奏した曲の中から「皇帝円舞曲」と「情熱大陸」を演奏しました。
「皇帝円舞曲」ではシンセサイザーのストリングス音を使って、ウインナーワルツのテンポ感や抑揚を優雅に雰囲気たっぷりに表現。「情熱大陸」では、強弱のある早いフレーズをマリンバで見事に揃えて演奏し、シンセドラムもカッコ良く決めてくれました。ベースパートでは、シンセサイザーをベースアンプにつないで、バスキーボードとして使用しました。

「七夕おんがくかいの頃と比べると、格段に上達した迫力満点なすばらしい演奏を披露してくれました!」と、その成長ぶりを語る上田理事長先生の笑顔がとても印象的でした。
この合同演奏会では、多くの幼稚園と保育園が、アンサンブルを華やかにするためにシンセサイザーやキーボード・アンプを活用されており、電子楽器は幼児の器楽合奏にしっかり定着しているようでした。

あかつき幼稚園で活用されている電子楽器

キーボード/シンセサイザー

電子ピアノ/ミュージック・プレーヤー

電子パーカッション/電子ドラム

アンプ付きスピーカー

このページの上へ